【ワークショップ】メディカルハーブ講座・夏編
6月16日(火)10時〜12時 定員6名 3000円+税(お土産付き)
【入荷情報】お箸とヘラ
梅雨入り前の小休止。夏の日差しの下、爽やかな風が吹いています。定番のお箸が入荷しました。普段は家具などを製作している木工職人の須藤 健さんにいつもお願いしているお箸。ひとつひとつ手作業で削った八角形のかたちは指に馴染みやすく、ランチでもお使いいただいていますが好評です。山桜、くるみ、栗、チーク、メイプル、ゼブラ材と樹種も豊富。木のお箸は使っているうちにカビが入ってしまうものもありますが、オイル仕上げしているため、そんな心配も無用。
今回は、久々にヘラもお願いしました。薄くて強いヘラが欲しくてオーダーしたのですが、チャーハンや野菜炒めづくりに重宝します。ちなみに数年使用するとこんな風にいい色に(半ば焦げてますが……苦笑)成長します。お箸は大人用が¥1470+tax、子供用¥1300+tax、ヘラは¥1180+taxです。
第五回「井のいち」の御礼
ご報告とお礼が遅くなりましたが、5月31日(日)の「井のいち」にはたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました!今年で5回目の井のいち。雨マークの予報に直前までやきもきしましたが、当日は一転、猛暑の一日となりました!今年は境内をクラフト作家を中心に、神楽殿の裏側から奥はフード関係とゾーニングしたのがよかったですね。
取り扱いの器や雑貨と、お菓子や保存食の両方を扱うcopseは神楽殿横で。
いつもと違う場所でしたが、木陰を渡る風が心地よく、神楽殿のライブも身近に聴け、なかなかの好ポジションでした。
今年はフード関係の店が充実したのがポイント。初出店のITOHENやクラクラはお弁当、copseは出張ランチをしてくれているスノウドロップが素麺をご用意。なかでも、ブーランジュリーベーのパニーニは絶品でした。ベーさんはこの日のためにパニーニを焼く機械を購入され、発電機もレンタル。数日前からたくさんのパンを焼き、ルジャンボンさんらと共同で保冷車を搬入。たった一日とは思えない大掛かりな設備にびっくり。ですが「気持ちのよい風に吹かれながら、熱々のパニーニを食べて欲しかったから」と國島さん。
豊かな石神井の杜で、とびきりの一日を過ごしてほしい!というそれぞれの思いが、井のいちを支えているのだと思いました。そんな風に進化する井のいちの今後もまた楽しみです!
今週は木曜から通常営業いたします。「井のいち文庫」の本もご覧いただけますので、ぜひおよりくださいませ。
【イベント】5月31日(日)は「井のいち」!
Iron warm_plusの仕事も無事に終了。さて明日からまたまた常設展。31日(日)は年に一度の「井のいち」ですよ。楽しみにしてくださっている方もたくさん!ですが、魅力的なクラフト作家さんもたくさん集まりますよ。今年は飲食系の参加も多く、例年の食糧難?を少しは回避できるかと思います!コプスも出店のため前日の30日(土)と31日(日)は、お休みをいただきます。ただいま石神井野菜でピクルスを絶賛仕込み中。近所の農家さんか分けていただいた朝採りの野菜は、太陽をたっぷり浴びて、つやつや輝いています。いつも、すぐ完売となるお菓子も、がんばって仕込んでいますよ。
天気予報は雨マークがちらついていますが、どうかみなさん楽しみに石神井氷川神社にいらしてくださいね。
5月31日(日)
9時〜16時 雨天決行
石神井氷川神社(石神井台1-18-24)
「Iron warm_plus×eda」展終了!
昨日で企画展無事に終了いたしました。昨日はチモンズさんの出張ランチ。オープンサンドのランチ、とてもおいしくいただきました!
