2月5日スタート!tamaki niime展
2月5日(木)より「春色を探して〜tamaki niime」展を開催します(〜15日まで会期中無休で開催)。播州織の産地、兵庫県西脇市で旧式の織り機を使ってショールや洋服を手がける玉木新雌(tamaki niime)さんのことは以前もご紹介しましたが→◎ 洋服をデザインするだけでなく、テキスタイルから作っているところがtamakiさんのすごいところ。
糸は織れる限界までゆるく、可能な限り低速で織ることで、空気をたっぷり含んだふわりとやわらかな風合いに仕上げています。
しかも、斬新な色合わせはもちろん、二つとして同じデザインを作らず、量産しながら手仕事のようなものづくりをされています。tamakiさんのショールを愛用していますが、ウールとは思えないほど肌にやさしく、寒い日は首と顔にぐるぐる巻いて活躍。シンプルな洋服のアクセントにもなります。色彩豊かなショールやパンツ、バッグなどがずらりと揃う予定。2月5日(土)はkuboぱんさんが出張ランチとパンの販売をしてくださいます。こちらもお楽しみに!

【入荷情報】星耕硝子のグラス
定番としてご紹介している星耕硝子(せいこうガラス)の伊藤嘉輝さんからグラス類が入荷。大きめのワイングラス(口径約8㎝×高さ13㎝/3000円+tax)は300cc程度の容量があり、たっぷり飲みたい人におすすめ。小さめのワイングラスも150cc程度あり、丸みのあるステムが持ちやすくなっています(口径約6㎝×高さ11.5㎝/3000円+tax)。copseでは大きめが人気……お酒好きの方が多いということでしょうか。リピートしてくださる方も多く、自家用に大きめ、小さめを贈り物に選んでくださる方も。
左のハンディなコップはころんとしたフォルムが手のひらにほどよく、使うほどにしっくりなじみます(口径約7㎝×高さ8.5㎝/2200円+tax)。普段使いにおすすめで、私も日々愛用しています。
下の2点は人気のシャンパングラス。お客さまから「モールが少なめはないの〜」という要望に応えて くださいました。左がモール入り、右が今回のモール少なめ(いずれも口径約8㎝×高さ16〜16.5㎝)。確かにモールの表情だけで、かなり印象が変わりますね。 ビアグラスとしても使い勝手よく、高さのあるグラスがあるだけでテーブルが盛り上がります。厚みのあるガラスは口当たりもやわらか。ガラスはすぐ割れるから……と躊躇する方も多いようですが、伊藤さんのガラスは少々のことでは割れることもなく、安心して酔っぱらえますよ(笑)。ということで、これから新年会という方、新しいグラスを主役におもてなししてみませんか?
本日よりランチも再開。15日(木)〜18日(土)のランチはシュウマイ/蒸し野菜/赤大根の漬け物/大学芋/酒粕豆乳スープ/炒り大豆ごはんです。あいにくの雨模様ですが、お楽しみに!

【ワークショップ】1月のマンスリー講座
三連休の成人の日。冷たい風が吹いていますが、雪が降らなくてよかったですね。本日copseはお休みですが、ドライフラワーのマンスリー講座のお知らせ。1月は春色のスワッグをつくります。実り多い一年になりそうな、穀物と草花の組み合わせが素敵です。ぜひご参加くださいね。
<マンスリー講座/春色のスワッグ>
1月23日(金)10時〜 3100円+tax

