きもの展は日曜まで。
お天気に恵まれた今週、お休みなくロングランで企画展をするのは初めての機会でしたが、連日ご来店くださる方もいてありがたい限りです。


今回ご紹介するきものは小千谷縮や浴衣など、気軽なきものが中心で、しかもかなりお手頃価格の設定ですが、なかなか衝動買いできないお値段。
何度も足を運んで確かめたり、悩んだりする時間が必要という意味でも、ロングラン営業にしてよかったと思いました。
いよいよ、いまさんのきもの展も日曜までとなりました。いまさんデザインの小千谷縮、古典柄の浴衣、伊勢木綿×伊勢型染めの帯、手ぬぐい甚平さんなどなど、まだまだ素敵なものがたくさんあります。
人気は月のさんのバッグ。一見上品ながま口バッグは、見た目以上の容量があり、内側のファブリックまでお洒落です。


連日着ている、いまさんデザインの「森に吹く風」は、爽やかな色が麻の素材と相性抜群でなんとも涼しげ。偶然選んだ柄でしたがcopse=森と、ぴったりのきもので今夏活躍の予感。日曜カフェのランチはひよこ豆のカレーを予定しています。夏の気分を楽しみにいらしてください。
「夏のきもの暮らし展」初日
6月というのに台風続きの今週。きくちいまさんの夏のきもの暮らし展がはじまりました。黄色やピンクなど鮮やかな色合いのいまさんデザインの小千谷ちぢみを主役に、店内もきもの一色に。
ひややっこをモチーフにした綿絽の浴衣や、伊勢木綿を染めたオリジナルきものといったいまさんデザインのきものをはじめ、京都のよきもの倶楽部の麻の足袋、月乃さんのがまぐちバッグや小物入れ、麻や木綿を使う洗濯ネット“くるくるざぶざぶ”など、いまさんおすすめアイテムや、子ども用甚平さんまでたくさん揃っています。
昨日は、いまさんもご来店。今は山形で暮らしていらっしゃいますが実は、10年ほど前までcopseのすぐ近所にお住まいで「前の家見てきました〜。懐かしかった〜」と開口一番。オープン前から、いまさんに会いにお客さまが次々とご来店して、ワークショップにきもの談義にとにぎやかな一日となりました。
写真はワークショップの様子(いまさんは右側)。きもので参加してくださった方もいて、店先はいつもと違う風情があふれていました。お客さまとお話しつつ、暇をみては針山をつくってプレゼントくださるいまさん。エッセイとイラストで軽快に綴るきもの暮らしの日々だけでなく、常に皆を楽しませたい!と接するいまさんのお人柄に、多くの人が魅了されるのでしょう。あたたかな空気で包み込み、一緒に過ごすだけで幸せな気持ちになれた一日。店頭ではいまさんの著書もご紹介していますので、魅力に触れていただけると幸いです。企画展は7月1日(日曜)まで。日曜カフェも今まで通り行ないますが、いつもよりお食事の席が限られるのでご不便をおかけするかもしれませんがご了承くださいませ。
6月はきくちいまさんの夏のきもの暮らし展

