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2022.08.02

【ワーペンウエフト2022】Paniyolo×hirofumi nakamura ギターライブ
<8月25日(木)19時〜>

昨夏も好評いただいたPaniyoloさんのギターライブ。
今年はhirofumi nakamuraさんを迎えてデュオでお届けします。余韻が美しいギターを奏でるおふたり。
おふたりの動画を拝見しただけで、これはもう聴かねば!と思いました→
夏の終わりに、心に響くひとときをお楽しみに!

【タイトル】Paniyolo×hirofumi nakamura ギターライブ「いつものひのおわりに」
【日時】8月25日(木)19時〜(開場は18時半)
【参加費】参加費3300円
【会場】R (アーーーーール) 東京都練馬区石神井台3丁目20-9

*コプスから徒歩2〜3分。ワーペン会期中は「会津木綿工場はらっぱ」の展示会場となります。
*ご参加申込みはcopse(info@copse.biz)まで、「8/25ギターライブ申し込み」の表題でお名前と携帯番号、ご参加される方の人数を添えてご連絡ください。

<プロフィール>
Paniyolo→
1982年、福島県出身。
音楽レーベル「SCHOLE」所属。
2006年12月、下北沢モナレコードでPaniyoloとして初ライブ。
2009年 デビューアルバム「I’m home」リリース
2012年 アルバム「ひとてま」、中村 大史とのアルバム「Christmas Album」
2015年 アルバム「たまのこと」
2016年 アルバム「春の絵」
2019年 アルバム「空も少し」
2022年 太田美帆とのアルバム「空と花」
現在は主にクラシックギター1本でライブ活動をおこなっている。

中村 大史 / Hirofumi Nakamura→
音楽家、作曲家。
1985年、北海道生まれ。
東京芸術大学音楽環境創造科卒。
幼少期より親しんだピアノや、その後出会ったギター、ブズーキ、アコーディオン、マンドリン、バンジョー、ハープ等様々な楽器を用いて、演奏・作曲をする。
2015年春〜2017年冬、食事と音楽 をテーマにした「食堂・音楽室 アルマカン」を吉祥寺に期間限定オープン。
2017年 ソロアルバム「guitarscape」リリース。
2019年 EP「Soundtrack for Arumakan」配信限定リリース。
2020年 カセットテープ&7インチアナログレコード「ハイキング / Midori」リリース。
tricolor, John John Festival, O’Jizo 等のケルト・アイルランド音楽バンドでの国内外の演奏活動、アコーディオンデュオmomo椿* での創作活動、様々なライブサポートや録音参加、演劇・コンテンポラリーダンス・映像の音楽を担当する等、活動は多岐に渡る。

2022.08.01

【ワーペンウエフト2022】シタール奏者「ミナクマリ」ライブ
<8月21日(日)19時〜>

シンガーソングライターにしてシタール奏者のミナクマリ @minakumari のライブを開催します!シタールと聞くと、エキゾチックなインド音楽をイメージしますが、
ミナクマリの音楽はポップでキュート。
日本語やヒンディー語、英語を操りながら、シタールとスウィートボイスを調和させ
新しくも懐かしい音楽を奏でます。
今年4月には6枚目のアルバムを発表して、
ますます独創性を極める彼女の音楽をお楽しみに!

【タイトル】シタール奏者「ミナクマリ」ライブ
【日時】8月21日(日)19時〜 (開場18時半)
【参加費】2200円
【会場】R (アーーーーール) 東京都練馬区石神井台3丁目20-9

*コプスから徒歩2〜3分。ワーペン会期中は「会津木綿工場はらっぱ」の展示会場となります。
*ご参加申込みはcopse(info@copse.biz)まで、「8/21ミナクマリライブ申し込み」の表題でお名前と携帯番号、ご参加される方の人数を添えてご連絡ください。

<ミナクマリ プロフィール>
岡山県倉敷市生まれ。ガールズバンド「CATCH-UP」のソングライター&ギタリストとしてデビュー。3枚のアルバムをリリースする。アジア・アフリカ語学院ヒンディー語科卒業。インドに留学し、インドディプラスティー( 紅茶)専門学校卒業。インドのコルカタにてシタール奏者、モニラル・ナグ氏に師事。帰国後、CHARA、新居昭乃、リップスライム、ゴンザレス三上(GONTITI)のライブやレコーディングに参加。また、ジェームス・イハ、ハナレグミ、七尾旅人、mabanua、ASA-CHANG、U-zhaanとのセッションに参加するなど、数多くの場で活躍している。2012年、フランスでコンサートツアーを開催。NHK朝の連続ドラマ小説『まれ』の劇中で、minakumariの楽曲「I am here」が起用される。2022年4月に6thミニアルバム「Anunaad」を発売。