【ワークショップ】味噌づくり講座のお知らせ
冷たい風の吹く日が続いています。三連休の本日は営業しますが、明日はお休みしますのでご了承くださいませ。福袋はわずかですが残っています。copseの福袋は中身を見て、選んでいただけるのが特徴。もしご興味ありましたら覗きに来てください。今日は味噌づくり講座のお知らせです。いつもこの時期になると、仕込んだ味噌を開けるのが楽しみにしていますが、昨年はうっかりお願いするのを忘れてしまい今頃後悔しています。講師は石神井町でマクロビの料理教室を主宰されている中田はるさん。国産の無農薬有機大豆をベースに、麹は日本で唯一天然麹菌を扱っている福井県のマルカワ味噌の国産有機大麦麹、塩はベトナム産の天日塩カンホアをご用意くださいます。大豆を煮るところから約2時間かけて仕込んだ後、1年ほどじっくりゆっくり発酵させます。麦味噌は発酵時間が長い分、身体にやさしくまろやかです。味噌は材料さえあれば簡単にできますが、意外と重い腰が上がらないもの。こだわりの材料で、みんなで楽しくつくりましょう。
<味噌づくりの会>
日時/2月2日(月)10時半〜(キャンセルのみ受付中です)13時〜
参加費/2500円+tax(2kg分の味噌を仕込みます)
定員/各6名
持ち物/2kg分の保存容器(タッパーなど) エプロン
*お申し込みはメールか店頭にお願いします。

【そのほか】福袋の販売について
昨日の初日はオープン前に寒空の下、たくさんの方にお待ちいただき申し訳ありませんでした。福袋はほぼ完売。本日も少し追加して、残った分があれば日曜まで継続して販売しますが、土日は追加できそうにありません。楽しみにしてくださっていたみなさま、申し訳ありません。いつもの静かなcopseに戻りますので、よろしくお願いいたします。

【入荷情報】SARAXJIJIの服
本日より2015年のcopseがスタートいたします。初売りの福袋を楽しみにしてくださっている方々がたくさんいらっしゃるようで、とてもうれしいです。が、年々ヒートアップしていて今年はどんなことになるかと少々心配しています。早々に完売しましたら申し訳ありません。

copseのおすすめがぎっしり詰まった超オトクな福袋はもちろんですが、店内には新入荷のアイテムも続々届いておりますのでぜひチェックしてくださいね。毎秋に展示会をしていただいているSARAXJIJIさんから、天然染めのカットソーやブルーのアシンメトリーカーディガンが入荷しました。リサイクルコットンのプルオーバーは、これから本格的な寒さを迎える季節に活躍しそうですね。では、冷たい風の吹くこんな日になりましたが、どうか気をつけていらしてくださいませ。

新年のご挨拶と新作
あけましておめでとうございます。昨日、ようやく氏神さまの石神井氷川神社に初詣にいきました。おみくじは小吉。「階段を一段ずつ上るような堅実さが、今一番大切な時です」。5年目となるcopseにふさわしい、心に留めたいありがたいお言葉をいただきました。

新年ということで新作のお知らせ。和歌山の山奥で桶や樽を作る桶濱さんに杉板の折敷を作っていただきました。桶濱の松本濱次さんの工房兼住まいがあるのは、熊野古道のすぐそばの山の中。最寄り駅まで車で1時間、バスは一日2本程度しか走らない秘境です。御歳80歳。職人として60年も仕事をされ、樹齢百年前後の地元産の杉を乾燥させるところから、桶や樽を作って販売するところまで、ご自身でされています。何度か試作を重ねながら、器をいくつか並べたり、おにぎりや料理を載せてプレートとしても使えるアイテムに仕上げていただきました。

柾目の杉は目にも清々しく、一枚敷くだけで改まった雰囲気になります。シンプルなのでしまう時も重ねやすく場所を取りません。明日8日の初売りの日には、店頭でご紹介の予定! 木目や色味が一枚ずつ異なるため実際に手にとって選んでいただければ幸いです。「杉盆」9寸5分(約28.8㎝)角×厚さ8〜9㎜/4000円+tax
今年もどうかcopseをよろしくお願いいたします。
*明日8日(木)〜11日(日)まで福袋の販売をします(数に限りがあるため、なくなり次第終了します)。
*ランチの営業は今週はお休み。来週は15日(木)〜17日(土)の予定です。

