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2017.10.17

【11月の企画展】仁城義勝 漆展
<11月9日(木)〜18日(土)>

木々が色合いを深める11月、仁城義勝さんの個展をさせていただきます。104799603
毎日使うほどに増す木目の美しさ。手になじむあたたかな造形、、、。
仁城さんの器の魅力はひとことで表しきれない魅力を備えています。
一般的にイメージする漆の器に比べると華やかさに欠くのかもしれません。でもそれが持ち味。108657434_o2
産地ものと呼ばれる漆器は、木を挽く木地師と、漆を塗る塗師をはじめ下地師などが
分業して行うのが通常です。
一方仁城さんは、丸太で木を仕入れ、乾燥させるところから、できるだけ無駄をつくらないよう
型取りして、木を挽き、漆を塗るところまで、すべて手がけています。
しかも漆を塗るのは3回程度。漆は木を守る程度、最小限でいいというお考えからです。
木目が透けて見える独特のテクスチュアは、使うほどに光沢を増す風合いとともに
力強い存在感を放ちます。109479293_o3「だから僕の器は漆ではなく、木の器」と仁城さん。
そこには、木が育ってきた年月以上に長く大切に使えってもらえるものにしたい、
日常の生活を支える簡素な器でありたいという思いがあります。
塗り直しや修理にも対応されているから安心。
個展では定番のお椀やプレートだけでなく、大小のお盆や重箱の数々が揃い、
仁城さんのお仕事の全容を見ていただける機会となります。ishii今回は、おいしい出汁と地元産の野菜で本格和食をつくるご近所の「小料理 石井」
ご協力いただき撮影させていただきました。
光沢感のある漆が料理をいっそう引き立てて、美しく見せてくれます。
会期中の11月10日(金)は、仁城さんを囲んで「小料理 石井」でお話し会も予定しています。
仁城さんの器と本格和食の、スペシャルな一夜になります。
日々木と向き合われている仁城さんは、自然への畏怖の念を深く抱かれ、
お話をうかがうだけで気づかされることが多く、心が洗われます。
仁城さんの工房探訪記&インタビューはこちら→⚫︎
仁城さんは3日間、在店くださいますので、ぜひこの機会に
お会いいただけるとうれしいです。

<仁城義勝 漆展>
11月9日(木)〜11月18日(土)*会期中無休
仁城義勝さん在店日/11月9日、10日、11日

<イベント>
11月10日(金)19時〜
仁城さんのお話会@小料理 石井
参加費 5500円+tax(飲み物は各自別途)
詳細はこちらのブログをご参照ください。

2017.09.30ガラス

【入荷情報】沖澤康平さんのガラス

岐阜の沖澤康平さんから入荷しました。
お問合せを頂く機会の多い沖澤さん。
半年前まではたくさんんあったはずなのに
あっという間にほとんど在庫がなくなりました。
こんなことなら、もっとお願いしておけばよかった、、、と後悔。
今回の入荷はガラスドーム、ワイングラスS3(角型)、
ワイングラス スプラッシュ、ミニグラスwaveの4種類のみ。
入荷わずかで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。IMG_1238


沖澤康平さんのOnline shopへ >>

2017.09.30陶器

【10月の企画展】野村亜矢 陶展
<10月19日(木)〜28日(土)>

今年は10月に2つの企画展があります。後半は野村亜矢さんの個展。
実に3年ぶりの、心待ちにしていた個展です。nomura
撮影用にと送ってくださった作品は、気合が伝わってくる力作ぞろい。
テクスチュアに富んだ風合いはより情緒を深め、
オブジェのような作品はフォルム感を極め、
アートに匹敵する存在感を放っています。0078今回は素晴らしい作品の魅力を最大限、お伝えしたいと
写真家の尾嶝 太(おさこ ふとし)さんに撮影していただきました。002700070085
写真を眺めているだけでもため息、、、美しいです。
かわいい土鍋もお楽しみに!0040
初日は野村さんも在店くださいますのでぜひ、いらしてくださいね。

工房探訪記はこちら(撮影・尾嶝 太)→⚫︎

<野村亜矢 陶展>
10月19日(木)〜28日(土)*会期中無休
野村さん在店日ーーー10月19日
*10月19日の初日、18時〜オープニングパーティをいたします。
野村さんを囲んで、ささやかな飲み物と料理をご用意しますのでお気軽にご参加くださいませ。