2022.07.14YAMMA(服)

【8月のイベント】ワーペンウエフト2022
<8月19日(金)〜28日(日)>

夏の終わりの恒例イベント「WARP & WEFT(ワーペンウエフト)」。
インドで手仕事布を手がける「CALICO」と、日本の手仕事布にこだわる「YAMMA」を中心に
布を介して人と街をつなぐイベントです。今年のテーマは「手仕事布をはじめなおす」。
ちょうどこの8月はCALICOがインド・デリーで活動をはじめて10年を迎える記念すべきタイミングだそう!
そこで初心に還り、改めて手仕事布に思いを巡らし、日常に取り戻す機会にできればと、
CALICOのカディ生地販売に合わせて、はらっぱも会津木綿の生地を紹介します。
布本来の美しさや可能性に出会う機会となりましたら幸いです。
コプスではYAMMAを、はらっぱのアイテムは、
近くのシェアキッチン「 R (アーーーーール)」でご紹介します。

<YAMMAの洋服の受注会&即売会@copse>
8月19日 (金) – 28日(日) 11:00 -18:00
今年はノイシルクを使ったオリジナルが登場。
そのほか、YAMMAのお洋服の受注をします(お渡しは2023年3月末予定)
 
<会津木綿工場はらっぱの小物と生活着 @ R (アーーーーール)>
8月19日 (金) – 28日(日) 11:00 -18:00
*日替わりでランチや飲み物をご用意する予定です。

手仕事布の源流を辿るべく、Rでは会期中の日曜にインドフェスを開催!
それ以外にもボサノバやギターのライブなどもご用意しています。
ただいま募集中のイベントはこちら(詳細はそれぞれリンク先をご参照ください)↓
8月21日(日)19時〜 シンガーソングライターでシタール奏者「ミナクマリ」ライブ 参加費2200円

8月25日(木)19時〜 Paniyolo×hirofumi nakamura ギターライブ「いつものひのおわりに」 参加費3300円

8月27日(土)19時〜 
岡部真由美×遠藤康之 ボサノヴァライブ 参加費2200円

8月28日(日)14時〜 齋藤名穂さん(建築家・デザイナー)× 野瀬奈津子さん(編集者・ライター)トークイベント「わたしの旅したインド —— キッチン、布、インドの女たち」参加費1650円(チャイ付き)

*ご参加申込みはcopse(info@copse.biz)までお名前と携帯番号、
ご参加される方の人数を添えてご連絡くださいませ。

そしてそして、ランチタイムは毎日いろんなかたが作りにきてくださいます!
8月19日(金)喫茶びさいど @cafe.beside 
8月20日(土)ユーロキッチン @yoko__spring
8月21日(日)ユーロキッチンのインドランチ @yoko__spring
8月22日(月)konaconapanのパンランチ @konaconapan/なもなきスムージー屋 @namona_smoothie
8月23日(火)六個の林檎 @emiko.tahara0310/なもなきスムージー屋 @namona_smoothie
8月24日(水)スノウドロップのかき氷屋さん(ランチなし)@snowdrop_a
8月25日(木)Cucina M @cucina_m
8月26日(金)Rumah Ayu @rumah_ayu2021
8月27日(土)タネポターニ @tanepo.taani
8月28日(日)サモサワーラティモケ @samosawalatimoke
*詳細は近づきましたらインスタでお知らせします。


WARP & WEFT 2022ブランド紹介

CALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS (MAP/A knulpAAにて展示)
2012年に設立されたインドの手仕事ブランド。カディ、ジャムダニ、カンタ刺繍、木版捺染、原種コットンや羊毛の織りなど、インドの村々で営まれてきた昔ながらの手仕事の布を使用した製品を紹介する。

YAMMA (MAP/D copseにて展示)
デザイナー・山崎ナナにより2008年にスタート。東京・石神井公園にあるアトリエで会津木綿やリネン、カディなど天然素材を使った日常使いしやすい気心地の良い洋服を受注生産で作っている。