【お知らせ】本年の営業は終了しました
「きらめく冬に」展は、寒い中、たくさんの方にお越しいただき無事、終了いたしました。こちらの企画展をもってcopseは本年の営業を終了いたしました。今年も一年、多くの方にお越しいただき、心より御礼申し上げます。5年目に突入しましたが、いいかげん……、もう少し……、と思うことばかり。店は早じまいしましたが、昨日もお菓子スタッフと集まってミーティング。一人ではどうもぱっとしませんが、一緒に話しているだけでいろいろ楽しいアイディアが出てくるもので、来年はもっとがんばろーと思えるから不思議ですね。子どもが〇歳のときに出会ってから7年。公私をともにしてきた仲間は心強く、なによりありがたい存在です。街角の小さな店ではありますが、わざわざでも訪れたくなる、訪れるたびに楽しい暮らしのイメージが広がる店を目指してがんばりたいと思います!来年の営業は1月8日(木)〜。福袋をご用意してお待ちしています。

本日、最終日!
いよいよ本日「きらめく冬に」展最終日にして、今年の最終営業日となりました。
昨日はあいにくのお天気でしたが、朝からお正月飾りづくり、お昼は今年最後のランチに、降りしきる雨のなか大迫さんのガラスや中村さんの金工を求めて遠方から、と次々と訪れてくださる方のおかげで終日にぎやかな一日となりました。初日に完売となった真鍮のコースター(¥2000+tax)は、銅や洋白でもオーダーを受けたまっております。
まだ素敵な作品もたくさん見ていただけますので、どうかごゆるりといらしてくださいませ。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングがあります→☆

「きらめく冬に」展は日曜まで!
冷たい風が頰を刺す極寒の日々。大迫さんのガラスが冴えた空気に、ますます美しい光を放っています。
大迫友紀さんのガラスと中村友美さんの金工をご紹介する「きらめく冬に」展も、いよいよ日曜までとなりました。
ガラスは夏のものと思いがちですが、雪や氷を連想させる大迫さんのガラスと出会ったおかげで、冬の楽しみが広がりました。花器にはスイセンやロウバイといった早春の花が、とてもよく似合います。
中村友美さんの薬缶は今回、底が平らなバージョンが増えて、サイズも選べるのが魅力。写真の丸底のタイプ(750ml ¥40000+tax)は、写真左が新品、右は3年使用したもの。底が平らなデザイン(1L ¥50000+tax)は半年ほど使用したものだそうですが、徐々に風合いが変化する様子がわかりますね。
育てるように使っていただける一生ものの薬缶です。丸底で1Lサイズが欲しい!など、ご要望があれば応じていただけますよ。いろいろサイズが揃っているこの会期中にぜひ、一度手に取ってご覧くださいませ。
土曜までランチもご用意。今週は地元野菜のバーニャカウダやスパイシーシシカバブ風ハンバーグ、トムヤムクン風スープなど。寒い日が続きますが、あたたかくしてお待ちしています。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングがあります→☆

チベット体操のご案内
1月27日(火)に「チベット体操教室」を開催します。チベット体操って何?という方も多いと思います。チベット体操は、インドの古代ヨガをルーツとするもので、チベットのラマ僧に伝わり、瞑想の前に心身を浄化しエネルギーを高める儀式として行われてきたものです。5つのポーズがありますが、これは私たちの身体に備わっている〝チャクラ〟を整えるもの。エネルギーの中枢となるチャクラをリセットすることで、身体のゆがみを整え、血流やリンパの流れを促し、臓器の不調を直すなど効果を果たすのです。若返りの体操、と呼ばれるほど、健康かつ若々しさを取り戻すばかりか、思うように人生が拓け、あるべき自分の人生を歩むことができるのだそう。
実は、私も1ヶ月前にチベット体操デビュー。まだまだ効果のほどは実感できませんが、最近は朝起きたらまず、チベット体操をするのが日課になって、体調も良くなった気がします。5つのポーズをマスターして、毎週回数を増やすというシンプルな仕組みなので、私のようなずぼら人間も挫折せずなんとか続けられるのです。