2017.09.21

【10月の企画展】SARAXJIJI+dansko+OTZ
<10月5日(木)〜14日(土)>

季節が移り変わるころ、今年もSARAXJIJIの展示をさせていただきます。saraxjiji1
熊本を拠点にデザイナーの野田ひろみさんが手がけるデイリーブランド。
シンプルですが、さりげなく女性らしさを漂わせるデザインはもちろん、
上質な素材選びに定評があります。saraxjiji4_MG_5359
定番のカットソーをはじめ、フォールドスカード、コートにもなるワンピなど
いつものアイテムが勢ぞろいします。
今年からドレスラインも加わって、さらにオンオフを彩るブランドとして
魅力を深めています。saraxjiji2
10月8日は野田さんも在店くださりますのでぜひ、コーディネートや素材について
うかがってくださいね。
SARAXJIJIの洋服と相性抜群のdanskoは定番を中心に
OTZシューズはサンプルセールを開催。こちらもお楽しみに!IMG_0200IMG_0207 (1)
<SARAXJIJI+dansko+OZE>
10月5日(木)〜14日(土)*会期中無休

*10月8日は野田ひろみさん在店日
<ワークショップ>
「つくろいキノコ」→⚫︎
10月12日(木)10時〜 講師:ソウマノリコ 
参加費4500円+tax(つくろいキノコ、糸、針込み)

2017.09.20陶器

【作家紹介】野村亜矢さん(陶)

3年ぶりの個展に先立ち陶芸家の野村亜矢さんの工房にうかがいました。
愛知県安城市にある工房はお母さまが営む野の花と器の店「野むら」と同じ建物。_D8A0002_D8A0233
広大な庭はうっそうと木々が茂り、住宅街の中にぽつんとここだけが
森のように浮かび上がって、違う時間が流れているようです。
庭を散策しているだけで楽しくて、なかなか建物にたどり着けないくらい。_D8A0004_D8A0317_D8A0228
建物や庭のデザインはお母さまが手がけられたそう。
パワフルでセンス抜群のお母さまにお会いできるのも、工房を訪れる楽しみのひとつです。
もちろんお母さまのお店でも、野村さんの作品をご紹介されています。_D8A0043さんざん散歩しておしゃべりに花が咲いた後、ようやく工房へ。_D8A0094野村さんは、手びねりで作品をつくられているのが特徴。
手びねりというのは、電動ろくろを使わず、捏ねた土や
縄状の粘土を使ってかたちづくる方法です。
愛知県は瀬戸や常滑など製陶の産地。
大学で陶芸を学んだ野村さんは、卒業後メーカーに就職し
そこで毎日、電動ろくろを使って器を作る仕事に関わります。
「ある日、ろくろで挽いた器が並んでいる様子を見たとき、自分が引いた器がどれか
他人の器と区別がつかないことに愕然としたんです」
電動ろくろを使うと結局、誰が作ったかわからないようなものになってしまう。
誰にもつくれないものを追求したいと独立後、野村さんは
手びねりにこだわって作陶を始めたのです。
野村さんに手びねりでつくるところを見せていただきました。
まずはボウル。丸めた粘土を台に置いて、_D8A0064_D8A0066_D8A0073_D8A0074_D8A0085_D8A0108手ろくろを回しながらあっという間に美しい形ができいきました。
さて次は円錐型の花入れ。
途中まではボウルと同じ。_D8A0130_D8A0148土台を作った後は紐づくりした粘土をぐるぐる巻きながら積み上げていきます。_D8A0153_D8A0164_D8A0171_D8A0176まるで縄文土器のような素朴な作り方なのに、フォルム感は洗練を極めています。_D8A0187土の塊が野村さんの手の中に入った瞬間から、むくむく形を帯びていく様子は
マジックを見ているような不思議な光景でした。
まるで土が魂を得て、有機的なものに変身したかと思うほど。
一瞬の無駄も迷いもなく、指と粘土が一体となって動くさまに圧倒されました。
ひとつひとつ異なる作品には、やっぱり魂が宿っているのかもしれないと思ったひととき。
あらためて唯一無二の作品の魅力を感じたのでした。_D8A0217
10月19日からはじまる、3年ぶりの個展はどんな素晴らしい作品が
そろうのでしょうか、期待を超えた展示になりそうですよ。
個展のご紹介→⚫︎

撮影/尾嶝太

2017.09.07

【ワークショップ】つくろいキノコ
<10月12日(木)10時〜>

今年もSARAXJIJI展の季節がやってきました。
素材にこだわり、肌に心地よいSARAXJIJIさんの洋服展にぴったりの講座と
昨年も好評をいただいた「つくろいキノコ」を開催します。img_5809講師のソウマさんは、もともとアパレルでお仕事をされていた経験の持ち主。
ファッションが消費される時代にあって、良質の素材を選んで大事に長く使うという
楽しみ方を知ってもらえればという気持ちで、ワークショップを各地で開催されています。img_5782木製のキノコも木工作家にオーダーされている特注品!
ひとつひとつ異なるフォルムも魅力です。
穴があいたり、くたびれたアイテムも色を重ねるように
チクチク縫うだけで、以前とは異なる新たな魅力を放ち始めるから不思議。xtmrt昨年はキャンセル待ち続出につき追加で講座をしていただいたほどの人気ぶり〜→⚫︎
皆でチクチク針仕事をするのも、楽しいひとときです。
きっと大切な時間になることと思います。

