【12月の企画展その2】集いの食卓
<12月13日(土)〜12月20日(土)>
今年の最後を彩るスペシャルなうつわ展。
個性あふれる3名の陶芸家とガラス、木工の作品が揃います。
遠藤素子さんの耐熱器、
福西一記さんのシックなうつわ、
福森泉さんのレース皿や手びねりの造形、
濱端弘太さんの手彫りの木工、
波多野裕子さんのニュアンスを帯びたガラス。
集うことの多い季節。
食卓にぜひ、ご活用ください。
12.13 Sta〜12.20 Sta
「集いの食卓」
遠藤素子、福西一記、福森泉(陶)
濱端弘太(木工)
波多野裕子(ガラス)
<イベント>
konacona.のシュトレンとジャムの販売
【11月の企画展その2】オクムラジュンコ陶展
<11月22日(土)〜11月29日(土)>
愛知県でオブジェを手がけるオクムラジュンコさんの展示を開催します。
おだやかな笑みに、ふくよかなボディ。
オクムラさんがつくるのは、発掘された土偶や埴輪を思わせる造形です。
オクムラさんが土と出会ったのは7〜8年前。
たまたま参加した野焼きのイベントで土の魅力に開眼したのを機に、
陶芸の経験や知識のないまま、突き動かされるように湧き出るイメージをかたちにしてきました。
「何かつくろうとしてもうまくいかない。気づくと目の前にカタチが現れる」と、
手びねりで成形した後、野焼きや釉薬で焼いて赴くまま仕上げます。
先日、見学させていただいた野焼きも、ドラム缶に作品を入れて廃材で半日焼くというラフなスタイル。
しかも火がまだ燻っているときに取り出し、水を掛けて仕上げるという、自由で大胆なものづくりに感服しました。
原初の時代や人に想いを馳せ、遊ぶように楽しみながら手を動かし、粘土という大地と一体となる瞬間。
手のひらからひとつひとつ生まれる作品は、素朴で力強く御守りみたいな存在です。
関東でははじめての展示となります。
心のともしびとなる大切な出会いを楽しみにお越しください。
____________
「はじまりのかたち」
オクムラジュンコ 陶展
11.22 Sat〜 11.29 Sat
オクムラジュンコさん在廊日 ー 11/22

【10月の企画展その1】七尾うた子 陶展
<10月4日(土)〜10月9日(木)>
国籍不問の古びた佇まいのうつわたち。
七尾うた子さんのつくるうつわは、
国や時代を超えた自由な存在感を放ちます。
蹴轆轤で成形したのち、赴くままに絵付けしてつくるうつわたち。
滋賀県長浜市の工房には、
映画のポスターやイラストを飾った壁に
「うた子はできる!」の自筆の書が。
作品と同様、おおらかで感性のむくまま
作陶されているように見えますが、
努力に勝る天才なし!と納得。
手にする人を幸せにするうつわたちを
ぜひ楽しみにお越しください。
___________________________
七尾うた子 陶展
「天才・うた子の元気が出るうつわ!!」
10月4日(土)〜 10月9日(木)
*初日10/4 七尾うた子さん在廊
<イベント>
「うた子のバーNight」
10/4 18時〜 参加費3300円
うた子さんが自作のうつわで料理をご用意くださいます。
ナチュラルワインとお楽しみください。
____________________________
<七尾うた子>
大阪府生まれ
丹波焼の石田陶春氏に師事
北海道でご主人で陶芸家の七尾佳洋さんと築窯後、
2015年に滋賀県長浜市に移窯。
【9月の企画展その2】栁川晶子 陶展
<9月20日(土)〜9月27日(土)>
栁川晶子さんの個展のお知らせ。
朽ちた佇まいに、濃淡を描く青が趣を醸すうつわたち。
成形したあと一度、水に沈ませ手の跡を消すという、独自の手法を追求する栁川さん。
はかなげな詫びた造形に、普遍の美が宿ります。
「自然に委ねる時間は発見と感動の連続で、頭の中で描いたことがちっぽけに感じる」。
土への深い眼差しから生まれる、尊いうつわたちにどうか触れてみてください。