講師の小林昭子先生は、お客様としてcopseにお越し下さったのがご縁。ユニークでやさしくパワフルな小林先生にお会いするのも楽しみです。体操の後は一緒にランチタイムを楽しみたいと思います。*copseではなく、copse別館にて開催します。お申し込みの方に詳しい地図を送らせていただきます。
<チベット体操@copse別館>
1月27日(火)11時〜 定員6名
場所/copse別館(練馬区石神井台2丁目)
参加費/初心者3000円、継続者2000円、完成者1500円 *ランチご希望の方はプラス1000円
*動きやすい服装でお越し下さい。
お申し込みと詳細のお問い合わせはcopse店頭もしくはinfo@copse.bizに、お願いいたします。
『井』 9号 配布中!
井エリア(石神井、大泉、井草)のフリーペーパー『井』9号が完成しました。今回のテーマは〝食べる〟ということで、表紙は赤飯堂さんのじゃこご飯。今回の見どころはなんといっても裏表紙! キュートなこのビジュアルは下石神井で文具や雑貨を扱うcurious(キュリアス)さんのハニカムペーパー。

最近都内の店でもショーウィンドウのエレメントとしてよくみかけますが、キュリアスさんはデンマークのハニカムペーパーブランド「PAPER FANTASIES」の正規代理店なのだそう。昨年の三周年記念祭のときに使わせていただきましたが→☆、色とりどりのハニカムのおかげで、見慣れた店内がお祭り仕様に変身! クリスマスパーティも盛り上げてくれる必須アイテムですよ。
しかもキュリアスさんが「井配布中」の目印を製作。最近寒くなってドアを閉めることが多いので、今冬はこちらをドアに飾って営業中の目印にしたいと思います!ちなみに、表紙の手描きと思えないほどリアルなじゃこご飯〜ただいまこの一筆箋も店頭でご紹介→◎ 年内の営業は21日(日)までと限られていますが、『井』はもちろんガラスと金工の企画展も楽しみにお立ち寄りください。

大迫友紀さんのガラス
昨日はガラス作家の大迫友紀さんが在店してくださいました。
大迫さんは金沢を拠点に活動されていますが、ご実家は東京。武蔵野美術大学時代は陶芸を専攻して卒業後、富山と金沢でガラスを学びます。
「自分で手を加えながら思い通りに仕上げられるガラスの方が陶芸よりも合う気がして」と、ガラスの道へ。ガラスといってもその手法はさまざまで、フロストガラスのような作品は、吹いて成型した後、カットして模様を加え、さらに全体を削ることでくぐもった磨りガラスのような表情をつけます。この磨りガラス、よく見ると口のまわりはクリアで底に行くほど白が濃いグラデーションになっています。これは最後にもう一度窯に戻して、口の周辺だけ溶かしているからだそう。こんな風に多彩な技法を駆使して、ひとつの作品が生まれているのですね。

氷や雪の結晶を思わせる作品は、板ガラスにカットして仕上げたもの。ひとつひとつ異なるカットの柄は、以前暮らしていた古い民家の窓ガラスの模様に着想を得たのだそう。「金沢に暮らしていなかったらまったく違う作品を作っていたと思う」と大迫さん。昔ながらの伝統工芸を引き継ぐ金沢は、イメージを刺激する出会いに満ちているのでしょう。
なによりものづくりを行う人に手厚く、機器が整った市営のガラス工房のおかげで、こんな風にさまざまな手法を駆使した作品を作れるのだと教えてくれました。北国のくぐもった冬空のように、雪の日の朝の静けさを閉じ込めたように。凛とした大迫さんのガラスをぜひ、一度手に取ってご覧いただきたいです。今週は企画展開催中につき、休みなく営業。21日までお待ちしています。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングがあります→☆

