【2月の企画展その1】静閑の森
<2月7日(金)〜15日(土)>
2月はcourircourirのワイヤーアートを中心に
髙井弓さんのガラスや、
木工の蝶野秀紀さんの3人展です。
極細の針金で草花を表現するcourircourir。
針金という無機質な素材ながら
一瞬の表情を閉じ込めた造形は
命を宿したもののように儚く美しく。
凛と佇むワイヤーが冬の終わりの森を思わせます。
髙井さんもまたガラスを用いて
植物や鉱物といった自然をモチーフにしているのが特徴。
今回はワイヤーの植物を引き立てる花器や
照明もガラスで作っていただきました。蝶野さんは〝ハナノウツワ〟を中心にご紹介。
それぞれの素材が引き立てあう様子を
お楽しみください。
2月7日(金) 〜2月15日(土)
「深閑の森」
courircourir(ワイヤー)
髙井弓(ガラス)
蝶野秀紀(木工)
<イベント>
2月11日(火・祝)髙井弓さんの茶席「深閑」参加費2200円(お菓子と抹茶つき)
和菓子作家でもある髙井さんが手作りのお菓子とお茶をご用意くださいます。
courircourir(クリールクリール)
針金で植物を表現。
無機質な素材の向こうに、
瞬間の美しさをモノクロームの世界に表現する
髙井弓
ガラスを中心に制作。植物をモチーフに
季節を愛で、ストーリーに満ちたオブジェを手がける
蝶野秀紀
漆器を手がける一方で、ドライフラワーや
ワイヤーを引き立てる〝ハナノウツワ〟を提案
2025年企画展スケジュール
今年も企画展を中心に営業を予定しております(企画展の日程以外はおやすみ)。
*予定は変更する可能性もありますので事前にご確認の上、おでかけください。
1.10〜18 オオタ硝子研究室(ガラス)
1.24〜2.1 樋山真弓(陶)+すはらゆう子(漆)
2.7〜2.15 courircourir(ワイヤー)+高井弓(ガラス)+蝶野秀紀(木工)
2.21〜2.24 ひかりあれ(せつ、宇宴、内藤千鶴、konacona. きみえ、flùr、kappōbe、nalu )
3.7〜3.15 矢萩誉大(陶)+村井大介(陶)+小宮崇(ガラス)
3.20〜3.29 紙上征江(陶)
4.4〜4.12 朝ごはん展(藤本羊子、三浦ナオコ、八木橋昇、北村妙子、曲物工房清水)
4.18〜4.26 nutte(服)+ SUI(シューズ)
5.9〜5.17 壷田和宏、亜矢+高田谷将宏+廣瀬泰樹+松山マユミ
5.23〜6.1 ワーペンウエフト2025
6.6〜6.14 菊地大護(ガラス)
6.19〜6.27 ezu(服)
7.4〜7.12 松本美弥子(陶)+藤田永子(金工)
8.22〜8.30 カレーとピクルス(星耕硝子ほか)
9.5〜9.13 西田陽子(版画)+時松宏樹(木工)
9.19〜9.27 栁川晶子(陶)
10.3〜10.5 s-clothes-tree (服)と仲間展
10.10〜10.18 七尾うた子(陶)
10.24〜10.28 HOUSEHOLD INDUSTRY 武田伸之(金工)
11.1〜11.6 加藤あゐ(陶)
11.8〜11.16 SARAXJIJI(服)
11.21〜11.29 オクムラジュンコ(陶)
12.5〜12.10 羊をめぐる冒険vol.7
12.13〜12.20 遠藤素子(陶)+福西一記(陶)+波多野裕子(ガラス)+濱端弘太(木工)
【2025年1月の企画展その2】樋山真弓(陶)+すはらゆう子(漆)
<1月24日(金)〜2月1日(土)>
工芸が生きづく石川で
伝統を引き継ぎながら
新たなものづくりをする二人の作家の作品展です。樋山真弓さんは九谷焼の産地で活躍。
いろどり豊かな絵付けが魅力です。
すはらさんは山中塗の産地、山中温泉が拠点。
漆に金彩や朱赤で、自由に描きおわんやお皿が特徴です。
いずれも伝統の技を基本に、自由であたらしい感性で
ものづくりを追求されています。
北国の暮らしを昔から彩ってきた
豊かなものづくりをご覧ください。
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2025.1.24 Fri〜2.1 Sat
「冬を彩る」
樋山真弓(陶)
すはらゆう子(漆)
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<樋山 真弓>
石川県金沢市生まれ。
石川県九谷焼技術研修所本科を卒業後、2008年九谷青窯に入社
