【11月の企画展その1】「集いの食卓」
<11月1日(金)〜9日(土)>
日暮れが早くなり、夜が楽しい季節になりました。
大切な人と、ゆっくりと食卓を囲むひとときを
豊かにしてくれる照明やうつわのご紹介です。
テクスチュアが料理に映える鏡原愛莉さんのうつわ、
石原多見子さんの手びねりの器やclay+glass、
シャープながらエレガントに輝く菊地大護さんのガラス、
照明からプレートまで空間に美しく映える竹元彰吾さんの木工。
深まる秋にご紹介したいと、大切に温めてきた企画です。
やわらかな光がそそぐ日中、暮れゆく夕刻。
時間ごとに異なる様子も、ぜひお楽しみください。
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11月1日(金)〜11月9日(土)
「集いの食卓」
鏡原愛莉(陶)
石原多見子(陶、ガラス)
菊地大護(ガラス)
竹元彰吾(木工)
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鏡原愛莉
1997年 香川県出身
2020年 京都府立陶工高等技術専門学校卒業
2023年 多治見市陶磁器意匠研究所卒業後、独立
石原多見子
1973年 埼玉県生まれ
1994年 武蔵野美術大学短期学部 工芸科金工専攻
1996年 武蔵野美術大学彫刻科卒業
1998年 福岡県宮若市にて陶の仕事を始める
陶作品のほか、clay+glassの作品などオブジェも手がける
菊地大護
2018年富山ガラス造形研究所造形科卒業後、
ピーターアイビー工房流動研究所に勤務
現在 、富山ガラス工房 勤務
竹元彰吾
1986年 熊本県生まれ
2005年〜2011年 東京藝術大学で彫刻を学ぶ
2011年 福岡に移住
2021年 木工作家として活動を開始
【入荷情報】きみえのびんづめ
植物料理家、きみえのびんづめがリニューアルしました。
タプナードはよりナチュラルに味わい深く。
ぜひご賞味ください!

きみえのタプナードのOnline shopへ >>
【Web】「大地のうつわ」 加地学/呉瑛姫/伊藤萠子/石塚花弓
<10月3日 (木)22時まで)>
「大地のうつわ」のweb展示会。
北海道で穴窯と石炭窯で焼く加地学さん、
薪窯で焼く磁器のほか、野焼きにも挑戦された呉瑛姫さん、
野焼きで仕上げる伊藤萠子さん、
みずから採掘した土で作陶する石塚花弓さん。
自然を相手に五感を研ぎ澄まし作り上げる
大地に根ざしたうつわをご覧ください。
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web「大地のうつわ」
加地学/呉瑛姫/伊藤萠子/石塚花弓
10月3日22時まで
「大地のうつわ」のOnline shopへ >>
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【10月の企画展その2】SARAXJIJI展
<10月18日(金)〜26日(土)>
上質の素材にこだわり、
心地よい日常着を提案するSARAXJIJIの
今秋冬のテーマは「calmato」。
calmatoは音楽用語で、静かに、おだやかにという意味。
日々の喧騒から離れて、静かに、穏やかに過ごすために、
自分と向き合い、目指す方へと一歩、
踏み出すためのアイテムが揃います。


個人的なイチオシはリバーシブルコート!
中綿入りでしかもリバーシルブルとは魅力です。

新たな季節のはじまりに、お気に入りを見つけてください。
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10月18日(金)〜26日(土)
SARAXJIJI Exhibition
「calmato」
10/19ー野田ひろみさん在廊日
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【10月の企画展その1】大隈美佳(陶)+たじまひろえ(絵)
<10月4日(金)〜12日(土)>
陶芸家の大隈美佳さんと、
アクリルや鉛筆で絵を描くたじまひろえさんの
二人展を開催します。
磁器に伸びやかなモチーフを埋め尽くすように描く大隈さんと、
風景や動植物を平面と立体で表現するたじまさん。

のびやかで独創的な作品は、
豊かな自然に囲まれた日々の暮らしから生まれます。
今回の展示では、秋の夜をイメージした新作が揃う予定。
大隈さんのフレームに合わせて、たじまさんが描いたコラボ作品も素敵です。
夢かうつつか。
幻想的な世界を旅するようにお楽しみください。
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10月4日(金)〜10月12日(土)
「月夜の庭で」
大隈美佳(陶)+たじまひろえ(アート)
10/4ーー大隈さん、たじまさん在廊
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【ワークショップ】1日で完成!金継ぎ講座
<12月1日(日)>
割れたり欠けたりしたうつわを、新うるしでお直しする講座です。
ご指導くださるのは古道具を扱う
「さんのはち」の森田美絵さん。
おおよその作業の流れは下記になります。
欠けた部分をパテで埋める⇨乾燥⇨パテを削る⇨金などで継ぐ
パテを乾燥させるまで小一時間待ち時間があるのでランチタイムを挟みます。
そのほか下記の詳細をお目通しくださいませ。
1、<欠け>は縁(ふち)が欠けた状態です。
初めてご参加の方は<欠け>の、うつわをお持ちください。
2、<割れ>のお直しは、2回目以降受講する方に限らせていただきます。
キットをお持ちの方は事前に処理をすると当日の作業がスムーズなので
ご希望の方には詳細をご説明します。
<注意事項>
1、この講座は「新うるし」と呼ばれる合成うるしを使います。
植物性の樹液を主原料にしたものですが、本漆とは異なります。
毒性は強くありませんが臭いがするため敏感な方はお控えください。
2、土鍋や耐熱器は高温に晒されるため、金継ぎはできません。
「1日で完成!金継ぎ講座」
12月1日(日)11時〜(作業終了次第各自終了、最終は15時ごろ) 定員6名
参加費/6600円(2回目以降の受講者の方でお直しキット持参の方は5500円)
ランチ(ご希望の方のみ。ご持参も可)1100円
持ち物/お直ししたいうつわ3〜6点。エプロン
*定員に満たない場合は延期する場合がありますのでご了承ください。
*お申し込みはinfo@copse.biz にお電話番号と、ランチの希望の有無を添えてご連絡ください。
【入荷情報】martau.(マルト)のバッグ
昨秋、受注会をしていただきましたmartau.(マルト)のバッグが入荷しました。
アイコン的なシェルバッグやハンドバックみたいなBeans Bag、
フリンジが可愛いフウセンカズラなど。


