【集いの食卓】古来種野菜イベント
<11月20日(日)〜23日(水・祝)>
昨日の古来種野菜のワークショップのご報告。
講師はwarmerwarmerの高橋一也さんです。

高橋さんはもとは料理人。かのレストランキハチで活躍中に有機野菜に出会い、
その後、自然食品小売業や有機野菜ビジネスに関わり2011年に独立。
warmerwarmerをスタートさせます。
高橋さんが扱うのは在来種や古来種と呼ばれる昔ながらの土着の野菜。
一方、私たちが普段食べている野菜は、F1種と呼ばれる人工交配された種からつくられたもので、
流通しやすいよう形や収穫時期がほぼ決まった状態で収穫を約束されています。
そして種を収穫しても同じ野菜には育たないので、毎年種を買わなければなりません。

古来種は流通にしくく、効率が悪いため次第に栽培されなくなったものですが、
種をとればまた同じように花が咲き、同じように収穫できます。
このような昔ながらの野菜のなかには、京野菜をはじめ
各地にブランド野菜はありますが、高橋さんが扱うのは、それとも異なる
昔から地域の人が細々と育て種を取り、育ててきた野菜。
一般には流通されることのない絶滅寸前ともいえる品種が中心です。

起業されるきっかけとなったのがあの震災でした。
2011年3月、おつきあいのあった福島の農家が震災とのちの原発被害で
代々引き継いできた畑はもちろん、種を失いました。その補償をしてもらおうと
東電にかけあうも「たかが種。種なんて買えばすむもの」とあしらわれてしまう。
古来種野菜は種もほとんど流通しておらず、種を失うということは
その野菜を二度と作れないということ。脈々と引き継がれてきた種を失う悔しさ、
喪失感は、種を大切に守ってきた人にとっては測り知れないほど深いのに、
種のことを知らない人にはまったく、理解されないものだったのです。
そして「種を守るために、古来種のおいしさを知ってもらわなければ」と
高橋さんはwarmerwarmerを始めたのです。

なにより、昔から土地の風や土、水に育まれてきた野菜には
本来の力強い香りや個性的な形、おいしさが備わっています。
ワークショップではお話しをしながら、高橋さんみずから切ったり
焼いたりと調理してくださった野菜を、そのまま試食!
料理教室さながらの素早い手つきで
次々に野菜を調理してくださるのは、さすが元料理人!
なにより、それぞれの野菜のおいしかったこと!
「忙しい人にこそ古来種野菜を食べて欲しいんです。
シンプルな調理法で十分おいしくいただける。味付けがシンプルでいいから
余計な調味料も不要で、キッチンもシンプルになっていいですよ」と高橋さん。

古来種はおいしい!という熱い思いで生産者と消費者をつなぐ役割を
果たす高橋さんのお話しには興味深い言葉がちりばめられていました。
たとえば会社を立ち上げる際、誰もが反対するなか
「社会はこうしたいと思う人がつくっていいんだよ。
社会の枠にとらわれずに自分が思うことをやってみたらいい」と
背中を押してくれた人がいたこと。

本来、自然と人をつなげるものが〝農〟。
それが産業化して〝農業〟となってしまった。
産業化した野菜(F1種)は商品になってしまい、
自然から生まれた〝食べもの〟という意味から離れてしまった。
古来種が、流通や効率優先の社会のなかで淘汰されたように
人間の社会も同じことが起こっている。
生産性でしか評価できない社会に未来はあるのだろうか、、、など
熱い思いに突き動かされた人の言葉は、こんなにも心に響き、
社会や人を少しずつ変える力があると気付かされました。

今週にははじめての著書『古来種野菜を食べてください』が発売されるそうです→⭐︎
野菜の販売は23日まで。
ぜひ個性豊かな力強い野菜を味わってみてください。
【集いの食卓】はじまりました!
小春日和のなか「集いの食卓」展が、スタートしました。