2012年独立。現在、石川県能美市にて作陶
<すはらゆう子>
京都生まれ。
美術高校で漆芸を専攻後、高岡短大(現富山大学)入学
金沢美大伝統工芸聴講生、金沢卯辰山工芸工房を経て
98年より加賀市で制作
【12月の企画展その2】Julia Mori(陶)+北山栄太(木工)
<12月13日(金)〜21日(土)>
陶芸家のJulia Moliと、木工作家の北山栄太の
二人展「Nocturne」を開催します。
静かに響く夜想曲(ノクターン)の調べ、
大切な人と囲む、あたたかな食卓。
ノエルの季節にふさわしいJulia Moliの陶に、
北山栄太のシックな木のうつわが陰翳を描きます。
おふたりによるコラボ作品も登場する予定。
スペシャルな共演を楽しみにお越しください。混雑を避けるため、初日の14時半まで事前予約の方のみの入店となります
(14時半以降はどなたでもご来店いただけます)。
ご予約を希望の方は下記、お目通しくださいませ。
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<初日の事前予約について>
12月13日(金)11時半〜14時半まで、50分ごとの入れ替え制
①11時半〜12時20分 5名
②12時半〜13時20分 5名
③13時半〜14時20分 5名
*ご予約開始は12月6日(金)22時〜 info@copse.bizにて承ります(。
*「12月13日初日来店希望」の表題で、ご希望の時間帯とお名前、お電話番号(携帯)を記載ください。
*お一人ずつのご予約をお願いします。
*ご連絡くださった全員の方に2〜3日中にお返事いたします。
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2024.12.13 Fri〜12.21 Sat
「Nocturne」
Julia Moli(陶) @juliamoli_._._._ceramics
北山栄太(木工) @eita_kitayama
〈在廊日〉
Juliaさんー12/13.14
北山さんー12/13
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<Julia Moli>学生時代に彫刻を学んだ後、
瀬戸の窯業校で学び独立。
岐阜県恵那市の築100年を超える元旅館を拠点に活動。
陶土の枯渇問題にも注目し、
再生陶土を取り入りた作品つくりに取り組むなど
循環型社会を視野に未来のあるものづくりを目指す。
彫刻のように美しいオブジェやうつわなど
ひとつひとつ異なる表情で作り上げる
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<北山栄太>
1977年生まれ 兵庫県出身
服飾専門学校、木造住宅プレカット工場、鉄工所にて溶接、ガス切断、住宅や倉庫等の躯体から内装、外装等を学ぶ。
2006年 2級建築士取得。
関東に移住し住宅リフォーム、店舗内装、家具制作等に関わる。
2016年12月より作家活動を開始。
2019年 宮城県に移住。
草木染めや鉄媒染によりニュアンスのある色合いに仕上げる。
木本来の持ち味を生かしてシンプルにして力強い作品を手がける。
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【11月の企画展その1】「集いの食卓」
<11月1日(金)〜9日(土)>
日暮れが早くなり、夜が楽しい季節になりました。
大切な人と、ゆっくりと食卓を囲むひとときを
豊かにしてくれる照明やうつわのご紹介です。
テクスチュアが料理に映える鏡原愛莉さんのうつわ、
石原多見子さんの手びねりの器やclay+glass、
シャープながらエレガントに輝く菊地大護さんのガラス、
照明からプレートまで空間に美しく映える竹元彰吾さんの木工。
深まる秋にご紹介したいと、大切に温めてきた企画です。
やわらかな光がそそぐ日中、暮れゆく夕刻。
時間ごとに異なる様子も、ぜひお楽しみください。
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11月1日(金)〜11月9日(土)
「集いの食卓」
鏡原愛莉(陶)
石原多見子(陶、ガラス)
菊地大護(ガラス)
竹元彰吾(木工)
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鏡原愛莉