いよいよ夏が近づく6月。昨年も浴衣展をしましたが、今年はきものや和の文化をテーマにエッセイやイラストを手がけるきくちいまさんにご協力いただいて、夏のきもの展を開催することになりました。きもの好きなら「あの、いまさん!?」とご存知の方も多いと思いますが、楽しいイラストや軽快な文章を通じて普段きものの魅力を広めた先駆者ともいえる存在。小学生から4歳児まで3人のお子さんがいらっしゃいますが、日々はもちろん、産前産後もきもの。『きもので出産!』という本を出版されたほどで、奮闘記というよりは自然体の暮らし方に「大変そう〜」という先入観が、次第に「きものもいいなあ〜」と変わっていくから不思議です。
先日福岡出張の合間を縫って打ち合わせしたのは羽田空港第二ターミナル。九州に行くからと、久留米絣を着こなし、機内でもリラックスできるよう帯結びもぺったんこにして。そんな風にシーンに合わせてアレンジできるのもきものの魅力ですね。
***きものエッセイスト、きくちいまさんの夏のきもの暮らし*** 期間/6月21日(木曜)〜7月1日(日曜) いまさんがデザインされた浴衣や小千谷縮、木綿を中心に普段きものが揃います。いまさんご愛用の月之のがま口バッグや、京都のよきもの倶楽部の半幅帯や麻足袋、下駄など、小物も充実。手ぬぐい地の甚平さんも揃います。
【ワークショップ】きくちいまさんコレクションのきもの地で針山づくり 
6月21日(木曜)12時〜、15時〜/各5名 参加費/2500円(材料費、おやつ付き) いまさんが集めるきもの地で針山を作ります。きもの暮らしの話もうかがいながら、楽しいひとときを過ごします。
*お申し込みおよび詳細は、info@copse.bizにお願いします。
はけ市の御礼
遅くなりましたが、dogdecoさんでの「はけのおいしい朝市」無事終了しました。前日まで降水確率70%だった予報が、当日には30%ほどに変わり、結局雨に降られることなくお昼頃には晴れ間も覗くよいお天気に。今回で34回を数えるはけ市ですが、一度も雨に降られたことがないそう。その伝説がまた更新されたということですね。
おかげで、コンクリート打ちっぱなしの教会のような静謐な店内に、朝からたくさんの方が続々来場。copseはいつものようにオリジナルの焼き菓子や、ピクルスを持参しましたが、ほぼ完売となりました。毎月日曜を楽しみにしている常連さんが多く、すっかり街の市として定着している感じ。いつかこんな市をしてみたいと刺激されたひとときでした。dogdecoさん、やまさき薫さんをはじめ、ご来場いただきました方々ありがとうございました!
6月3日は「はけのおいしい朝市」
6月3日(日曜)、小金井の「はけのおいしい朝市」に出店します。3月の「春がきた」展のDM制作と、展示にご協力くださったアーティストのやまさき薫さんがつないでくださったご縁。はけ(国分寺崖線)の周辺で活動する6店舗が中心になって開催する月いちの朝市です。会場の中心となっているのがdog decoさん。犬と暮らす家をテーマに、犬グッズだけでなく洋服や器なども扱っているショップ。copseでも扱わせていただいている熊本のSARAXJIJIの洋服を扱っているというだけでご縁を感じるのですが、身近な環境を大切に、自然を保全し、次世代に継承していこうとする店を超えた活動に共感します。地域と人、店と店をつなげる「はけの朝市」は、「井のいち」にも通じるところがありますが毎月継続されているというのがすごいですね。フライヤーが届きましたがぼけぼけ写真で申し訳ありません!せっかく出店させていただけるというのに猛烈反省。しかも加藤農園の生姜が終わってしまい、ジンジャーシロップはご用意できませんが、お菓子を中心にピクルスやマーマレードをご紹介させていただきたいと思います。たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています!
*店内のため雨天の場合も開催します。copseは通常営業です。日曜カフェもあり。ランチもご用意いたします。
二人展終了しました。
4日間の短い期間でしたがヤオイタさんと大隈さんの企画展が終了しました。25日は大隈さんが湯河原から来店くださりワークショップを開催。
昨年、箸置きづくりで創造力を開花させたOくんは、この1年、美佳先生に会えるのを心待ちにしていたそう。器に表現された生き物への愛情が、子どもたちの心に響くのでしょう。一見可愛い器は、おおらかなお人柄も手伝って、とくに男子に人気です。丁寧にご指導してくださった後は、それぞれの思いが籠ったずしりと重い作品を湯河原まで風呂敷に包んで持ち買ってくださいました。1ヶ月後の完成が楽しみ。
大隈さん、ありがとうございました!
ヤオイタさんの洋服展ははじめての機会でしたが、5歳のお子さんから70代の方までご購入。着る人によって印象を変え、その人の美しさを引き出してくれる洋服の魅力を堪能しました。料理を盛り付けてはじめて器が完成するように、着る人を得て完成する洋服。作り込みすぎることなく余白を残したヤオイタさんのものづくりにあらためて感銘を受けました。いずれの作品も一部ですが、引き続き店頭でご紹介しますので、期間中に来店できなかった方もぜひご覧いただければと思います。
ヨガ日和
なかなかお天気が安定しない今日この頃。幸い日曜日の朝ヨガは、公園の猫たちも日だまりで寛ぐ、とびきりのヨガ日和でした。今回ご指導くださったのは高橋敬子さん。