*初日は14時半まで事前予約制となります。詳細は下記をご参照ください。
_______________
「はかなく たゆたう 蒼きうつわ」
栁川晶子 陶展
9月20日(土)〜27日(土)
*初日、栁川さん在廊予定
_______________
栁川晶子 @akikoyanagawa
1987 東京都生まれ
2011 明治大学文学部心理社会学科 卒業
2017 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
現在、神奈川県鎌倉市にて作陶
_______________
【5月の企画展】「土と火」(壷田和宏、亜矢+高田谷将宏+廣瀬泰樹+松山マユミ)
<5月10日(土)〜17日(土)>
むくむくと万物が萌え出る季節に、
手のひらから大地を感じるうつわたちを
ご紹介します。
みずから土を掘り、窯を築き、炎に委ねる。
それぞれ手法は異なりますが
自然と向き合い作品へと昇華させる姿に
ものづくり本来の尊さを感じます。
ただひたむきに土と、火と向き合う。
おおらかで土味に富んだうつわたちの
鼓動をぜひ感じてください。
壷田和宏、亜矢(つぼたかずひろ あや)
1972年 三重県伊賀市生まれ(和宏)
愛知県安城市生まれ(亜矢)
1995年 愛知県芸術大学陶磁器専攻科卒業後、
愛知県長久手市に登窯を築窯
2000年 三重県伊賀市融栗谷に穴窯築窯
2009年 宮崎県高千穂五ヶ所に登窯築窯
阿蘇を見渡す大自然のなかでヤギや烏骨鶏と
暮らしながらおおらかなうつわを手がける

高田谷将宏(たかたや まさひろ)1977年 高知県出身
2011年 愛知県立窯業高等技術専門校 卒業
2015年 常滑にて作陶
薪窯で力強く風合いに満ちた作品を追求
廣瀬 泰樹(ひろせ たいき)
1987年 愛知県生まれ
2016年 栃木県益子町の製陶所勤務
2017年 益子町で築窯
2020年 鳥取県移住・三々窯(さんさんがま)開窯
地元の原土を採取して成形し、主に薪窯で焼成

松山マユミ(まつやま まゆみ)
1973年 大阪府生まれ鹿児島育ち
2016年 子どもの陶芸クラブの手伝いを機に作陶をスタート
2024年 大阪・池田「GULIGULI」にて初個展
風化したようなテクスチュアを追求し、
化粧土および野焼きを加えて趣に富んだ器をつくる

_____________________________
5月10日(土)〜17日(土)
「土と火」
壷田和宏、亜矢
高田谷将宏
廣瀬泰樹
松山マユミ
_____________________________
<初日の入店について>
初日は13時半まで事前予約の方のみのご入店となります。
①11時半〜12時半 5名
①12時半〜13時半 5名
<お申し込み方法>
4月25日10時〜受付開始します。
「土と火」初日来店希望の表題で下記を明記の上、
info@copse.bizにメールでお申し込みください。
1、お名前
2、お電話番号
3、①と②を、第2希望まで明記してください。
_____________________________
_____________________________
【4月の企画展その1】はるの朝ごはん展
<4月5日(土)〜13日(日)>
植物が芽吹く、はじまりの季節。
新学期、新年度、、、新しい生活がはじまる人も多いはず。
そんな季節を朝ごはん展から始めます。
慣れない日々も、元気にもりもりスタートすれば、一日をパワフルに過ごせそう。
朝ごはんにぴったりの、とっておきのうつわや道具が揃います。
なお初日13時半まで事前お申し込みの方のみの入店となりますのでご了承くださいませ。
__________________________________
「はるの朝ごはん」
2025.4.5 Sat 〜4.13 Sun
藤本羊子 三浦ナオコ 八木橋昇(陶)
北村妙子(ガラス)
曲物工房清水(せいろ、弁当箱)
__________________________________
初日は14時半まで事前予約の方のみの入店となります。
*14時半〜ご予約なしでご来店いただけます。
__________________________________
<ワークショップ>
「和せいろをつくろう」
講師:清水貴康(曲物工房清水)
日時:4月8日(火)10時〜/14時〜(所要時間約2時間)
定員:各回6名
参加費:9900円*直径21センチの和せいろを製作します。
*木屑がつくことがありますので気軽な服装でお出かけください。
*持ち帰り用の袋をご持参ください。
「tottoさんに教わる元気のでる朝ごはん」
講師:黄川田としえ
日時:4月11日(金)11時〜(所要時間約2時間)
定員:6名*キャンセル待ちのみ受付中
参加費:7700円*デモンストレーションの後、試食会をします。
*筆記用具をご用意ください。
__________________________________
<参加作家>
藤本羊子
春色の手びねりのうつわ
三浦ナオコ
ニュアンスに富んだ白の陰影
八木橋昇
スープからお粥まで活躍
北村妙子
エレガントな耐熱ガラス
曲物工房清水
木の香がごちそう
【3月の企画展その2】紙上征江 陶展
<3月20日(木・祝)〜29日(土)>
ニュアンスを帯びた風合いや、アンティークを思わせるフォルム感。
時間を経てきたもののような、静けさと存在感。
紙上征江さんのうつわには、
和洋や時間を超えた普賢的な魅力が備わり、
手にする人の心をとらえます。
グレイッシュなまほろばシリーズと、白のうつわが揃います。