1997年 香川県出身
2020年 京都府立陶工高等技術専門学校卒業
2023年 多治見市陶磁器意匠研究所卒業後、独立
石原多見子
1973年 埼玉県生まれ
1994年 武蔵野美術大学短期学部 工芸科金工専攻
1996年 武蔵野美術大学彫刻科卒業
1998年 福岡県宮若市にて陶の仕事を始める
陶作品のほか、clay+glassの作品などオブジェも手がける
菊地大護
2018年富山ガラス造形研究所造形科卒業後、
ピーターアイビー工房流動研究所に勤務
現在 、富山ガラス工房 勤務
竹元彰吾
1986年 熊本県生まれ
2005年〜2011年 東京藝術大学で彫刻を学ぶ
2011年 福岡に移住
2021年 木工作家として活動を開始
【9月の企画展その1】「白露」色原昌希(磁器) 相馬佳織(ガラス) 豊田豪史(木工)
<9月6日(金)〜14日(土)>
猛暑も少しは和らぐころ、お茶をテーマに3人展を開催します。白磁の茶器を得意とする色原さん、
グレイッシュなガラスを手がける相馬さん、
素朴さに洗練が宿る木工の豊田さん。
3名のうつわを使って中国茶会も開催します。
それぞれの素材が重なり響きあう瞬間、
ほっとひと息つきたくなるひとときの道具たちを紹介します。
2024.9.6Fri〜 14Sat
「白露」
色原昌希(磁器)+相馬佳織(ガラス)+豊田豪史(木工)
<イベント>
「白露の茶会」
日時/9月8日(日)詳細はこちら→◎
色原昌希(磁器)
1988年 徳島県生まれ
2015年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2021年 陶磁器メーカー勤務を経て独立
村上雄一に師事し、岐阜県瑞浪市にて作陶
相馬佳織(ガラス)
青森県青森市生まれ。
秋田公立美術工芸短期大学 窯芸硝子研究科卒業後、
「ガラス工房 橙」勤務
2016年に「FUKU glassworks」設立
2018年4月に長野市にアトリエを移転し、直売店「FUKU tenpo」をオープン
豊田豪史(木工)
1985年大分市出まれ。
2012年静岡県清水職業訓練校木工科卒業後、
大分県湯布院町にて木地師の元で4年間の挽物の修行をする。
2016年春に竹田市へ移住し、「木暮らし舎」として独立。
職人として培った確かな技術を活かし、オリジナル商品の製作も行う
【2月の企画展】Kuromame(照明)+長浜由起子(陶)+ 萬次郎家具(木工)
<2月9日(金)〜2月19日(土)>
2月はKuromameの独創的な照明を中心に
アンティークを思わせる長浜由起子さんのうつわと
萬次郎家具の木工作品をご紹介します。捨て去られる古道具のパーツをアクセントにつくる
Kuromameの世界観から
展示のタイトルを「dans un rêve」としました。
フランス語で〝夢の中で〟の意。
夢かうつつか。
冬から春へと、うつろう季節に、
不思議な世界に迷い込んだようなひと時を楽しみください。
2024.2.9 Fri〜2.17 Sat
「dans un rêve」
Kuromame(照明)
長浜由起子(陶)
萬次郎家具(木工)
<在廊日>
2/9 長浜由起子
2/10〜11 萬次郎家具
Kuromame
土屋美津子さんと、ご主人で金属溶接職人の等一さんのおふたりで制作。
捨て去られるようなアンティークや古道具のパーツをアクセントに、
幻想的な小さな灯りを手がける。長浜由起子
武蔵野美術短期大学陶磁専攻科卒業後、卒
陶芸家に師事した後に独立。
2003年に横浜に工房を移す。
今回はアンティカシリーズを中心に出展萬次郎家具(高須義彦)
精密機器メーカーに勤務後、早期退職して
職業訓練校で木工を学び2015年に益子町にて独立。
岩手県産の素材を使い、家具からプレートや
カトラリーまで幅広く手がける。
【2024年企画展カレンダー】
2024年が始まりました!
リニューアルも完了し、
今年はたくさん、初めましての作家さんをお迎えします。
盛りだくさんな、実り多い一年になりますように!
1月12日〜1月20日
s-clothes-tree(服)
1月26日〜2月3日
船木智仁(漆)
2月9日〜2月17日
黒豆(ブリコラージュ、照明)+長浜由紀子(陶)+萬次郎家具(木工)
3月1日〜3月4日
「ひかりあれ」(せつ、宇宴、内藤千鶴、kappobe、きみえ、konacona.)