HARAPPA (MAP/E R(アーーーーーール)にて展示)
2015年、会津若松で120年続いていた会津木綿の織元「原山織物工場」の事業を継承する形で開業した「はらっぱ」。
昔ながらの製法を守りつつ、今の時代に合った新しい柄の開発にも積極的に取り組んでいる。


WARP & WEFT 2022 イベント参加店
<石神井公園>
MAP/A knulpAA
CALICOとMAKU TEXTILES インド手仕事布の夏服
8/19(fri)-8/28(sun) 11:00-18:00 水休
[WEB] https://knulp-a1.com/knulpgg/
練馬区石神井町1-21-16 TEL 03-3996-8533
※ご試着は予約の方優先。詳細はHPをご覧ください。

MAP/B たべものやITOHEN
ワーペンウエフト特別ランチ& HARAPPAの小物販売
8/19(fri)-8/27(sat) 11:00-18:30 日月休8/26, 8/27ワーペンウエフト特別ランチ&お弁当 ※数量限定
練馬区石神井町2-13-5 TEL 03-5923-9842

MAP/C 自然派ワイン食堂クラクラ
ワーペンウエフト特別インド定食 ※ランチのみ
8/19(fri)-8/28(sun) 11:30-15:00 (LO 14:00) 18:00-23:00 (LO 22:00) 火休
練馬区石神井町2-9-15 101 TEL 03-6913-4641

<大泉学園>
MAP/G パンとお菓子と小さなレストランbèe
特別メニュー 会津のお野菜でイタリアン惣菜
8/19(fri)-8/27(sat) 11:00 – 日月木休
練馬区東大泉1-27-28 1F TEL 03-5387-3522

MAP/H COERU BAKE STAND
特別メニュー 福島の旬のフルーツを使った焼き菓子
8/19(fri)-8/27(sat) 12:00-18:00 日月休
練馬区東大泉5-41-28 1F TEL 03-6887-0438

MAP/F ももも商会
「setoといきもの」展 会津木綿×seto=fabric folk animals
8/19 (fri) – 9/3 (sat) 11:00 -18:00 月休
練馬区石神井台3-20-9 104 info@momomo.bz

【6月の企画展その2】ひかりあれ
<6月17日(金)〜6月25日(土)>

昨春、「せつ」の宏美さんの佐久移住をきっかけに開催した「ひかりあれ」。新しい命を迎え、初めての土地での暮らしが、少しずつ明るく確かな方へと向かい始めたように、
「ひかりあれ」のメンバーの活動もまた、新たなひかりを見つける一年となりました。
芽吹き始めた草木のように、重い殻を破り、ひかりのもとへまっすぐに。
7名のつくり手の魅力をより体感していただくために今回はワークショップをたくさんご用意しました。
ご参加いただく方にとっても、それぞれのひかりを見つける機会となりましたら幸いです。

<会期中のライブとワークショップスケジュール>
ひかりあれ
6月17日(金)〜6月25日(土)*会期中無休
*ご参加お申し込みはオンラインショップからお願いします→
<せつ @setsu_hiromi>
日本各地の山々の忘れ去られた鉱石をすくいあげ、
古代から人々が大切にしてきたお護りのような
装身具に仕立てる。
<太田美帆 @ura.cantus>
音楽家。聖歌をテーマにした澄んだ歌声に定評がある。
「うつしき」よりソロアルバムをリリースするほか、
都内をはじめ各地でライブ活動を展開。
<きみえ @kimie________>
植物料理家。節気の移ろいの中で、感性に触れた細やかな情景を
旬の青果や植物を用いて色へと昇華させる。
料理からしつらえまで、新しい食のあり方を追求。
<konaconapan @konaconapan>
大泉の自宅でパン教室を主催。
また息子とともに作るグラノーラも人気。
材料を厳選し、噛みしめるほどに美味しい
味わいに定評がある。
<内藤千鶴 @grue___>
生まれ育った長崎・雲仙を原風景に、
土や植物をベースにしたものづくりを模索。
新しいお守りとしてのオブジェ「家守り」にたどり着く。
<flùr @flur_laboratory>
植物の香りを通して自然界の贈り物と、私たちの響きあいを紡ぐ。
植物の力を生かしたセルフケアや、パーソナルな香りを提案。
<宇宴 @uen______ >
年代を経た古民具を収集し、
一点もののスピーカーに仕立てる。
電子工学や金工の経験と専門的な音響理論をもとに、
心を揺さぶる音を目指す。