__________________________
紙上征江 陶展
「Nostalgie」
2025.3.20 Thu〜3.29 Sat
__________________________
【3月の企画展その1】村井大介(陶)+矢萩誉大(陶)+ 小宮崇(ガラス)
<3月8日(土)〜15日(土)>
春のはじまりと冬の終わりが出会うころ。
はらはらと舞い落ちる雪が、ふわりと溶けて沫(あわ)となる。
村井大介さんの陰翳を帯びたチタン釉のうつわ、
矢萩誉大さんのはかなげな白磁、
小宮崇さんのパウダースノーのようなガラス。
うつろう季節を、美しいうつわとともに。
_____________________________
2025.3.8 Sat 〜 3.15 Sat
「沫雪」
村井大介(陶)
矢萩誉大(陶)
小宮崇(ガラス)
_____________________________
(作家プロフィール)
村井大介 Daisuke Murai
1979年 三重県生まれ
2004年 名古屋大学大学院修士課程終了(フランス文学)
2012年 愛知県立瀬戸窯業高校セラミック陶芸専攻科卒業
2014年 愛知県瀬戸市に工房を開設
矢萩誉大 Takahiro Yahagi
1986年 山形県生まれ
2011年 東北芸術工科大学大学院 修了
2013年〜NPO職員や工業高校の非常勤講師を経て、
2015年 山形県村山市に工房を開設
小宮崇 Takashi Komiya
1985年 埼玉県生まれ
2009 明星大学日本文化学部造形芸術学科ガラスコース卒業
2009年〜 新島ガラスアートセンター、富山ガラス工房勤務を経て
2017年より富山県にて作家活動を開始
2023年 富山県砺波市に工房開設
2025年企画展スケジュール

今年も企画展を中心に営業を予定しております(企画展の日程以外はおやすみ)。
*予定は変更する可能性もありますので事前にご確認の上、おでかけください。
1.10〜18 オオタ硝子研究室(ガラス)
1.24〜2.1 樋山真弓(陶)+すはらゆう子(漆)
2.7〜2.15 courircourir(ワイヤー)+高井弓(ガラス)+蝶野秀紀(木工)
2.21〜2.24 ひかりあれ(せつ、宇宴、内藤千鶴、konacona. きみえ、flùr、kappōbe、nalu )
3.7〜3.15 矢萩誉大(陶)+村井大介(陶)+小宮崇(ガラス)
3.20〜3.29 紙上征江(陶)
4.4〜4.12 朝ごはん展(藤本羊子、三浦ナオコ、八木橋昇、北村妙子、曲物工房清水)
4.18〜4.26 nutte(服)+ SUI(シューズ)
5.9〜5.17 壷田和宏、亜矢+高田谷将宏+廣瀬泰樹+松山マユミ
5.23〜6.1 ワーペンウエフト2025
6.6〜6.14 菊地大護(ガラス)
6.19〜6.27 ezu(服)
7.4〜7.12 松本美弥子(陶)+藤田永子(金工)
8.22〜8.30 カレーとピクルス(星耕硝子ほか)
9.5〜9.13 西田陽子(版画)+時松宏樹(木工)
9.19〜9.27 栁川晶子(陶)
10.3〜10.5 s-clothes-tree (服)と仲間展
10.10〜10.18 七尾うた子(陶)
10.24〜10.28 HOUSEHOLD INDUSTRY 武田伸之(金工)
11.1〜11.6 加藤あゐ(陶)
11.8〜11.16 SARAXJIJI(服)
11.21〜11.29 オクムラジュンコ(陶)
12.5〜12.10 羊をめぐる冒険vol.7
12.13〜12.20 遠藤素子(陶)+福西一記(陶)+波多野裕子(ガラス)+濱端弘太(木工)
【2025年1月の企画展その2】樋山真弓(陶)+すはらゆう子(漆)
<1月24日(金)〜2月1日(土)>
工芸が生きづく石川で
伝統を引き継ぎながら
新たなものづくりをする二人の作家の作品展です。
樋山真弓さんは九谷焼の産地で活躍。
いろどり豊かな絵付けが魅力です。
すはらさんは山中塗の産地、山中温泉が拠点。
漆に金彩や朱赤で、自由に描きおわんやお皿が特徴です。
いずれも伝統の技を基本に、自由であたらしい感性で
ものづくりを追求されています。
北国の暮らしを昔から彩ってきた
豊かなものづくりをご覧ください。
************
2025.1.24 Fri〜2.1 Sat
「冬を彩る」
樋山真弓(陶)
すはらゆう子(漆)
************
<樋山 真弓>
石川県金沢市生まれ。
石川県九谷焼技術研修所本科を卒業後、2008年九谷青窯に入社
2012年独立。現在、石川県能美市にて作陶
<すはらゆう子>
京都生まれ。
美術高校で漆芸を専攻後、高岡短大(現富山大学)入学
金沢美大伝統工芸聴講生、金沢卯辰山工芸工房を経て
98年より加賀市で制作