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2012.03.30

「春がきた」展

なかなか来ない……と足踏みしがちだった今年の春。ようやく木々が芽吹きはじめ、春の訪れを感じられるようになりました。気がつけば来週からは4月です。4月5日(木曜)〜15日(日曜)は「春がきた」展を開催します。会期直前ではありますが、ようやくDMも完成。これまでにないイラストをメインにしたDMは、企画展にも参加していただくやまさき薫さんに製作していただいたもの。ざらっとした質感の紙にシルクスクリーンに似た“リソグラフ”で印刷した風合いの魅力を、PCの画面上で伝わらないのがなんとも残念です。しかも今年から、企画展のご案内をメールで配信しており……楽しみにしていただいている方には申し訳ありません。当日はやまさきさんのアートやポストカードも販売する予定なので、ぜひ現物を楽しみにいらしてくださいませ!企画展のメインとなるのが、陶芸家やガラスの作家さんにつくっていただいた花器。先日、今回初出展してくださる陶芸家の野村亜矢さんの工房におじゃましてきました。愛知県安城市ののどかな田園地帯に、突如現れる凛とした平屋の建物にまずびっくり。工房とお母さまが営む「花と器 野むら」が併設されていて、珪藻土壁に李朝や骨董家具が調和する店内に、娘の亜矢さんの作品をはじめ田鶴濱守人さんらシンプルで力強い気鋭の作家の器が並んでいました。「自分の世界をつくるには建物からつくらないと」と建築家と一緒に作り上げたとうかがって、男前なお母さまの言葉と空間にほれぼれしました。野村さんの器は手びねりで、鉋やノミで削って独特のテクスチュアに仕上げるのが特徴です。あえて時間と手間がかかる手びねりで作陶される理由を尋ねると「轆轤でつくると自分と人のものと見分けがつかない気がして。自分らしさを表現するための方法としてたどり着いた」というお返事がかえってきました。家に帰って、野村さんの器を眺め、その丁寧なものづくりをあらためて実感。copseの空間に野村さんの作品がどんな風に映えるか今から楽しみです。

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