3月15日〜3月23日
「Botanicalガラス編」(秋山光男、沖澤康平、硝子の種、角田依子、maruglass、麗)
3月29日〜4月6日
「Botanical陶編」(伊藤萌子、荻野善史、長田佳子、加藤あゐ、中根楽)+solxsol(多肉植物)
4月12日〜4月20日
中本純也 陶展
5月10日〜5月18日
RiRiN(陶)+芒(金工)
5月24日〜6月1日
井上湧(竹)
6月7日〜6月15日
ripple洋品店(服)
6月21日〜6月29日
音喜多 美歩(陶)
7月12日〜7月20日
塚本友太(陶)+津村里佳(ガラス)
7月26日〜8月4日
ワーペンウエフト2024(YAMMA&はらっぱ)
8月23日〜8月30日
matka(苧麻)+中村桃子(草編み)+絲綴(庄内刺子)
9月6日〜9月14日
色原昌希(磁器)+相馬佳織(ガラス)+木暮らし舎(木工)
9月20日〜9月28日
石塚花弓+加地学+呉瑛姫(陶)
10月4日〜10月12日
大隈美佳(陶)+たじまひろえ(絵)
10月19日〜10月26日
SARAXJIJI(服)
11月1日〜11月9日
石原多美子(陶)+鏡原愛莉(陶)+竹元影吾(木工)+菊地大護(ガラス)+波多野裕子(ガラス)
11月15日〜11月19日
MIKI KAWAMURA(バッグ)
11月22日〜11月30日
アトリエKAHIKA(鉄+テキスタイル)
12月6日〜12月10日
粗清草堂(羊服、羊品)
12月13日〜12月21日
北山栄太(木工)+Juliamoli(陶)
*現時点(2024年1月現在)の予定です。お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
【1月の企画展その2】船木智仁 漆展
<1月26日(金)〜2月3日(土)>
暦のうえで、一年の始まりにあたる立春を前に、
富山・滑川で制作す船木智仁さんの漆展を開催します。地元材を巧みに刳り出し、
蒔地漆や銀漆といった手法で
金属を思わせるマットで力強い漆器を作る船木さん。
今回は蓋ものやカトラリーなど新作にも挑戦されました。
陰翳に富むうつわに合わせて北海道の「和菓子工房 ニセコ松風」さんに、
お菓子の販売(1/26〜)と、和菓子講座をしていただきます。
彩り豊かなお菓子が、ニュアンスに富んだうつわの魅力を一層引き立てます。
1月26日(金)〜2月3日(土)
船木智仁漆展「春翳」
<ワークショップ>
「和菓子工房 ニセコ松風」の和菓子教室
札幌とニセコで和菓子教室を主宰する渡辺麻里さんの出張講座です。
立春にぴったりの「うぐいす餅」と「柚子餅」の2種を教わります(試食とお土産付き)。
日時/1月29日(月) ①10:30〜12:00 ②14:00〜15:30
参加費/6600円
定員/6名
*お申し込み受付開始は1月10日10時〜。
**ご参加希望の方はお名前、お電話番号、第一希望と第二希望の時間を添えてメール(info@copse.biz)もしくはインスタのDMからお申し込みください。
【11月の企画展その1】仁城逸景 漆展
<11月3日(金)〜11月11日(土)>
岡山県で制作されている仁城逸景(にんじょう・いっけい)さんの漆器展を開催します。
先日、久しぶりに井原市の工房を訪ねました。
広々とした工房には大小にくり抜かれた生地や、挽かれたお椀が
そこかしこに積まれていました。「毎日使える普段使いのうるし」をテーマに作られる、
シンプルを極めた飽きのこないうつわ。
父・義勝さんの作風を引き継ぎ、
木を挽くところから、漆を塗るところまですべて一人で行い、
木を守る程度に、最小限にうるしは塗って仕上げるため、
使うほどに木目が浮かび上がり光沢を放つうつわに育ちます。工房の2階のうるし部屋では、義勝さんが修理の仕事をされていました。
義勝さんは2020年に引退されましたが、その後も毎年戻ってくる
うつわたちの修理や、逸景さんの手伝いをしながらうるしに向き合っています。
そして今回、義勝さんの時代から人気だった入れ子椀を逸景さんが復活させました!
一汁三菜に必要なうつわがセットになった、
まさに〝用の美〟の魅力に富んだ、暮らしの道具です。普段使いのお椀やリム皿、ハレの日に活躍の大鉢や角鉢、お重なども揃う予定。
入れ子になる角鉢も必見!お花見やおもたせにと活躍します。毎日の暮らしに、力強くも温かみに富んだ木のうつわをお迎えください。
仁城逸景 漆展
「まいにち、うるし」
11月3日(金、祝)〜11月11日(土)