パンは町田の人気カフェsens et sens(サンス・エ・サンス)にわざわざオーダーしてくださったそう。このお店はテーブル、チェア、シェルフ、ランプなどすべて大祐さんの作品!まるでショールームのような空間……写真を見るだけでも、ただものならぬ雰囲気が漂っています。行ってみたい!
なんども在店してくださった伊香賀さんご夫妻は、すっかりcopseの雰囲気を気に入ってくださった様子。私たちコプスのメンバーやお客さまも、お二人の作品はもちろんお人柄にすっかり惚れてしまいました〜。いつかテーブルを作って欲しい、表札が気になっていて……というご相談にいらっしゃる方も多々。私も壊れた椅子をお見せして「これどうにかなりますか?捨てようかと思って」と相談したら、「もったいないですよ。ちょっとデザインも変えて直しますよ」と持ち帰ってくださいました。静枝さんの素敵なバッグもゲットできて、大満足(自己満足?)の企画展となりました。わずかですが作品の一部は引き続き、店頭でご紹介しますので会期中来れなかった方は楽しみにいらしてくださいね。
明日まで!「Iron warm_plus+eda」展
伊香賀さん夫妻のコラボ展「鉄と木と布と〜Iron warm_plus+eda」、いよいよ明日までとなりました!
edaの布ものには、さりげなくアイアンのタグが付いていますが、これもコラボ展ならではの特典。
まだまだ作品もたくさん並んでいますが、最終日はさらに追加作品が到着するかも!? 使い古され、捨てられそうな素材に新しい価値を与えて作品に仕上げるところが、お二人の作品の共通点。
写真右上は、座部の木の部分はお盆。
そう、古道具屋さんでよく見る古い丸盆です。「一枚板をくりぬいた昔のお盆は風合いもよく素材もしっかりしているから」と、割れを継いで、エイジング仕上げの脚を合わせて素敵なスツールに仕上げています。
昨日アップした内藤さん家の家具や表札も、たくさんの方に注目をいただいた様子→☆ 鉄は仕上げによって表情がさまざま。錆び仕上げ(写真左)、黒皮仕上げなど、さまざまな手法でイメージに合わせた家具に仕上げてくれますよ。
そしてそして、明日は伊香賀さんご夫妻オススメの、チモンズさんの出張ランチ!サーモンのタルタルとハーブソースのオープンサンドイッチだそうですよ。『持ちより&差しいれレシピ』や『おいしい野菜レシピ肉、魚、卵、乳製品を使わない』などの著書のある岩本美恵子さんのお料理、とても楽しみです!
Iron warm_plusの仕事
今日はIron warm_plusの仕事について。店舗から住宅まで、家具はもとより窓枠や看板、ときには階段まで、鉄や木を使って作れるものならなんでも作ってくれる伊香賀さん。
なんでも〜と言われても、どうお願いしてよいかわからない、という方も多いはず。そこで出会いのきっかけとなった内藤さん家の事例をご紹介します。お店番スタッフとしてはもちろん、ドライフラワーグリュとしてご活躍の内藤さん。新居を購入されるのを機に、自宅レッスンにも活躍する大きなテーブルを求めました。ドライフラワーが映えるためにも、天板は一枚板をイメージ。さらにアイアンの脚部はできるだけ細く、シンプルなデザインにして、という要望をもとに作っていただいたのが200×90×H700㎜のテーブルでした。アンティークの風合いがイメージでしたが、大きなサイズを古材で探すのは難しいということで、板厚30㎜の杉材で作っていただくことに。ただし新しい素材でも、まるで古いもののように風合いよく仕上げるのがIron warm_worksの得意技。2mもの長さを4本の脚部で支える無駄のないデザインもまた、構造に技を極め、ぐらつく心配もありません。