東京ワイナリーの夕べ
昨夜は東京ワイナリーの夕べを開催。定員を超えるたくさんの方にお申し込みいただき、ありがとうございます。越後屋さんもご来店くださり、ワインづくりの話に質問が集中。
話は夜更けまで尽きませんでした。今月20日の本格オープンにも関わらず、ほぼ完売状態というワイン。4種のワインを味わえるのはとても貴重です。写真はアボガドとモッツァレラのグラタンと、赤ワインは青森•鶴田町のスチューベン。スノウドロップの地元野菜たっぷりの料理との相性も抜群でした。
なにより、大迫友紀さんのガラスが美しい光を放って、心あたたまるひとときとなりました。大迫さんのランプシェード本当に素敵です。本日は大迫さんが終日、在店の予定。ガラスとともにぜひ会いに来てくださいませ。
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初日!大迫友紀(ガラス)×中村友美(金工)展
日付変わって昨日になりましたが、大迫友紀さん(ガラス)と中村友美さん(金工)による「きらめく冬に」展がはじまりました!さっそく金工の中村友美さんが奈良からはるばる在店。

鍛金=金属を叩いて成型すると聞くと、ハンマーのごとく金槌を振りかざすマッチョな人物を想像しますが、中村さんはそんな力仕事をされていると想像できないほど華奢で可憐。これまでも作品をご紹介させていただいていますが今回が初来店です。
中村さんは武蔵野美術大学でインテリアデザインを学ばれた後、衛生陶器メーカーに就職してキッチンやバスルームのデザインを手がけます。「でもプロダクトとして制約が多く、デザイナーとしてやりがいを感じられなくて」。勤務したのは伝統的な陶芸の産地。ものづくりの人との出会いを通して、暮らしと仕事が直結した生き方に開眼します。さらに金工をライフワークにしたいと退職し、都内でインテリアデザイン事務所につとめながら金工を学ぶ二足のわらじ生活を開始。金工作家から手法を学びながら、独学で作家活動をはじめます。

ご主人の仕事の都合で奈良を拠点に変えて3年、すでに作家として幅広くご活躍されています。「金工をはじめたのは、欲しいと思う薬缶がなかったから」という中村さんを、新作の1ℓサイズの薬缶とともに記念撮影。「シンプルでフォルムの美しい道具を」とつくりはじめた薬缶は今、海外でも引っ張りだこなのだそう。
実は、中村さんとは 4年ほど前、インテリアデザイン事務所時代にお会いしていました。勤務されていたセキデザインスタジオは、かつて自宅のリノベーションを依頼した事務所。まさか数年前にお会いした彼女が、こんな立派な作家さんとして活躍しているなど想像できませんでしたが、ご縁は偶然のようで必然という気がします。目をみはるばかりの躍進を遂げる彼女の、さらなる活躍に期待! 薬缶のほかさじやトレイ、カトラリーなど揃っていますので、ぜひご覧くださいね。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングがあります→☆

明日から「大迫友紀(ガラス)×中村友美(金工)」展
気がつけば本格的な冬到来。明日からガラス作家の大迫友紀さんと、金工作家の中村友美さんの二人展「きらめく冬に」がはじまります。
大迫友紀さんのガラスを冬にご紹介したいとかねてからの思いが、ようやく叶いました。カッティングを施したガラス、美しいフロストのグラデーションが、雪が積もった日の窓辺がぼんやりと白く浮かび上がる様子を思わせ、心にしみいるような静けさを放ちます。グラスやボウル、花器、ランプシェードと大迫ワールドで埋め尽くされたcopseは、なんともいえない静謐な空気に包まれて、一年の最後を締めくくるにふさわしい展示になりそうです。
中村友美さんが大迫さんの作品にあわせて製作してくださったコースターが素敵。人気の薬缶も到着しています。今年は3アイテム、バリエーションも増えていますよ! 明日は奈良から中村さんが、14日(日)は金沢から大迫さんが在店してくださいます。21日(日)の会期終了までお休みなく営業いたしますので、心洗われる作品に、ぜひ会いにきてくださいね。
*会期中のランチ日は18日〜20日です。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングができましたので、こちらが便利です→☆