2022.05.02陶器

【イベント】6個の林檎の食事会
<5月24日(火)>

大隈美佳さんとたじまひろえさんの展示会に合わせて
「6個の林檎」の食事会を開催します。
6個の林檎こと、田原栄美子さんの料理は家庭料理の域を超えた贅沢なあじわいです。
しかも長年、大隈さんの器をご愛用されているだけに料理の合わせ方が絶妙。
器いっぱいに動物や植物が描かれた大隈さんの器は料理を合わせるのが難しいと思われがちですが、
田原さんの料理が加わると、食卓がますます楽しく美味しく盛り上がります。

とっておきの逸品をご用意くださる予定なので
ぜひ楽しみにご参加ください。

「6個の林檎の食事会」
5月24日(火)19時〜 定員6名 参加費6600円(税込)

*ご参加ご希望の方はご連絡先(携帯)を添えてcopse <info@copse.biz>までメールでお申し込みください。
*キャンセルの場合は5日前よりキャンセル料(全額)が発生しますのでご注意ください。

2021.11.04

【12月のライブ】太田美帆+paniyoloライブ「gift」
<12月18日(土)19時30分〜>

今年最後の企画展「贈りもの展」に合わせて、
太田美帆さんとギターのpaniyoloさんにライブをしていただきます。来年早々に予定されている、お二人の新作「空と花」の発売を前に、
アルバム収録曲のお披露目をはじめ、
クリスマス前にぴったりの聖歌を聴かせてくれるはず。
大病から奇跡の復帰をされた美帆さんの、澄んだ歌声と
paniyoloさんの静かなギターに浸れるスペシャルなライブです。
贈り物展に合わせた「gift」というタイトルにふさわしい、
とっておきの時間になるはず。
開催場所はコプスから徒歩2〜3分のシェアスペース「R」となります。
楽しみにご参加ください。
太田美帆(歌)+paniyolo(ギター)ライブ「gift」
日時 : 12月18日 (土) 開演19時30分(開場19:00 | 終演 20:45頃)
会場 : R (アーーーーール) 東京都練馬区石神井台3丁目20-9
*コプスから徒歩2〜3分のシェアスペースです。
料金 : 前売り4950円 当日5500円(いずれも税込)
(小学生は5名先着無料)
定員 : 20名

<お申し込み方法>
11月10日正午12時よりメールにてお申し込みを受け付けます。
copseのメールinfo@copse.bizに、件名を「12/18 ライブ申し込み」として、お名前、人数、当日ご連絡がつく電話番号を明記の上お送りください(小学生がいる場合は、その旨を明記くださいませ)。
受付終了後、2〜3日中にお返事いたします。お支払いは当日、会場でお願いします。
*演奏会1週間前から発熱もしくは不調があれば来場を見合わせてください。
キャンセル料はいただきませんが、キャンセルのご連絡は速やかにお願いします。

2021.09.29

【Touch and Feel 展】JUBAN DO ONI(アンダーウエア)の紹介とライブ
<10月16日(土)18時〜>

コプスで初めての下着のご紹介です(長文ご容赦ください)!
着物の時代の下着=襦袢(じゅばん)のように体を締め付けず、童謡の「おにのパンツ」のように強くていいパンツを目指して名付けたJUBAN DO ONI(ジュバンドーニ)。
出会いは今年5月、石神井氷川神社の「井のいち」で。

撮影/竹花康


心地よい風に吹かれながらライブを聴いていたときのこと、地元仲間で音楽家の坂東美佳さんが「コプスに紹介したい人がいるんだった!」と指差したのが壇上でクラリネットを吹く黒川紗恵子さんでした。

