宮岡麻衣子さん@『野菜のポタージュ』の器展
『野菜のポタージュ』の器展の器たちをご紹介します。まずは表紙にも使用されている宮岡麻衣子さん。古い染め付けや古伊万里に感化された趣のある白磁や染め付けには、凛とした美しさがあります。
写真に撮ると真っ白に見えますが、青みがかったニュアンスのある色彩で見ていると引き込まれそうな奥深さがあります。フォルムの美しさ、薄づくりの軽やかさに洗練が漂います。
『野菜のポタージュ』の器展の器たちをご紹介します。まずは表紙にも使用されている宮岡麻衣子さん。古い染め付けや古伊万里に感化された趣のある白磁や染め付けには、凛とした美しさがあります。
写真に撮ると真っ白に見えますが、青みがかったニュアンスのある色彩で見ていると引き込まれそうな奥深さがあります。フォルムの美しさ、薄づくりの軽やかさに洗練が漂います。
お待たせいたしました!いよいよ本日から「『野菜のポタージュ』の器」展がはじまりました(10日まで会期中無休)。オープン前に本誌の担当編集者であるマイナビの成田晴香さんがご来店。今回の企画展にご尽力くださり、誰よりも楽しみにしてくださっていたのが成田さんでした。ひと目見ておきたかったんです!と、お忙しい合間を縫って小桜の花束を抱えて来店くださいました。
ガラスの花器に飾ると春が訪れたような明るい気分に。ロータス•ブルーの渋谷さんが体調不良をおしてしつらえてくださった店内を、何度も丁寧に眺めてくださる姿が印象的でした。4名の作家さんの作品を中心に、土ものが多い店内で異彩を放つのが宮岡麻衣子さんの白磁や染め付け(写真右)。骨董店で古い染め付けに出会い、その後古伊万里のやわらかな肌に魅了されたという宮岡さん。李朝の白磁とも違和感なく調和しています。
本誌で使われた黒釉の五寸皿をはじめ、大皿や土鍋までたくさんのアイテムを送ってくださったのが増田勉さん。シンプルで懐深い作品は、長い教鞭生活を経て作家になられたというご経験のせいかもしれません。愛知県で作陶される古賀雄二郎さんは、登り窯をご自分でつくるところから藁灰釉や灰釉、粉引、黒釉、白磁とバリエーションが豊富で、どの作品も完成された美しさがあります。
余宮隆さんのしのぎや飴釉の存在感は抜群で、作品に勢いがありパワーにあふれています。そして展示のポイントとなっているのが額に飾られた本誌のページ。秋や冬の扉ページや、「私の朝は、野菜のポタージュで始まります」という言葉からはじまる、もっとも大切な最後のページをメインに、アクセントとして飾ることでより石澤さんがお伝えしたいと考えたポタージュの魅力を立体的に伝える事ができる展示になりました。たくさんの写真でご紹介してくださっている渋谷さんのブログはこちら→☆ 美しいビジュアルをレイアウトした本にはかないませんが、新旧の取り合わせや、作家の器に触れることでそれぞれのポタージュのある楽しみを見つけていただければと思います。今日は菜の花のポタージュをお出ししましたが、明日は冬かぼちゃと冬キャベツの予定。あたたかなポタージュとともにお待ちしています。
*2月2日のcimaiのパンの販売は13時〜の予定です。天然酵母とイーストのパンの両方を販売します。数に限りがありますので売り切れの際はご了承くださいませ。
copseは東京23区の西北端、しかも駅前ではなく住宅街のなかにあります。
ときどき「石神井台」という住所からひとつ手前の石神井公園駅で下車される方もいたり。
ご迷惑をするこのないよう駅からの道順をご案内します。
最寄り駅は西武池袋線大泉学園駅です。急行は止まりません。
石神井公園で急行から各駅に乗り換えるか、準急で池袋から約15分。
改札を出て(改札はひとつです)蕎麦屋さんのすぐ脇のエスカレーターを下り、
大泉学園駅南口に出ます。
タクシー乗り場のあるロータリーを、線路沿いの小道に入ってください。
ちょうど階段下にある「みずほ銀行のキャッシュコーナー」が目印です。
線路沿いの道を直進します。
「餃子の満州」のある踏切に出たら右折。
どんどん住宅街になりますがひたすら直進します。
学芸大付属小中学校の正門が見えます。
学校のフェンスに沿って左折。
フェンス沿いに道がカーブしています。
緑地につながりますがさらに直進。
歩道が終わるころ交差点の向こうに商店街が現れます。
商店街というには寂しい通りですが、一応小さなスーパーやラーメン屋さんが並んでいます。
駅から徒歩10分くらいです。