【入荷情報】小川麻美さんの器
小川麻美さんの器、ご注文いただく機会が多く、4月の企画展以来、3度目の再入荷です。
リムつきのプレートと、ピッチャーが入荷しました。プレートはSサイズ(約18㎝)¥2800+tax、Lサイズ(約24㎝)¥4500+tax。炭化の黒が人気ですが、プレーンな白もいいですね。軽やかなフォルム(そして実際とても軽いです!)も魅力。丸みをおびたピッチャー(¥4000+tax)も好きでお願いしました。
ワインを入れたり、花を飾っても素敵ですよ。
小川さんは板橋のfudokiで開催中の「こどもとたのしむ暮らし展」。copseでもお世話になっているヤンマさんやCALICOさん、CHICUHICUさんもご登場の豪華ラインナップ。14日の会期終了まで、私も行ってみたいと思います!

【入荷情報】赤飯堂の紙もの
今日、郵便局に行ったら長い列。
クリスマスプレゼントを贈る人、年賀状を求める人……年末ですね。赤飯堂さんからぽち袋や懐紙、一筆箋、便せんが入荷しました。お世話になった方に御礼の品とともにひとこと添えて、お正月のお年玉袋に。懐紙は携帯しておくと御礼をお金を包んだり、ハンカチ替わりに何かと便利ですよ。
丁寧に描かれた赤飯堂さんの絵は、シンプルですが引きつける力があって、こだわりの方もおおっと目をとめてくださることうけあい。

各種揃っておりますので、赤飯堂さんファンの方、ぜひこの機会にいらしてくださいね。
明日まできのこおこわのランチをご用意しています。

12月11日より「大迫友紀(ガラス)×中村友美(金工)」展
来週11日(木)より今年最後の企画展がはじまります。ガラス作家の大迫友紀さんは、初めてのご紹介。金沢を拠点に活躍されている気鋭の作家さんです。カッティングを施したプレートやカップ、やわらかな光を放つフロストガラスを手がけています。どこかシャープな存在感をたたえたガラスは、澄んだ空気に静かな輝きを放ちテーブルを美しく彩ります。夏のものと思いがちなガラスのイメージを変えてくれる、大迫さんの凛としたガラスを、一年の最後にご紹介できることをとてもうれしく思います。金工の中村友美さんは、昨年末の企画展「森の料理店」にもご参加くださったcopseイチオシの金工作家さん。洋白や銅を用いた中村さんの、鈍い光を放つシンプルで質感に富んだ作品が、大迫さんのガラスと力強くも繊細に調和することでしょう。
本日より7日(日)まで通常営業。今週の週替わりランチはきのこのおこわ/ザーサイとポテトの春巻き/厚揚げのカブあんかけ/とろとろキャベツスープ/赤大根のお漬け物です。

「東京ワイナリー」のワインを楽しむ夕べ
ワイン好きの方に朗報!大泉学園に東京初のワイナリー「東京ワイナリー」ができたことをご存知でしょうか?醸造を手がけるのは越後屋美和さん。東京で農と人をつなげるものづくりをしたいと、今月本格オープンされる予定です。

さっそくですが12月13日(土)、copseにて「東京ワイナリー」のできたてワインを楽しむイベントを開催決定! 料理はいつものスノウドロップさん。地元産ワインと地元野菜のマリアージュを楽しんでいただきます。越後屋さんもお越し下さる予定です。お申し込みはcopse店頭もしくはinfo@copse.bizまでお願いします。
長文ですが、ご興味ある方は越後屋さんインタビューもぜひご一読ください。
「東京ワイナリー」のワインを楽しむ夕べ
12月13日(土)19時〜 参加費4500円+tax
*微発泡+白2種+赤1種の合計4種の飲み比べと、お料理をお楽しみいただきます。
<東京ワイナリー 醸造家 越後家美和さんインタビュー>
copse/まだ本格オープンされてないのに次々お客さんがいらっしゃってすごいですね。