ついでにベンチも合わせてオーダー。大人でもゆったり三人くらい座れますよ。しかも2階のリビングまで、脚部と天板を分解して搬入して現場に設置するところまでお願いでき、安心してお願いすることができました。
ちなみに表札も既存の照明に合わせてアイアンで制作。表札って家の顔ともいえる存在なのに、気に入いるデザインを見つけるのは難しいですよね。こちらも設置するところまでしてくださいました。ご参考まで黒皮の鉄脚と杉板の天板のダイニングテーブルは約12万6000円、ベンチは4万7000円、150㎜角の黒皮+つや消しクリア塗装の表札は3万4500円程度。このお値段がいかにお得か、実物を見ていただけるとおわかりになっていただけるはず! 次回23日の最終日に在店してくださる予定なので、ぜひオリジナルで何か作って欲しい〜という方はご相談にいらしてくださいね。
edaの布もの
いよいよ会期後半となりました。今日はedaの布もののご紹介。
伊香賀静枝さんのつくるバッグはどれも1点もの。古い趣のある布でブックカバーやペンケース、バッグなどを作られています。
静枝さんの選ぶ布はもともと蚊帳やモンペといった日常に使われていたものばかりです。
よく見ると、補修した後がアクセントに。使い込まれて破れたり、裂けたりした布こそ、静枝さんにとって大きな魅力なんですね。
布を集めるだけでなく、組み合わせにも時間をかけて仕上げる作品は、一枚のアートのよう。かわいいゾウの作品も人気ですよ。
「Iron warm_plus+eda」展は23日土曜まで。今日のランチはお休みですが明日明後日はご用意しています。最終日23日のチモンズさんの出張ランチもお楽しみに!
今週も「Iron warm_plus+eda」展!
真夏のような暑さの週末でしたね。「Iron warm_plus+eda」展開催中のcopseは、伊香賀さん夫妻の作品を見に、ご夫妻に会いに来られるお客様でにぎわいました。鉄の素材を無骨なまで追求する大介さんの家具やオブジェ、古い布の味わいを生かした静枝さんの布もの。
玄人好みともいえるお二人の作品は、ものづくりの方の感性を刺激するようで、お二人のお知り合いでもある陶芸家や織物作家さんも多々。わずかですがバッグやランプシェードなど追加で作品も入荷しました。今週は企画展のためお休みなく営業。次回、お夫妻は23日最終日に来店くださる予定です。
12時オープンとなります。
「Iron warm_plus+eda」展スタート
無事に「Iron warm_plus+eda」展スタート! Iron warm_plusの テーブルやスツールが入るとcopseの空間がぐっと趣を増して、時間までまったりゆったり流れ出しました。
テーブルのほとんどは古材を使ったもので、錆加工をしたものや黒皮(鉄材を生成する際に発生する鉄の表面を覆う酸化皮膜)の角型といった脚を合わせ、ラフな木の質感と見事に調和させて仕上げています。
edaの布ものも好評でしたよ。ショルダー型のパッチワークバックは「ベストを着るような感覚で楽しんで欲しい」と静枝さんがひとつひとつ製作したもの。
まさにもう一つの洋服のような感覚で、バッグを加えるだけでコーディネートが素敵に変化しますよ。ブックカバーやペンケースも古い布の風合いを活かしながら、グラフィカルなデザインが目を引きます。次回は16日(土)、17日(日)に在店の予定。家具をお求めの方はぜひ、ご相談してみてくださいね。
明日から「Iron warm_plus+eda」展!