緑豊かな石神井公園はcopseから歩いて5分ほどの場所。
遠いな〜と思われる方も多いと思いますが、
どうかお散歩気分でいらしてくださると幸いです。
まだまだ厳しい寒さが続きますが、やわらかな日ざしに春の訪れを感じるようになりました。いよいよ明日から「『野菜のポタージュ』の器展」がはじまります! おいしそうなポタージュが並ぶDMを配るたび、おいしそ〜、いくつもスープをいただけるの?と何度か聞かれましたが、あくまで今回の企画は器が主役ですのでお間違いなく。笑 本誌に登場する作家のなかからご紹介する、表紙の宮岡麻衣子さんをはじめ、古賀雄二郎さん、増田 勉さん、余宮隆さんの4名の作家さんの器が続々到着しました。写真の飴釉の大皿は余宮さんの作品。「古い器にも調和する、シンプルだけど力強さのある器」をと、スタイリングを手がけたロータス•ブルーの渋谷優子さんが選んだ作家さんは、土はもちろん釉薬、窯など原始的ともいえる方法を追求して真摯に作品づくりをされている方が多い気がします。だからこそ時代やスタイルを超えた存在感を備えた器が生まれるのでしょう。誌面に登場した器のほかにも作品をご紹介することで、作家さんの魅力に出合える機会となればと思います。もちろん撮影に使用した古い器も展示しますのでお楽しみに! 渋谷さんが昨日と今日の2日がかりでスタイリングしてくださっている店内が、どんな風に変身するかも楽しみです。期間中は日曜カフェのランチはお休みさせていただきますが、日替わりでポタージュをご用意する予定。お味見程度ですがあたたかなポタージュをご用意して、みなさまをお迎えしたいと思います。
*2月2日のcimaiのパンは13時〜店頭にて販売を予定しています。数に限りがありますので、完売次第終了とさせていただきます。DMに天然酵母パンと記載していますが、イーストのパンも入荷します。
1月31日(木曜)〜2月10日(日曜)の『野菜のポタージュ』の器展に合わせて、著者の石澤清美さんが2月13日(水曜)にワークショップをしてくださいます。石澤さんは料理編集者を経て料理研究家になられたという経歴の持ち主。ちなみに石澤清美さんのお名前で検索すると、塩麹や保存食、基本の料理からパン、お菓子までずら〜りと著書が出てきます。「さまざまな料理法がありますが、いいところを取り入れながら体を養う食事を提案したい」と以前お会いしたときにお話されていましたが、その思いがどの本にも託されているのでしょう。なかでもこのポタージュ本は、石澤さんが疲れを抱えていたときに毎朝、野菜のポタージュスープをいただくことで元気を取り戻したご経験から生まれたレシピです。右の写真は本書のなかから、カリフラワーのポタージュ(器は江戸期のくらわんか)。
今回のワークショップでは、ポタージュスープの作り方はもちろんですが、体を養う食卓の整え方、季節の野菜の力についてお話しくださいます。デモンストレーションがメインの料理教室とは違いますので、ご注意くださいませ。ポタージュスープも試食程度とおっしゃってましたが、ご用意くださるそうです。先日21日付けの読売新聞ではインタビューを含めて本が取り上げられ、注文が殺到。欠品中につき現在増刷中とのことですが半年で6刷ってすごいことかも。copseでも絶賛発売中! なのでお求めの方はどうぞ。ちなみに匿名ですが、「みみ姉さんの台所」というご自身のブログもあり、日々の料理のことなど更新されています。「心と時間に小さな余裕がある時に出合えれば、それが作るべき日」なんていう、潔く男前で短いエッセーみたいな文章にもひかれます。
<石澤清美さんのワークショップ「ポタージュのある食卓」>
*会期前に満席になりましたので、あらたに14時〜の会を設けました。午後の会、受付中です。
今年は年始のお休みが長かったので、スノウドロップさんの出張カフェも明日が仕事始めとなります。先週からの雪が、路肩や畑にまだまだ残りますが、今夜から明日にかけてまた雪の予報。あいにくのお天気になりそうですが、カフェ営業いたしますので、どうかいらしてくださいませ! 当日にならないとランチメニューが確定しないcopseの日曜カフェとは違って、いつも事前にメニューを送ってくださる伊奈さんはすばらしい(当たり前!?)。明日のランチは豆腐ハンバーグ、空豆と海老の春巻き、金柑とロマネスクのサラダ、キャベツのスープとのことです。