越後屋/ありがたいですよね。今はまだ製造や準備で手一杯でですが、将来的には店頭で試飲したり、地元野菜でつくったおつまみなんかもお出しできるようにしたいんです。
copse/そもそも大泉でワインをつくろうと思われたのはどうしてですか?
越後屋/以前、太田市場の野菜部門の仲卸の仕事をしていたとき、生産者を探す産地開発で、この大泉地区を担当していました。何度となく通って都心に近い場所で農家や農地がこんなに残っていることに驚きました。次々と農家さんと知り合うことができ、こだわりの野菜を作っている方もたくさんいらっしゃる。ずっと横浜に住んでいたのですが、東京の農業をもっと元気にしたい!東京でワイナリーをはじめたいと思ったときに、まっさきに浮かんだのがこの大泉エリアでした。

copse/でも、どうしてワインをつくろうと。
越後屋/もちろんワインが好き!というのが一番。国内産のワインは増えましたが、どうも甘口の種類が多い。料理に合うワインがどうして少ないんだろう、国産でこんなおいしいワインがあったんだと思ってもらえるようなワインをつくりたくて。
copse/それで、仲卸のお仕事から転向されたんですね。
越後屋/実は仲卸の仕事は20代のころで、昨年まで7〜8年はまったく畑違いの製造業で、営業したりデザインしたり。中国に出張したりと、それはそれで忙しく、充実してはいましたが、だんだん仕事を任されるようになり責任のある立場になると、このまま一生、この仕事をするのかなと自問自答するようになって。やっぱり私は食に関わる仕事がしたい!と気づいたんです。

copse/それは大きな方向転換!勇気のいる決断ですね。ワイン醸造の経験や知識は?
越後屋/もちろんワインづくりは何も……。でも、なんとなくできそうな気がしたんですよね。笑 がんばれば、なんとかなるかなって。なかなか退職できなかったこともあり、会社員として仕事をしながらワインの産地として知られる山梨や、研究所のある広島に通いました。収穫時期の秋は休暇を取って長期滞在したりしながら、少しずつ。今年1月に元新聞販売所だったこの物件を見つけた後、保健所の許可を受けたり果実酒製造免許を取ったり。ワインのラベルは私が手描きした絵を友人がうまく デザインしてくれたもの。手が足りないときは、友人らに作業を手伝ってもらったり、クラウドファンディングという方法で応援してくださる方を募ったり。本当に多くの方に支えられて、ようやくカタチになりました。
copse/つくりたかったのはどんなワインですか?

越後屋/一般的に市販されているワインは火入れをして発酵を止め、濾過して完成させるので透き通ってきれいです。でも濾過することで旨味も一緒に抜けてしまう。そこで、最初につくったのが生ワイン。濾過せずおりが入ったままだから、ちょっと濁ったピンク色になっていますが、フレッシュな味わいを楽しんでいただけます。もう今年分は完売してしまいましたがcopseでのイベントでは少し残った分をお出しできそうです。また、ブドウ本来の華やかさや香りを楽しんでいただきたいと思って選んだのが山形県置賜のデラウェア。デラウェアは身近な品種ですが、ワイン用に選んだのは種がある品種で、生産期間が長いのが特徴。そのため熟成による糖度が高く、収穫前に寒さに当たることで味わいが際立ち、華やかな香りと深みを備えたフレッシュなワインに仕上がりました。12月末には東京の高尾産ブドウを使った赤ワインも発売の予定。まだ醸造期間が短いのでフレッシュなものが中心ですが、徐々に熟成したワインもご紹介していく予定です。
copse/ますます13日のイベントが楽しみになりました!
越後屋/自家製のワインと、地元産の野菜を一緒に楽しんで欲しいというのが「東京ワイナリー」のコンセプト。それをcopseで実現できるのがとてもうれしいですね。ワインづくりのお話もたくさんしたいと思います。私も新たな出会いを楽しみにしています!