明日からいよいよIron warm_plus(アイアン・ワーム・プラス)とeda展が始まります。今日は伊香賀夫妻が搬入にいらしてくださいました。
「はじめてだからいろいろ見て欲しくて」と張り切って、たくさんご準備くださいましたよ。大祐さんは木や鉄、廃材で作ったテーブルやスツール、カトラリーやお皿、オブジェなど、静枝さんは古着や年代物の蚊帳で作ったバッグやブックカバー、ランチョンマットなどたくさん! そして次々に現れるオブジェのような作品にひたすら感服。
デコラティブなテーブルの脚部は、階段の手すりを再利用したもの、飛行機のオブジェは古いスコップをアレンジして、小さな照明はアルミのプリンカップをシェードに、台は自転車の空気入れをというように、どこまでもユニーク。
テーブルなど大型家具もいくつかありますが、こちらは見本となっておりオーダーのみのご対応です。明日はご夫妻がまたまたご来店してくださいますので、ぜひいろいろ伺ってみてください!店内の展示風景はまた明日以降、お知らせしますね。【レポート】金継ぎ講座を行いました
昨日は金継ぎ教室でした。講師は新富町「さんのはち」の森田美絵さん。今回ご指導くださるのは新うるしを使った金継ぎ。
本来うるしは植物性の樹脂を原料としますが、かぶれたり乾燥に時間を要したりと扱いにくいのが難点です。新うるしは釣り具の補修などに使われる植物性のエポキシ樹脂。最近はこの新うるしを使って金継ぎする人が多いそうです。
まず、欠けた器はパテで埋めヤスリをかけ、割れた器は陶器用のアロンアロファで接着。最後に漆と金粉でコーティングしたら完成です。と書くととても簡単そうですが、みなさん悪戦苦闘。とくに欠けた器の補修はヤスリをかけて削ったり、表面を均す作業に手間がかかりました。
そして数時間後、見事に金継ぎ完成。10年前に有田の骨董店で欠けているために格安で入手したというTさんの色絵の器や、Aさんの板皿など、金継ぎで見事に再生!華やかに変身して、あらたな魅力が備わりました。丁寧にご指導してくださった森田さん、ありがとうございました!金継ぎって面白い〜ぜひまた次回、企画したいと思います。
5月14日〜「Iron warm_ plus×eda」展
来週から鉄や木で家具を制作されているIron warm_ plus(アイアン•ワーム•プラス)さんの個展を行います。古い鉄工所をアトリエに、店舗の什器や看板、建築家からの依頼による窓枠や家具、階段まで!制作されています。
幅広いオーダーに対応するだけでなく、廃材などを使ったオリジナルの家具やオブジェもユニーク。工房にうかがって、ただっぴろい工場のような空間に無骨な家具やオブジェが整然と配された、まるで秘密基地を思わせる空間に足を踏み入れたときの衝撃は忘れられません。みずからの手で廃材もアートに変えるその姿に、ものづくりの原点に触れた気がしました。
Iron warm_ plusを知ったのは、copseのスタッフでもあるドライフラワーgrueの内藤さんとテーブルを探していたのがきっかけでした。
鉄脚に天板は無垢材、お教室用にもしたいから長さ2m×幅1mは欲しい、無骨ながら繊細なフォルムという細かな要望のほか、2階のリビングまでどのようにして階段から入れるか、という難題もありました。思いつく限りの作家さんや工房に相談しましたが、地方の作家さんで搬入の問題がクリアできなかったり、予算オーバーだったり、なかなか納得のいくテーブルに出会えません。諦めかけていたとき、Iron warm_ plusのwebに偶然たどりつき、これだ!とうかがいオーダー。天板は杉板を古びた風に染色して、鉄脚もイメージ通り細めにしてもらいながら見えない部分で補強されているので、ぐらつく心配も無用!搬入は直接、伊香賀さんが現場で脚と天板を組み立ててくれることで、まさに理想のテーブルが手に入ったのでした。合わせてスツールや表札もお願いして。
そのすばらしい仕事ぶりに触れ、ぜひcopseでご紹介したい、しなければと思いました。しかも奥様の静枝さんは[eda]としてご活躍の布ものの作家。古い生地を仕入れてバッグ類やブックカバーなどを制作されていますが、こちらも大介さんのお仕事にしっくりなじむ風合いです。
在店してくださる日程は、オーダーのご相談も受けてくださいます。なかなかぴったりサイズのものって見つけにくいもの。お二人の世界観に触れていただくのはもちろん、ぜひこの機会にイメージに合う家具に出会う機会になれば幸いです。
最終日の23日はご夫妻おすすめの料理家、チモンズの岩本恵美子さんによる出張ランチも予定しています!