4名の作家さんが、それぞれ100点以上の作品をご用意くださいました。
どっしりとした土ものらしい風格を備えた稲吉善光さん、
ヨーロッパのアンティーク器を思わせる阿部慎太朗さん、
金属を用いたストイックな風合いの安福由美子さん、そして
透明感あふれるガラスの沖澤康平さん。
テクスチュアに富んだ4名の作品がそれぞれ溶け合って
深まる秋にふさわしい陰影を醸しています。
テイストの異なるもの、さまざまな形・・・
いろんな料理があるように、いろんな器があったほうが
テーブルは生き生きと楽しくなる気がします。
少しずつ好きな器を見つけて
オリジナルの「集いの食卓」を楽しんでくださいね。
*11月20日(日)〜23日(水・祝)は古来種野菜の販売
【作家紹介】阿部慎太朗さん(陶)
ヨーロッパのアンティークを思わせる器たち。
優美な彫り模様が女性らしい雰囲気を漂わせますが、
この作品をつくるのが若干31歳 の若き陶芸家、阿部慎太朗さんです。
阿部さんは香川県出身。東京の大学に入学後、陶芸サークルに勧誘されたのが
きっかけで陶芸をはじめます。サークル活動にのめり込み大学には7年通われたそう。笑
卒業後は釉薬の知識を深めるために笠間にある
茨城県工業技術センター窯業指導所の釉薬科で学びます。
なんと在学時代から少しずつオファーが入るようになり、卒業後はそのまま独立、
作家としての道を歩み始めます。
今や阿部さんの代表作となっている装飾的な器をつくるようになったのは、
骨董市で見つけたヨーロッパのアンティークの器との出会いがきっかけでした。
時代を超えて美しく佇む姿に魅了され
「現代の生活に合うのはもちろん、100年後にアンティークになる器をつくりたい」と
鋳込みと呼ばれる石膏型を使った手法で制作をはじめます。

リムには彫刻刀で丁寧に模様を彫り、焼きあがったとき
凹凸感のある彫り模様に、釉薬が美しい濃淡を描き出すのが特徴。
笠間の工房にうかがったときの、膨大な型のストックや、
彫刻の作業をする窓辺に置かれた道具の美しい佇まいが印象的でした。

「悩んだときは手間のかかる方法を選ぶようにしています。
誰もやらないことや、難しいことに挑戦したほうが
結果的にいいものができる気がします」と阿部さん。
仕事量やスピードを求められるようになった今もコツコツと、手間がかかる部分は
ときに人の手も借りながら、決して手を抜くことなくつくられる美しい器。
若くしてみずからの作風を確立された人の言葉が、心に強く響きます。

素敵な器があるだけで、ちょっとがんばって料理を作ろうかなと思うもの。
テーブルを華やかにいつもと違う気分で盛り上げてくれる、とっておきの器です。
2016年「集いの食卓」展でのご紹介はこちら→⚫︎

【作家紹介】安福由美子さん(陶)
いよいよ17日(木)から「集いの食卓」がはじまります。
企画展にさきがけ、先日大阪・堺で行われたクラフトフェア「灯しびとの集い」に
参加された安福さんに会いにうかがいました。

錆鉄を思わせる器や、フォルムが際立つ造形、マットな耐熱鍋など美しい器を前に
丹念に選ぶ来場者で安福さんのブースは人だかりが絶えず、常に賑わっていました。
はじめて安福さんがクラフトフェアに参加したのはちょうど1年前の「灯しびとの集い」。
それまでほとんど地元のギャラリーや知人からのオーダーなど
お住いの岐阜を中心に活動をされていました。

現在にいたる安福さんの経歴はちょっとユニークです。
デコレーターとして活躍された後、
趣味ではじめた陶芸をさらに追求するため、
30代で京都造形芸術大学に入学。
卒業後は作陶を続けながら、岐阜駅近くにカフェをオープンされます。
器はもちろん、ランチやケーキもすべて安福さんの手によるもの。
アンティークの家具を配した心地よい雰囲気も手伝って
人気を集める一方で、お客さんを中心に、器の注文を受ける機会が増えます。
その数がどんどん増えるにつれ、一人で切り盛りしていた
カフェと作陶の両立が難しくなり、惜しまれながらも2013年にクローズ。
作陶一本の生活にシフトしたのを機に、もう少したくさんの方に見てもらいたいと
応募した大阪・堺のクラフトフェア「灯しび人のつどい」に2015年に初参加。
今年はクラフト作家の登竜門「松本クラフトフェア」にも参加されました。

思うままに人生を切り開かれた経歴を聞くと
なんだかエネルギーに満ちあふれたパワフルな女性をイメージしますが
ご本人はむしろやわらかな物腰の上品なお方。
早くも全国のお店からオファーが続いているようですが、
あくまで好きなことを求められるままに追求した結果、
陶芸家と呼ばれることに、ためらいすら感じている風です。

花器や耐熱、照明、オブジェなど幅広い作品に積極的に取り組まれているのも
幅広いお仕事に関わってこられた自然な発想なのでしょう。
安福さんの工房兼ご自宅におじゃましたときに、
その漠然とした印象が確信に変わりました。
木をふんだんに使ったシンプルモダンな住まいは丁寧に手入れされ、
レザー張りのソファとともに、年月を経て美しく光沢を放っていました。
住まいの片隅にレイアウトされた工房は
シンボルツリーが枝を広げる庭とリビングを眺める住まいの特等席。
キッチンからすぐアクセスできる場所にレイアウトされ
料理をつくるように、生活の一部として
器をつくられることを楽しんでいらっしゃるのだと思いました。