<つくろいキノコ>
10月12日(木)10時〜 講師:ソウマノリコ 参加費4500円+tax(つくろいキノコ、糸、針込み)
所要時間1.5〜2時間
靴下やセーターなど、つくろいたいものを持参してお集まりください。

2017.09.07陶器

【料理講座】tottoさんの土鍋でつくるとっておき秋ゴハン
<10月24日(火)10時〜>

急に涼しくなって鍋が恋しい季節になりました。DSC07486来月10月19日(木)〜28日(土)の陶芸家・野村亜矢さんの個展にあわせて、
tottoさんに料理講座をしていただくことになりました。
土鍋や耐熱皿が人気の野村さん。tottoさんも3年前の個展の際にオーダーして
くださり以来、オンオフで活用してくださっているご様子。
そこで土鍋でつくる料理講座をお願いしました!DSC05651土鍋は鍋料理はもちろん、ご飯を炊いたり、蒸したり、焼いたり
さまざまな料理をつくれる優れた調理機器。
きっと料理講座では目からうろこの絶品料理を教えていただけることと思います!
しかもかわいい鍋なら、そのままテーブルの上で熱々の料理をみんなで囲めて一石二鳥。
食卓が一層楽しく盛り上がりますね。
いつも人気のtottoさんの料理講座、鍋を囲んで集うのが楽しみです!img_8251
<tottoさんの土鍋でつくるとっておき秋ゴハン>
10月24日(火)10時〜 参加費5500円+tax(試食つき)キャンセル待ちのみ受付中
*お申し込みはお名前とお電話番号(携帯)を添えてcopse店頭か info@copse.bizにお願いします。

2017.09.03木工

【暮らしの輪郭】Iron warm_ plus+edaのご紹介のご紹介
<9月14日(木)〜23日(土)>

鉄や木で家具や小物をつくる伊香賀大祐さんの「Iron warm_plus」
布ものを手がける静枝さんの「eda」。IMG_98072年前に初めてご紹介させていただいた展示→も、
とても好評をいただき、石神井の名店「クラクラ」さんがテーブルをオーダーくださったり、
copseのまわりでも少しずつファンが増えています。IMG_9828久々に工房を訪ねましたが、いつ来てもここはまるで宝箱!
元鉄工所の広大なスペースにさまざまな機械や道具が
整然と並ぶ様子を眺めているだけでワクワクが止まりません。IMG_9836IMG_9941いつもは建築家やショップからのオーダーで、店舗の什器(テーブルや椅子、棚)や
建物の造作(窓枠、階段、表札などなど)、金属と木でなんでも作ってしまう
大祐さんですが、オーダーの製作だけでなく、テープカッターやフォトスタンド、
キーホルダーなど、身近な道具も制作されています。
さらに、捨てさられるような廃材でオブジェや家具に再生させるのも大祐さんの得意技。
見事に蘇らせる手業と感性もさることながら、
「どんなものでも無駄なものはない」という惜しみないものへの愛情で
大事にしたいと思わせるアイテムに仕上げるのです。IMG_9870IMG_9984もちろんテーブルや椅子のオーダーも可能。
以前、Iron warm_plusのオーダー家具についてご紹介したブログを→⚫︎
ご参考までリンク貼ります。
本当にお手頃価格でなにより仕上げやデザインのバリエーションも豊富。
もし家具のオーダー先を探している方がいらっしゃいましたら、在店日に
お気軽にご相談してみてくださいね。IMG_0048IMG_0060IMG_9843 (1)
バッグや布ものをつくる静枝さんは、古い布を使ったものづくりが基本。
捨て去られるものに美を見出し、新たな命を吹き込むという意味では
大祐さんのものづくりと同じです。
前回も好評いただいたバッグや小物など、今回もedaさんらしい
素材感豊かな布ものが登場する予定です。IMG_0085お二人にお会いするだけで、いつも心がほっと癒されます。
ぜひ会いにいらしてくださいね。
「暮らしの輪郭〜omoto×Iron warm _ plus+eda」
9月14日(木)〜23日(土)
在店日/「omoto」9/14.15.16 「Iron warm _ plus+eda」9/18.23

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