撮影/正田真也

「彼女、音楽家なんだけど、すごくいい下着を作っているんですよ!コプスに絶対合うから!」
クラリネット奏者が下着??と疑問を抱きながら、でもいい下着がないかな〜と、ぼんやり、ずっと探していたから、興味津々。
肌にストレスなく、できれば着るたびちょっと元気になれる。そんな下着って、当たり前のようで、なかなか当たり前じゃないと思っていたのです。
予感は的中!ジュバンドーニは猛暑の夏も活躍して(下着なのに)つい見せて自慢したくなる、可愛い相棒になりました。
それにしても音楽家が、どうしてこんな素敵な下着をつくるわけ?
その秘密を知りたくて、ご自宅に伺ってお話を伺いました。
******************************************
黒川紗恵子さんが暮らすのは都心の住宅街。
ターミナル駅から徒歩10分ほどの場所ながら、緑の路地を抜けた先の隠れ家のような住まいは、大きな窓いっぱいに庭を見渡す贅沢なロケーション。ベランダや室内のそこかしこに植木鉢が置かれた住まいは、深呼吸したくなるほどの気持ちよさです。ジュバンドーニがスタートしたのは5年前ですが、黒川さんはかれこれ20年以上も前から下着選びに悩んでいたそうです。
「小中学生の頃、日常的にブルマを履いているうちにお尻アトピーになって、それでも履き続けていたからさらに荒れるし、なかなか改善しない。ストレスのない下着がないか探したけど、欲しいものがないことに愕然としました」。
黒川さんが求めたのは、自然素材であり、締め付けがなく、ムレや不快から解放してくれる下着。
ただし、ナチュラル系の下着は白やベージュなど地味な色ばかり。
「シックな洋服の時も、下着は明るい色を着たいんです。アウターとアンダーウエアでバランスをつくる感覚」。
欲しいものがないならつくるしかない!好きな生地を集めて、オリジナルのパンツづくりが始まります。
お気に入りの「JUANA DE ARCO (ホォアナデアルコ)」のパンツ(写真下の左)を真似て作ったものの(右が黒川さん作)、面積が小さなパンツは快適とは言えず、試行錯誤を繰り返します。同時に手探りで研究をスタート。一般的なパンツがなぜ不快かを解体して原因を追求したり、世の中の下着産業について調べたり。
「下着のマーケットは10〜20代がメインで、それ以外の年代はマーケットの対象として考えられていないと知りました。本来ならさまざまな年代やスタイルの下着があっていいはず。選択肢がない、ということが問題だと思って」。
さらに縫製の技術を身につけるべく通った教室で、トレーナーの袖に使うリブ素材に出会い、伸縮性とホールド感がほどよいこの素材をパンツのゴムの代わりに使おうとひらめきます。
ジュバンドーニの代名詞的存在「ミドルパンツ」の原型が生まれた瞬間でした。
理想のパンツを確信した黒川さんは、パタンナーの深沢由起美さんに相談。かたちや縫製を見直してもらうことで、一気に商品化に近づきました。〝当たり前を疑う〟
その感覚は、音楽家として今に至る黒川さんの価値観にも通じます。
中学の吹奏楽部でクラリネットに出会い、音楽科のある高校から東京藝大へと進学。
ピアノ講師の母のもとで育ち、音楽家になることは自然なことでした。「大学では皆が音楽家になるため、厳しい競争社会を生き抜こうとする。そのレールに乗れる自信がなかったし、もっと自由にさまざまな音楽に挑戦したい気持ちが強くなりました」
大学を辞める一歩手前で踏みとどまったのは「好きな音楽をすればいい」というお母さんの言葉でした。
そして以前から好きだったブラジル音楽を追求するため、単身ブラジルに渡ります。
大学卒業後はさまざまなアーティストと仕事を通して、自分の音楽を追求する一方、チンドン屋としても活躍。
チンドン屋さんが吹く、あの哀愁漂うクラリネットの音色に憧れて。でも同じクラリネットでも、目指す音はクラシックとチンドン屋は真逆なんです。チンドン屋の仕事でいろんなところに行ったなあ」と懐かしそうに話す黒川さん。
藝大を出て、チンドン屋になるなんて、ありえない!と思う人も多いはず。
大事なのは自分が楽しいか、自分が気持ちいいかどうか。
「クラリネットって、すごくマイナーな楽器なんです。しかも私が普段演奏しているノンジャンルな音楽はニッチな世界。でも、5年前に始めたジュバンドーニが思いがけずたくさんの人から求められるようになったように、自分がいいと思うものを作り続けていたら、必ずいいと思ってくれる人に出会えるんだ!と勇気づけられました。だから自分を信じて、音楽も続けたい。ジュバンドーニを始めたことが、音楽活動の原動力にもなりました」
そんなこんなで今回、スペシャルライブが決定!
企画展最終日の16日夜に、黒川さんのユニット「Nyabo Ssebo(ニャボセボ)」のライブをコプス近所のシェアスペース「R」で開催します。
黒川さんのつくるパンツも音楽も、どちらも身をゆだねたくなる気持ちよさ!
五感で感じていただけましたら幸いです。

