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2018.06.07

【7月の企画展】小さな器〜手のひらの豊かな世界〜
<7月14日(土)〜21日(土)>

7月は小さな器をテーマにした器展を行います。
食いしい坊なので、ちょこちょこいろんな料理をつまむのが好き。
だから食卓には小さな器がちまちま並びます。
どん!と大皿に盛り付けても結局、料理ごとに器に取り分けることが多々。
美味しいものを少しずついただく幸せ。
小さな器が並ぶ食卓はとても豊かな気がします。IMG_4289「大は小を兼ねる」と思いがちですが、さにあらず。
小さな器は組み合わせも楽しく、個性豊か。
副菜が多い食卓には小さな器が思っている以上に
活躍するということもあり、かねがね小さな器の企画をあたためてきました。
何より手のひらサイズの中に個性がぎゅっと凝縮されて、
とても大きな広がりを感じるのです。
今回の展示では、五寸を目安に小さな器をご紹介します。
考えてみれば器は今も、寸法で表されることがほとんどで、
慣れないと五寸って一体何センチ??と戸惑う人も多いはず。
この尺貫法と呼ばれる寸法は、身体感覚から生まれた尺度。
一寸は親指の幅と同じでおよそ3㎝、
親指と人差し指を広げた長さは「咫(あた)」と呼ばれる
約5寸=約15㎝の大きさだから、手に馴染むのも当然。
道具として日々の暮らしに調和する器をつくる作家の多くが
今も寸法を基本にものづくりをしているというのは
とても理にかなっていること。
「立って半畳、寝て一畳」と言われる日本の住まいと同様、
身体感覚と美意識が、器にも根ざしていると気づかされます。7月
今回の展示に、ご参加くださるのはガラスと陶の5名の作家さん。
今回初めてコプスでご紹介の斉藤幸代さんは、
「型打ち」と呼ばれる型で、凹凸で多彩な模様を描きます。
キルンワークを手がけるオオタ硝子研究室の作品は、
シンプルながらどこかいびつな表情が、なんとも言えず魅力です。
そのほか、白磁を主に手がける関口憲孝さん
九谷の伝統に新風を吹き込む樋山真弓さん、パート・ド・ヴェールで透明感あふれる作品をつくる八木麻子さん
素晴らしい作家さんにご参加いただけ見応えのある展示になりそうです。
小さな器の楽しみ方を教わる小さなイベントも予定しています。
ぜひお楽しみに!

<小さな器〜手のひらの豊かな世界〜>
7月14日(土)〜21日(土)*会期中無休
陶:斉藤幸代、関口憲孝、樋山真弓
ガラス:オオタ硝子研究室、八木麻子
こちらのブログでも作家さんのご紹介をしています→

イベント「小さな器と暮らそう」→
日時:7月14日(土曜)19時〜
お話と料理:柳本あかね(「茜夜」店主)
参加費:¥4000+tax

お申し込みはメールアドレスと携帯電話を添えて
info@copse.bizにお願いします。

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