【12月の企画展】羊をめぐる冒険〜「粗清草堂」の羊服・羊品展
<12月6日(金)〜14日(土)>
		
		ウールフェルトの小物や洋服を手がける「粗清草堂(そせいそうどう)」のご紹介。
「粗清草堂」があるのは北海道北部、
旭川と稚内のほぼ中間に当たる美深という小さな町。
村上春樹の長編小説『羊をめぐる冒険』のモデルになったと言われている場所です。
 主宰する逸見吏佳さんは羊に魅せられ、導かれるようにして
主宰する逸見吏佳さんは羊に魅せられ、導かれるようにして
17年前にこの小さな町に移り住みました。
そして美深の羊牧場で毎年刈り取られる羊の毛が大量に廃棄されるという現実を知り
「捨てられてしまう羊毛を生かしたい」と
かつて羊毛専門店に勤めた経験を生かしてワークショップや
ルームシューズの制作をはじめることに。 「せっかく作るなら個性豊かな羊の毛をそのまま
「せっかく作るなら個性豊かな羊の毛をそのまま
生かしたものづくりをしたい」と、フェルトにするのが特徴。

 バッグやショールをはじめ、最近は洋服のバリエーションも増えましたが、
バッグやショールをはじめ、最近は洋服のバリエーションも増えましたが、
どれも羊毛を型紙の上に載せて、縮絨(摩擦)させるという
極めてシンプルな作り方で、縫製することなくコートまで仕上げます。
「捨てるものを生かしたいと始めたことだからできるだけゴミや無駄を出したくない。
縫製せず仕上げるのもゴミを出さないための工夫のひとつなんです」
画期的ともいえる方法でつくられる服や小物は軽くて温かく、何より個性的!
ただし、手に入る羊毛は食用のため雑種が多く毛質が安定せず
フェルト化しづらいという問題が。 純血種の羊毛を混ぜれば解決することがわかりましたが、そのほとんどが輸入品。
純血種の羊毛を混ぜれば解決することがわかりましたが、そのほとんどが輸入品。
そこで2年前からフェルト化しやすいテクセル種という羊を飼いはじめ
まさに羊を育てるところから、作品に仕上げるまで関わります。 今回の展示では「粗清草堂」の羊服・羊品をご紹介するだけでなく
今回の展示では「粗清草堂」の羊服・羊品をご紹介するだけでなく
作品が生まれる美深の魅力もお伝えしたいと思い、
一年で3週間しか採取できないという白樺樹液をボトリングした「森の雫」や、
地元産の食材を生かしたヴィーガン菓子工房「一二三草堂」の焼き菓子も到着の予定。
また今年オープンしたばかりの美深白樺ブルワリーから
白樺樹液で醸造したクラフトビール 「Wild Sheep Chase(羊をめぐる冒険)」が
届くというスペシャルなおまけまでついています!
 12月6日には逸見吏佳さんのお話会も予定していますので
12月6日には逸見吏佳さんのお話会も予定していますので
ぜひ、楽しみにいらしてください。 「羊をめぐる冒険〜北海道美深「粗清草堂」の羊服・羊品」展
「羊をめぐる冒険〜北海道美深「粗清草堂」の羊服・羊品」展
12月6日(金)〜14日(土)*会期中無休
逸見吏佳さん在店日:12/6、12/7
<イベント>
12月6日 18時〜 逸見吏佳さんのお話会「羊をめぐるものづくり」
参加費2000円(白樺ビールと美深の野菜を使ったフードつき)*お申し込みはメールアドレスと携帯番号を添えてinfo@copse.bizまで、お願いします。




 
			 
							 
							 
							 
							