<Iron warm_ plus×eda〜鉄と木と布と>
5月14日(木)〜23日(土)*会期中無休(24日はお休み)
伊香賀さん在店日/5月14(木)、16(土)、17日(日)、23日(土)
【入荷情報】工房イサド
お天気に恵まれたGWもいよいよおしまい。copseは長いお休みをいただきましたが明日から通常営業です。
お休み中に工房イサドからカティングボードやコースターが届きました!
年々人気が人気を呼んで、入手困難なイサドさんの作品。実に2年ぶりの入荷です。

左上より下に❶22.5×10×2㎝(キハダ)4000円❷23×10.5×1.5㎝(タモ)4200円★ ❸24×11.5×1.5㎝(タモ)4800円★/左上から下に❹16.5×9.5×1㎝(タモ)3000円❺21×9×1.5㎝(ナラ)3500円❻10×18×1.5㎝(キハダ)3200円★ ❼19×9.8×1.5㎝(キハダ)3200円
しかし、どの作品も待っただけの価値ある品々。
おすすめはお盆!「イサドらしいお盆をつくりたくて」と試行錯誤されていた本田さん。栗の丸盆(巻頭)は、内側をはつる(ノミなどで削り取ること)ことでより強調させ、素朴ながら存在感のあるイサドらしい作品に仕上がっています。
そのほか人気のカッティングボードや丸型のコースターなどたくさん到着していますので、ぜひご覧いただければと思います。
ご遠方の方には通販にてご対応もしております。気になる作品がありましたらcopse <info@copse.biz>にお問い合わせくださいませ。
*サイズは取っ手の長さを含んでいません。
*表示価格は税抜きです。
*色やサイズの若干の誤差はご了承ください。
*★印は完売しました。
母の日のギフトボックス
お天気続きのGW、今日は子供の日ですね。ところで今度の日曜、9日は母の日ってご存知でしたか? GW直後で気が回らない〜という方も多いと思いますが、今年もドライフラワーgureさんが、母の日のドライフラワーボックスをご用意してくださいました。例年好評のスペシャルバージョン。今年は花かごのようなやさしい雰囲気に仕上がっています。つくるところからやってみたい!という方は、5月8日(金)のワークショップにぜひご参加を。ご購入のみの方ご予約いただけると幸いです。価格はいずれも4000円+tax。copseのオリジナル焼き菓子とセットもおすすめですよ。
<母の日のギフトボックス>
日時/5月8日(金)10時〜
参加費/4000円+tax
【ワークショップ】金継ぎ教室のご案内
お天気に恵まれゴールデンウィークも最高潮ですね。コプスはお休みをいただいていますが、金継ぎ教室のお知らせ。以前からお客様からご要望いただいていましたが、ようやく素晴らしい先生に出会えて金継ぎ教室を開催させていただくことになりました。
ご指導いただくのは、新富町で生活骨董のお店「さんのはち」をされている森田美絵さん。このお店が本当に素敵!ペンキ塗りや棚の製作もご自身でされたそうで、選び抜かれた器やオブジェが存在感を静かに放つようにひとつひとつ丁寧に飾られ、訪れるだけで幸せな気持ちになります。そんな感性豊かな森田さんにご指導いただけるのはもちろん、新漆を使う方法で、1日で完成するの手軽さも魅力です。欠けた器も金継ぎすると美しく、見事に蘇るのが楽しみ!どうか大切な器とともにご参加くださいね。
身体感覚講座のご報告
今ごろになってしまいましたが25日に開催しました身体感覚講座のご報告。
「朝ごはん展」にちなんで「食べること、生きること」と題した日本身体研究所の矢田部英正さんのワークショップ。漠然としたタイトルにも関わらず定員を上回る方々がご参加くだり、みなさんの関心の高さに驚かされました。お茶碗とお椀、小鉢を前にテーブルを囲む様子は一見、食事会のようですがさにあらず。「正しい食べ方を知るだけで料理の味わいまで違ってくるんです」と矢田部さん。まずは、お箸の持ちかたを教わり、大豆やお米を箸で運ぶ練習から。お箸の持ちかたなんて今さら!ではありますが、その意味合いや道具と身体の関係から解説するのが矢田部流。