NyaboSsebo Live「Touch and Feel Music」
日時:10月16日(土)
場所:R(東京都練馬区石神井台3-20-9 メゾンドクレイン 103)
開演:18時(開場17時半)
料金:2,750円(税込)

*予約はinfo@copse.bizにお名前とご連絡先(携帯電話番号)を添えてお申し込みください。

「Nyabo Ssebo(ニャボセボ)」
メンバー紹介
◎Nyabo Ssebo ニャボセボ
2017年、黒川紗恵子(クラリネット)と田中庸介(ギター)により結成。
Nyabo=Mrs、Ssebo=Mr。黒川がウガンダを旅した時に印象に残った言葉の響きからユニット名に。
クラリネットとガットギターのノスタルジックなサウンドを中心に、南米エッセンスや変拍子を巧みに取り入れた楽曲と絶妙なアンサンブルが魅力。ありそうでなかった新しい室内楽。こちらで試聴できます→https://www.youtube.com/watch?v=rPuoMZWVDaQ

黒川紗恵子 (Clarinet) 東京芸術大学器楽科卒業。在学中ブラジル音楽に興味を持ち渡伯。帰国後、プロのチンドン屋として、各地を巡業した。コーコーヤ、バロンと世界一周楽団、NyaboSseboのメンバーとして活動。CM、映画音楽の他、多くのアーティストとのライブやレコーディングに参加。2016年より体に優しい下着ブランド”JUBAN DO ONI(ジュバンドーニ)”の代表を務める。

田中庸介 (Guitar) ブルースやジャズをバックグラウンドに、近年はタンゴなどの南米音楽を融合させ、日本 人の感性で演奏と作曲を行うギタリスト/作曲家。アーティストのコンサートやCD録音な どに参加する他、映画やドラマ、絵画や書、ダンスへの演奏や楽曲提供も行う。『佐藤鈴木田中』『Tango-Jack』『NyaboSsebo』など、多くのバンドやユニットで活 動。

神田智子 (Voice)東京芸術大学声楽科卒業。anonymass、world standardに参加。 現在はソロでの活動のほか、UA、中納良恵、くるり、never young beachなど多くのアーティストのライブやレコーディングにコーラスとして参加。CM、映画、ドラマなどの音楽にも多 数声を提供している。

2021.07.31

【ワーペンウエフト2021】Paniyoloギター演奏会「いつものひのおわりに」
<8月28日(土)19時30分〜>

ワーペンウエフト2021の締めくくりに、小さな演奏会を催します。
ご登場いただくのはアコースティックギター奏者のPaniyolo(パニヨロ)さん。paniyolo正方形太田美帆さんのライブでコラボされていたご縁でお会いしたのが最初。
パニさんのギターの音色が響き始めると、
ざわついた気持ちがぱたりと遠のいて、どこか懐かしくも穏やかな時間が流れ始めました。
心に深く染み入る、幸せな響き。
お祭りみたいなワーペンの終盤、過ぎ行く季節を惜しむように
ぜひみなさまと、貴重なひとときをご一緒できましたらと思います。
予約は8月10日正午12時から。
お申し込みは、お名前とご連絡先(携帯番号)を添えてinfo@copse.bizにメールでお願いします。
先着順とさせていただきます。

Paniyoloギター演奏会「 いつものひのおわりに」
日時 : 8月28日 (土) 開演19時30分(開場19:00 | 終演 20:40頃)
会場 : R (アーーーーール) 東京都練馬区石神井台3丁目20-9
*コプスから徒歩2〜3分。ワーペン会期中は「会津木綿工場はらっぱ」の展示会場となります。
料金 : 2,200円(税込)
定員 : 15名

