天草から吹く風〜森山至 陶展
9月は熊本県天草で作陶されている森山至さんの個展です。
天草は熊本の西端の、海に浮かぶ120もの島々。
今は本土と橋でつながっていますが、
独自の文化と歴史が息づく地域として知られています。
展示の打ち合わせを兼ねて先日、お邪魔したら
朝釣ってきたという新鮮なお魚が食卓に!
お刺身をメインに彩り豊かな野菜がずらりと並ぶ食卓は、
山海に恵まれた天草の魅力を凝縮させた豪華版。
魚も野菜も新鮮だから、必要以上に手を加えなくても
とびきりのご馳走になります。


うつわも同様。
「あくまで料理を引き立てる脇役だから」と
控えめにしておおらかなうつわを手がけます。
天草陶石と呼ばれる磁器土の産地としても知られ、
昔から陶芸が盛んに行われていた地元に生まれた森山さんが、
「自分にしかできないことをしよう」と活動を始めたとき
身近に手に入る素材を活用するのは自然の成り行きでした。
マツやカシの灰釉は焼成を工夫して、美しい緑色に、
近くの山から土を掘り出すところからつくるうつわは、
鉄分を含んだ土が変化して力強い表情を浮かべます。
最近は、知人の塩工房で廃棄されるカルシウムを
アクセントに使った、白いうつわも登場。

素材との出会いから生まれる表情豊かなうつわが
料理をさりげなく引き立て、毎日の食卓で活躍します。
東京で初となる森山至さんの個展。
ぜひうつわから、おおらかで美しい天草の自然を
感じていただけましたら幸いです。

「天草から吹く風〜森山至 陶展」
9月23日(金・祝)〜10月1日(土)*会期中無休
森山さん在店日ー9月23日
https://copse-shop.net/?mode=grp&gid=2430260
今年のテーマは「手仕事布をはじめなおす」。

今回は「白」と「黒」を中心に、小鉢や大鉢、プレートなど



新しい命を迎え、初めての土地での暮らしが、少しずつ明るく確かな方へと向かい始めたように、
*ご参加お申し込みはオンラインショップからお願いします→






先日、開催を前に、久しぶりに桐生のショップに伺いました。

こちらは以前からある、もう一つのショップスペース。
もちろん久美子さんと夫の開人さんの二人三脚も健在。
新たなスペースに昨年末には、リップルの活動を振り返る本も上梓されました。
吉村さんは以前、コプスで開催した久美子さんと開人さんのお話会に参加され、お二人のものづくりと
陶芸家の大隈美佳さんと、アーティストのたじまひろえさん。
コプスでもおなじみ大隈美佳さんは
田島さんの絵に合わせてフレームも!
はじめましての、たじまひろえさんは、
絵を布にプリントして作る洋服やバッグも可愛い!


ふたりが独自の視点で描く、おおらかな自然の情景をお楽しみください。


会津木綿の織元工場「はらっぱ」と、エプロンブランド「ウーフ(woof)」のエプロンを始め、
*エプロンは一部受注(納期は約1ヶ月)。


子供の時から編み物に親しんでいた河村さん。
地道な作業こそ丁寧に、手間を惜しまず仕上げます。
最近はフリンジやフリルをプラスして華麗に進化。
今回はどんなバッグに出会えるか楽しみです。

一緒にご紹介するのはシューズブランド「SUI]。
ギャザーつきの新作のシューズはさらに進化して、はき心地よく足元をセンスよくドレスアップ。
春めく日々を、nuteの服とSUIのシューズで、軽やかにお迎えください。
コプスに来てくださるたびに、花器を求めてくださったPAUSEの友美さん。
あわせてPAUSEがオリジナルでつくった花器も合わせてご紹介させていただきます。
3月4日(金)~3月12日(土)*会期中無休