色も色々。
少しずつですがオンラインショップからぜひご覧ください。
martau.のOnline shopへ >>
【イベント】白露の茶会
<9月8日(日)>
企画展「白露」に合わせて、茶藝師の杉本充さんに「白露の茶会」を開催していただきます。
フレンチから中国、アジアと料理人として積み上げた幅広いキャリアをベースに、中国茶にあう料理を調和を追求する杉本さん。
茶器と茶葉の相性があり、茶葉の特徴に合う茶器を使わないとおいしく淹れられないからと、ひと足先に茶会につかう道具を色原さんから送っていただき、ただいま調整くださっています。
中国茶の知識も豊富で尽きることのない、お話しも楽しみです。
磁器の色原昌希さんをはじめ、相馬佳織さんのガラス、豊田豪史さんの木工も合わせてお楽しみください。
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「白露」
2024.9.6 Fri〜 9.14 Sat
色原昌希 (磁器) @iromasaki
相馬佳織(ガラス)@fukuglassworks
豊田豪史(木工) @kigurashisya
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「白露の茶会」
日時/9月8日(日)
①10時〜 ②13時〜 ③16時〜
定員/各4名
参加費/8800円
茶藝師の杉本充さんによる、3種のお茶と季節の食材を使った茶菓子をお楽しみいただきます。
*ご参加希望の方は、第二希望までご希望時間を明記の上、ご連絡先(携帯電話)を添えてinfo@copse.bizまでお申し込みください。
杉本充
料理人、茶藝師、茶と料理LLAP代表
フランスで料理の基礎を学び、その後中国や東南アジアの食文化に傾倒し、茶藝師となる。
日本各地のレストランやホテルのメニュー監修、経営サポートをしつつ、中国茶を中心に茶と料理の魅力を伝えるべく活動中
【オンラインショップ】「織る(matka)、編む(中村桃子)、刺す(絲綴)」
<9月5日(木)22時まで>
8月末で終了した3人展「織る、編む、刺す」の作品を
オンラインショップにして掲載しています。
苧麻を折るmatkaさん、樹皮や竹を編む中村桃子さん、
庄内刺し子を現代に引き継ぐ絲綴さん。
素材と向き合い、無垢で力強いものづくりを追求する
3名の作品をご覧ください。
掲載は9月5日22時まで。
「織る、編む、刺す」展のOnline shopへ >>
【9月の企画展その2】「大地のうつわ」加地学/呉瑛姫/伊藤萠子/石塚花弓
<9月2日(金)11時〜16時>
これまでたくさんの陶芸作品をご紹介してきましたが
土ものらしい作品は、現代の暮らしに合わないと敬遠してきました。
ゴツゴツと荒削りだったり、重量感があったり、
いびつだったり、焼きむらがあったり。
そんな器は、毎日の食卓に重い感じがしていていました。
それが最近、急に、今の暮らしにこそ必要だと感じるようになりました。
先日、北海道の加地さんのところにうかがい、
石炭窯で焼き上げる様子を見学して、ますます
興味は確信に変わりました。






朝の5時からはじまった窯焚きは、夜の7時まで。
ひとときも窯のそばを離れることなく、弟子と二人で
10~15分ごとに少しずつ石炭を入れ、常に温度計を見ながら、
煙の出方や炎の勢いで様子を探り、焼き上げる姿は衝撃でした。
穴窯はさらに1週間焼き続けるというから命懸けです。
今回ご紹介する呉瑛姫さんも薪窯で、
伊藤萠子さんは電気窯のあと野焼きで仕上げます。
石塚花弓さんは山に入り、土を採取して独自の作品に仕上げます。
なんでもスイッチひとつでコントロールできる時代に
自然を相手に五感を研ぎ澄まし作り上げる
大地に根ざしたうつわが心に響きます。
2024.9.20 Fri〜9.28 Sat
「大地のうつわ」
(参加作家)
加地学/呉瑛姫/伊藤萠子/石塚花弓

加地学
1967年北海道生まれ
インドへ旅し陶に目覚める
1995年、和歌山の盛岡成好氏に弟子入り
2001年、北海道留寿都村に築窯、
22年、伊達市に窯を移築。
灯油・石炭・穴窯、野焼きなど自作の
窯で野趣に富んだうつわをつくる
呉瑛姫
1970年 埼玉県生まれ
1990年 跡見女子短期大学生活芸術科卒業
陶芸教室勤務などを経て現在は岐阜県多治見市にて作陶。
磁器土を薪窯で焼成したり、土器に挑戦するなど
素朴で有機的なうつわを追求する
伊藤萌子
長野県松本市生まれ。
多摩美術大学卒業。陶芸家のアシスタントの傍ら妊娠出産を経て
2019年に松本市里山辺にて築窯。
建築家で夫の伊藤昌志さんと「余白の造形舎」を協働。
電気窯で焼成した後、野焼きするなど野趣に富んだ風合いが魅力
石塚花弓
陶芸家だった父の工房で制作。
土を掘り、自作に生かすことも。
力強い植木鉢が人気