<お申し込み方法>
8月10日正午12時よりメールにてお申し込みを受け付けます。
copseのメールinfo@copse.bizに、件名を「8/28 演奏会申し込み」として、お名前、人数を明記の上お送りください。
受付終了後、2〜3日中にお返事いたします。お支払いは当日、会場でお願いします。
*演奏会1週間前から発熱もしくは不調があれば来場を見合わせてください。
キャンセル料はいただきませんが、キャンセルのご連絡は速やかにお願いします。paniyolo photo2<Paniyoloプロフィール>
Paniyolo(パニヨロ)ギタリスト高坂宗輝のソロプロジェクト。
1982年 福島県出身。
2006年12月、下北沢でのライブから活動を開始。
音楽レーベルSCHOLE RECORDSより、 アコースティックギターアルバムを複数発表。
中村大史(tricolor, John John Festival)をゲストギタリ ストに迎えた「たまのこと」、
スティールパン奏者、渡辺明応(WAIWAI STEEL BAND)とのダブルネームアルバム「空も少し」など。
2020年以降は、コラボレーションも含め、配信作品を多数発表。
音と音の「間」を大切にした演奏にこだわる。

2021.05.01

【5月の企画展】今日もおそとごはん!〜石井啓一(陶)+関口憲孝(陶)+ 西村青(ガラス)
<5月21日(金)〜29日(土)>

爽やかな風が吹く季節がやってきました。
日ごとに木々が枝を伸ばし、陽射しがまぶしく輝く、一年でもっとも美しい瞬間。
Stay homeの日々ですが、テラスやお庭をアウトドアリビングに変えれば日常が一変。
光と風を感じながら緑陰の下で飲んだり食べたり、至福のひとときが過ごせます。IMG_6164そんな、おそとごはんを盛り上げる、おおらかで美しい器をご紹介します。
ホーローを思わせるブルーの器が人気のteto. ceramicの石井啓一さん。ishii関口憲孝さんは白磁、青磁をはじめ、釉薬を巧みに操り料理が映える器を手がけます。sekigutiニュアンスのあるガラスが魅力の西村青さん。Inishimuraおうちですごす楽しみが、毎日をますます豊かに彩ります。

「今日もおそとごはん!」
5月21日(金)〜5月29日(土) *会期中無休
石井啓一(陶)
関口憲孝(陶)
西村青(ガラス)
<イベント>
5月23日(日)11時半〜15時半「PAUSE」の出張花屋さん
5月28日(金)11時半〜「konaconapan」の1日パン屋さん

石井啓一(陶)
関口憲孝(陶)
西村青(ガラス)

2021.04.08

【月イチ販売会】パンとお花の販売始まります!

4月からcopseの始まる月に一度の店頭販売会のお知らせです。
先月の「ひかりあれ」のイベントにも参加してくださったkonaconapanを
これから月に一度、店頭で販売させていただくことになりました。konaconakonaconapanは「ご飯のように毎日食べても飽きのこないパン」をコンセプトに
ご自宅で行うパン教室を中心に、昨年からイベントなどで販売も開始されました。
神奈川県の丹沢山塊で採取された野生酵母を国産小麦・国産米・麹・水で
ゆっくり培養した天然酵母「ホシノ丹沢酵母」や、
オーガニックレーズン、季節の果物(苺や柚子、林檎など)から起こした自家製酵母で
じっくり丁寧に焼き上げるパンは、
国産小麦との相性も良く、複雑な旨みがあって皮がパリッと香ばしく、中はしっとり、もっちり、クセになる美味しさ。
普段はなかなか購入でいきないとあって先月のイベントでも大好評でした。13852081337922ハード系の食事パンから惣菜パン、パウンドケーキやグラノーラと
バリエーションも豊富でこれからが楽しみです!!
販売は通常営業日(金曜)の11時半〜、今月は4月23日の予定です。

もう一つ、お花の販売のお知らせ。
こちらも3月に初めて店頭販売させていただいた移動花屋の「PAUSE」のお花。
美容師を経て、多肉植物を扱う「TOKIIRO」として活動されてきた友美さんが一年前にスタートされ、
抜群のセンスで束ねてくれるアレンジに定評があります。IMG_4912IMG_4908写真は先日、コプスの店頭に出張くださったときのものですが、
道ゆく人が吸い寄せられるように集まってきて大にぎわい。
お花は人を幸せにするなあとつくづく思いました。

美味しいパン屋さんとセンスのあるお花屋さんがあるか否かを、
素敵な街のバロメーターにしている私としては
スペシャルな出会いにかなり期待が高まっています。
月に一度ではありますが、どうか楽しみにお出かけください。
*それぞれ出張日のスケジュールは、webのカレンダー(calendar)からご確認ください。

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