【小さな器展イベント】「小さな器と暮らそう」
<7月14日(土)19時〜>
飯田橋の駅近く、小さなビルの階段を登った2階に
「茜夜」という小さな店があります。
階段の下に出された看板も、初めてなら思わず通り過ぎてしまうほど控えめ。
一人でふらりとやってくる女性も多く、
本を読んだり、静かな光の中でくつろいだり。
ビジネス街の一角で、秘密にしておきたくなるとっておきの場所です。
コプスも小さな店ですが、茜夜もまた負けず劣らずの狭さ。
キッチンはわずか3畳ほど。
小さいのはスペースだけでなく、お箸やおしぼり〝こつまみ〟という名の
小さな器で出される料理まで、あらゆるものに及びます。
「スペースに合わせて道具を厳選すると
自然にこのサイズに落ち着きました」と店主の柳本あかねさん。
実はあかねさん、「茜夜」店主のほかにグラフィックデザイナー、
二級建築士、日本茶インストラクターなど多彩な肩書きの持ち主。
数々の経験に培われた感性が、無駄なく美しく、そして心地よい空間に
かたちとなって現れているのでしょう。
さらに最近、ご自宅を一軒家から約30平米のマンションへとサイズダウンジング。
30平米というとぴんと来なくても、約10畳のワンルームと聞くと改めてびっくりしませんか?
一人暮らしならまだしもご主人と二人暮らしにも関わらず。
住まいが狭くなったというのに窮屈さはみじんもなく「自由で身軽になりました!」と
そのコンパクトな暮らしを楽しんでいるご様子。
昨年、著書『小さな家の暮らし』にも心地よい暮らしの秘訣をまとめられました。
狭いより広い方が、小さいより大きいことがいいに決まっている!
一度広げた風呂敷を小さくするなんて無理!と思い込んでいましたが、ちょっと待てよ。
街も住まいも、暮らしも、どんどん規模を広げるこれまでの発想ではなく、
身の丈にあったコンパクトなサイズを目指すのが、これからの時代にふさわしいのかも、、、?
そんな気づきから生まれた今回の「小さな器展」。
ぜひ、小さな暮らしや器選びの楽しさを教わりたく、初日の夜にあかねさんをお迎えします。
コプスが一夜だけ「茜夜」になって、こつまみや飲み物を楽しみながら、
あかねさんにお話を伺うという贅沢なひととき。
小さな暮らしを極めるというとストイックな人をイメージしますが、
小さなことにはこだわらなさそうな?おおらかなお人柄もまた、あかねさんの魅力。
楽しい夜になりそうです。
イベント「小さな器と暮らそう」
日時:7月14日(土曜)19時〜
お話と料理:柳本あかね(「茜夜」店主)
参加費:¥4000+tax(料理とドリンク付き)
*ただいま、満席にてキャンセル待ちのみ受付中です。
お申し込みはメールアドレスと携帯電話を添えて
info@copse.bizにお願いします。