*スノウドロップの出張カフェは2月12日はお休みします。次回は2月26日の予定です。
今年最初の企画展は『野菜のポタージュ』の器展です。『野菜のポタージュ』(マイナビ刊)は昨年9月に発行された料理書。“1週間分まとめてつくる からだを整える季節のスープ”とサブタイトルにあるように、料理研究家の石澤清美さんが、ご自身の身体と対話しながら季節の野菜を組み合わせてたどりついた、シンプルでいながら滋味深いレシピ本です。この本のスタイリングを手がけたのが、ロータス•ブルーの渋谷優子さん。昨年11月の中坊優香展でも古道具とスタイリングをお願いして、新旧を絶妙にコーディネートするセンスには脱帽させられました。本書ではコレクションする古い器だけでなく、現代作家の器を合わせてシンプルな料理をバリエーション豊かに引き立てています。「古い器と調和する現代作家の器を吟味して選びました」という渋谷さんがセレクトされた作家さんは、時代を超えた力強さを備えた器づくりをされている方ばかりで、余分なものを限りなく省いて味わいを追求したポタージュと見事に調和しています。必要以上に飾りたてることなく、でもページを開くほどに心がじんわりあたたまる。そんな本書の世界を体感できる企画展ができないかと思い、渋谷さんをはじめ石澤さん、マイナビのご協力をいただき実現することになりました。ちなみに本書は発売から半年を経た今も5刷と好評発売中。きっとその魅力を多くの方が本から感じているからではないかと思います。
左は本書の写真をお借りして製作した企画展のDM。写真右上から時計回りに古賀雄二郎さん、増田勉さん、宮岡麻衣子さん、余宮隆さんの4名の陶芸家の作品を中心に展示販売するほか、渋谷さんがコレクションする古い器を含めてスタイリンングしてくださいます。著者の石澤清美さんのワークショップもと盛りだくさんな内容です。
『野菜のポタージュ』の器展
<関連イベント>
以上、お申し込みと詳細は店頭もしくはinfo@copse.bizにおねがいいたします。
あけましておめでとうございます!年明けから10日近くたちましたが、新年のご挨拶。年末年始はゆっくりお休みできて、リフレッシュできました。が、お正月を田舎で過ごし、久々に帰宅したと思ったら、息子が机の角に頭をぶつけ出血。額に2針縫う災難となりました。気の重い年明けですが、当たり年だね!といわれて、なるほどいいことが起こりそう〜と思うから単純ですね。明日からいよいよcopseもスタート。新年の気分を楽しみたいと、13日までの4日間、福袋をご用意することにしました(完売次第終了)! 洋服から器まで、5000円、1万円の2種類ですが、内容は盛りだくさん!ぜひ楽しみにおこしください。
今年も楽しい企画をご用意して、盛りだくさんな一年にしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
今年も残すところ数日となりました。copseは23日が年内最後の営業日。最終日の夜はメンバーで打ち上げ。総勢6名!持ち寄りとは思えない、豪華な食卓となりました。なかなか一緒に集まる機会がないので話しが尽きず、気がつくと日付が変わるころになっていてびっくり。気の置けない仲間とともに、ようやく終わったという安堵感も手伝って、開放感に包まれたひとときでした。酔っぱらいながらも、来年に向けての課題を熱く語ったりして。半分くらい忘れてしまったけれど(笑)よりよい店にしたい!という気持ちをひとつにスタッフ一堂がんばりますので、どうか来年もよろしくお願いいたします!
*年内の営業は終了いたしました。来年は1月10日(木曜)から営業いたします。お問い合わせはinfo@copse.bizまでお願いいたします。
明日が今年最後の営業日という22日。12月1日にワークショップをしてくだった岡田ちひろさんが、お忙しいなか作品を送ってくださいました。
息子がつくったのはクリスマスのオーナメント。さっそく紐を通して、 ツリーに飾りクリスマスに間に合いました!参加してくださった方々も早々にピックアップに来てくださり、作品を見せていただきました。白×ブラウンに色を統一した箸置きの作品、星や雪でさまざまなアレンジをされた方、それぞれテーマを決めて、ディ
テールまで丁寧につくられています。かわいく包んで、ひとりひとりにお手紙まで書いてくださいました。ひと足早いクリスマスプレゼントをいただいた気分。岡田さん、どうもありがとうございました!