埼玉の大宮のスタジオでも講師をつとめ、身体のポーズと呼吸法を大切にするハタヨガをベースに初心者でも取り入れやすく指導してくださいます。たっぷり1時間半、大きく枝を広げるもみじと桜の木の下でのエクササイズや瞑想は、眺めているだけで気持ち良さそう。大地と一体となる時空を超えたひとときでした。

ヨガは食事をする前に行なうのが効果的ということで、終了後はお弁当を囲んで和やかに。参加した方から早くも次回また!というご希望をいただいていますが、ヨガ研修で渡米予定の高橋さんが戻られる8月ごろ、また行いたいと思います。昨日は小さい子どもたちのヨガとマッサージ。嵐到来!?と案じながらもおだやかな天候に恵まれ、はじめてベビマも屋外でしました。赤ちゃんも気持ちよかったのか終始ご機嫌。緑の下で心和むひとときでした。
ヤオイタさんと大隈さんの二人展
初夏のような暑さとなった昨日。二人展がはじまりました。大隈さんからもどっさり器が届き、洋服と器で小さな店はぎっしり埋め尽くされています。

動物シリーズもプレート皿や小物入れなどバリエーション豊か。企画展でしかご紹介してませんが、ステンシルに似た技法でつくる黒白シリーズが大好きです。
午後「やっぱり東京は暑いですね〜」と汗をふきふき、新潟•長岡からヤオイタさんがご到着。今回の作品にもある巻きスカートをお召しでしたが、着こなしていらっしゃる姿を見るとより素敵に見えるものですね。とくにヤオイタさんの洋服はシルエットが美しく、着る人によって印象が異なるのが面白いところ。試着される姿に新たな洋服の魅力を発見したり、着姿を眺めているだけで楽しいひとときでした。装う人を得てはじめて完成する洋服、ぜひこの機会に一度袖を通してみてください!
*27日の日曜カフェは企画展のためお休みします。27日朝8時〜の朝ヨガ@石神井公園も募集中。
ヤオイタカスミさんの洋服が到着
明日から「ヤオイタカスミのリネンの洋服と大隈美佳の器」展がはじまります。さっそくヤオイタさんから洋服が届きました。胸にタックが入ったワンピ(¥16800)、バカンスに着たいノースリーブのワンピ(¥13650)などワンピースのバリエーションも充実。

丸衿が可愛いチェニックシャツ(¥12600)のほか今回はサルエルパンツ(¥13650)も登場します。

人気の子ども用ワンピ(¥5040)も届いています。どれも張りのあるリネン素材で、ニュアンスのある色合いや風をまとう心地よさが魅力。
デザインから縫製までお一人で仕上げるため、これだけたくさんの洋服をご紹介できる機会はなかなかありません。一点ものも多いのでお目当てがある方は早めにご来店をおすすめします。明日は新潟からヤオイタさんも来店してくださる予定。ぜひ洋服とヤオイタさんに会いに来てください。
「井のいち」
穏やかなお天気に恵まれた日曜の「井のいち」。たくさんの方にご来場いただき御礼申し上げます。copseは昨年の経験から、1.5倍増のお菓子をご用意していましたが、やはりお昼ごろに完売。和と洋のランチボックスもご用意しましたがあっという間になくなりました。
午後はマーマレードしか残らず「ジャム屋さんですか?」と言われることも多々(涙)。午後、ご来場いただいたお客様申し訳ありませんでした。おかげさまで木漏れ日のなか、器やガラス、木工などたくさんのお店が並び、神楽殿の演奏が森に響く、すばらしい市になりました。copseでもワークショップをしていただいたgrueのブースもとてもセンスよく、市を盛り上げていました。
びっくりしたのは境内奥の「森の図書館」。南田中図書館と東京芸大大学院の建築学科学生らの全面協力による、本棚のような小屋のような、森の中に表れた夢のような空間でした。

@STUDIO CUB
穏やかなお天気のなか集ってくださった方々の表情を眺めていると、「ようやく思い描いたお祭りができた」と皆が心をひとつにできた気がしました。