「人差し指とお箸をまっすぐに。引っ張られても動かないくらいしっかりと持てるようになると、力が箸に直接伝わって、身体と一体感が生まれます」。
さらに二人一組で指先から手のひらにかけて静かに触れ合うワークショップ。指先まで感覚が研ぎ澄まされて、目にも手の状態の変化がわかるほど。「型にとらわれると本質が見えなくなる」という言葉の通り、表面的なカタチにとらわれると本来の意味や役割が見えなくなってしまいます。いただきますと合掌して箸をもつことから、器を持って食事をすることまで日本人の食事の所作は、自然の恵みをありがたくいただくという思いから生まれたものだとつくづく。
昨年の浴衣展で日本刺繍講座をしてくださった→⚪︎三原佳子さんもご参加してくださいましたが「刺繍を教えるとき、針の持ちかたからご指導したい」とおっしゃっていた言葉が印象的でした。本来、カタチと心は一体のもの。なにかと崩れがちな心身のバランスを保つ意味でも、身体感覚講座から学ぶものがとても大きい気がしました。今後も継続して開催したいと思いますので乞うご期待!
*今週はGWのためお休みさせていただきます。次回の営業は5月7日(木)になります。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
tottoさんのスパイス料理講座
真夏を思わせるスパイス日和の今日、料理家のtottoさんの料理講座でした。
ターバンを巻いた(笑)tottoさんに「普段使いのスパイスで、ちょっと異国ごはん」と題して、豆と青菜のカレーにターメリックジンジャーライス、スパイシーソーセージ、ナッツと香草のサラダ、キャベツとアボガドの春巻きというスパイシーなメニューを教えていただきました。
ガラムマサラやコリアンダー、ターメリック、クミンといったスパイスを加えるだけで、いつものハンバーグが本格的なソーセージに、春巻きは絶品おつまみにと、ひと味違った味に仕上がります。カレーももちろんスパイスを組み合わせてペーストから。
でもこれが、いたって簡単かつ、胃にもたれることのないマイルドな味わい。同じようなベジカレーを作ったことがありますが、あっさりしすぎて物足りなかったり、スパイスの味が強すぎたりとうまくできたためしがありませんでしたが、tottoさんは見事に野菜の旨味を引き出して、甘みとコク、辛さのバランスが絶妙のカレーに。野菜だけでこんなにも深い味わいのカレーができるんだ!と感動しました。
スパイス料理は代謝を促してくれるだけでなく、ビールにもぴったりで今夏の定番になりそう。「朝ごはん展」でご紹介のicuraさんの木の器は色写りもなく、スパイス料理にもぴったりでしたよ。それにしても毎度、瞬殺で満員御礼のtottoさんの料理講座は、いつも美人揃いでそれも幸せ。ご参加いただいたみなさま、tottoさん、ありがとうございました!
*今週はGWのためお休みをいただきます。次の営業は5月7日(木)となります。
「朝ごはん」展、最終日!
朝ごはん展もいよいよ本日が最終日となりました。
おかげさまでたくさんの方にお越しいただき、にぎやかな日々となりました。後半はランチも大盛況。昨日は矢田部英正さんの身体感覚講座でした。
矢田部さんの講座は内容が深くひとことでは解説できないのですが、心と所作の関係や、細部まで感覚を研ぎ澄ますことの大切さなど、たくさんのことを教えていただきました。詳細はまた追ってお知らせしますね。10日に渡る長い会期でしたが、たくさんの作品をご用意いただいたので、まだまだ見応え十分です!ぜひ最終日も足をお運びくださいね。
*明日のランチはお休みです。
*来週はGWのためお休みさせていただきます。

















