【9月の企画展】Iron warm_ plus(鉄、木、オブジェ)+eda(布小物)
<9月17日(金)〜25日(土)>
千葉・松戸で鉄を生かした製作活動を行うIron warm_ plus(アイアン ワーム プラス)。
実家の元鐵工所を工房にして看板や家具、備品など店舗を中心にオーダーでお仕事をされています。
オーダーといっても古材を組み合わせたり、アーティスティックな装飾をプラスしたりと
独自のセンスで、前からそこにあるかのようなニュアンスに富んだ作品に仕上げるのが特徴。
デザイナーや建築家からも一目置かれる存在です。
日々のお仕事のかたわら、ライフワークにされているのがオブジェの製作。
古くなった足踏みミシンや壊れた椅子、トタンや木片など、ゴミのような素材が
伊香賀さんの手にかかると素敵なオブジェに変身するから不思議。
最近はお忙しいようで、なかなかたくさんは作れてないようですが、
伊香賀ワールドというべき独特の感性が大好きで、久々の展示をお願いしました。
S字フックやハンガーといった、何気ない日常の道具も
伊香賀さんが生み出したアイテムに変えるだけで、場の空気まで一変する気がします。
一緒にご紹介させていただくのが、奥さまの静枝さんが作る人形やバッグたち。
静枝さんもまた、古い布を使ってものづくりをされています。
普通なら捨てられるものが、お二人の手にかかると、アートピースになる!というのが
なんとも面白く、お二人の感性とお人柄に惚れ込んでいる私としては心待ちにしていた展示です。
作品はどれも一点もの。どんなものが届くか楽しみにしてくださいね!
「Re」
Iron warm_ plus(鉄、オブジェ)+eda(布小物)
9月17日(金)〜25日(土)*会期中無休
<イベント>
9月17日 konaconapanの1日パン屋さん
9月25日 PAUSEの一日花屋さん
2年前に初めてご紹介させていただいた展示→
久々に工房を訪ねましたが、いつ来てもここはまるで宝箱!
いつもは建築家やショップからのオーダーで、店舗の什器(テーブルや椅子、棚)や
もちろんテーブルや椅子のオーダーも可能。


お二人にお会いするだけで、いつも心がほっと癒されます。
鍛冶職人の鈴木康人さんと、藍や柿渋染めの洋服を手がける智子さん。
「omoto」鈴木康人
「omoto」鈴木智子
「Iron warm _ plus」伊香賀大祐
「eda」伊香賀静枝






写真右上は、座部の木の部分はお盆。
そう、古道具屋さんでよく見る古い丸盆です。「一枚板をくりぬいた昔のお盆は風合いもよく素材もしっかりしているから」と、割れを継いで、エイジング仕上げの脚を合わせて素敵なスツールに仕上げています。














デコラティブなテーブルの脚部は、階段の手すりを再利用したもの、飛行機のオブジェは古いスコップをアレンジして、小さな照明はアルミのプリンカップをシェードに、台は自転車の空気入れをというように、どこまでもユニーク。