そして厚かましくいただいたお昼ご飯のおいしかったこと。
モノトーンの洋服をシックに着こなすお姿と同様、
料理や器、そして空間といった暮らしのすべてが調和を保つ様子に、
ただただ圧倒されました。年齢や経験を経てこそ漂う上質さ。
自らの感性に従い、貫かれてきたこれまでの道のりを垣間見た気がしました。

安福さんの作品のなかでも錆び鉄の作品は代表作のひとつ。
たおやかでストイック。そんな安福さんの作品をぜひ手に触れて
感じていただけると幸いです。
【入荷情報】ファブリックカレンダー
例年人気のファブリックカレンダーが入荷すると
今年も、あと少しか、、、と気持ちが焦り始めます。
今年は3種類ご用意してます。



リネンなので、好きなところに貼ってインテリアとして楽しめるだけでなく、
役目を終えたらキッチンクロスとして使っていただけます。
各1850円+tax。
来年の準備の手始めに、いかがでしょうか?
【入荷情報】大迫友紀さんのガラス
ガラスは夏のもの、と思いがちですが
大迫さんのガラスは別格。

くぐもった雪空を思わせる表情は、
冬の朝のきーんと冷えた空気のごとく
凛とした気配をまとっています。

ガラス制作のため東京から北陸に移り住み、
日々の暮らしのなかで触れた情景がそのまま
作品に投影されているのでしょう。

陰影に富んだ作品は、ガラスを吹き、カットし、
削ったあと、もう一度炉に戻して溶かすことで表現されるもの。
技を駆使して手間をかけ、独特のグラデーションを描く作品に仕上げます。

一見、繊細な作品に見えますが、ほどよい厚さがあり、
安心して使っていただけるのも魅力。
贈り物として選ばれる方の多い作品です。
大迫友紀さんのOnline shopへ >>
【入荷情報】仁城義勝さんの漆
日ごとに秋が深まるこの時期、いつも仁城さんから器が届くのが楽しみです。
仁城さんは一年でサイクルを決めて制作されています。
冬の間、乾燥させた木を木取りして、成型した後、湿気の多い夏にかけて漆を塗り、
秋に各地にお届けるするのが仁城さんのスタイル。
素材に適した季節に加工するだけでなく、一年のなかで作業を区分けすることで
無駄な手間や工程を省くことにもなるのだといいます。

当然、入荷も一年に一度。ご要望いただいても在庫がなければ、一年お待ちいただくことになりますが、
そんな工程を含めてみなさん仁城さんのものづくりを理解し、愛してくださっています。
なんと、息子の欠けたお椀も一年経って美しく修理していただき戻ってきました。
しかも費用は1000円!こんな値段で申し訳ないと思いますが、
「大事に使ってくださっているからいいんです」と仁城さんの言葉に涙。
修理をお願いしなくてもよいように、大事にします!

NO.6のお椀は日常づかいにおすすめのスタンダードなデザイン。

蕎麦やうどん、丼にも活躍するNo.2の大きなお椀も入荷しています。

菓子皿として活躍する小さなプレートも素敵ですよ。
人気の入れ子椀セットはキャンセルが出ましたので数個あります。
<入荷アイテム>
No2.お椀(丼)栃
No.5 お椀
No.6 お椀
No.12 入れ子椀
No.39 小鉢(カップ)
NO.I56 小皿
これからの季節に活躍するアイテムばかり。
まだオンラインにアップできておりませんが、近々アップします!
仁城義勝さんのOnline shopへ >>
【入荷情報】YAMMAの会津木綿
ヤンマ産業さんから会津木綿の服が入荷しました。

赤、紫、青、グレーの組み合わせが絶妙な「はでしま」は
一見躊躇してしまいそうなほどインパクトありますが
ボトムが主役となるので組み合わせもラク。
何より着るだけで元気が出ます。

キュロットもいろいろ。大好きな「滝縞」も到着しています。
すべて丈が10cmプラスでオーダーしていますので
ワイドパンツ感覚で着こなしていただけます。

無地感覚で装えるピンストライプ「銀青」はよく見るとブルーのラインがアクセント。

先染めの糸による発色の美しさ、ハリ感のある生地の風合い。
厳しい気候風土のなかで生まれた会津木綿は、一年を通して快適に装えるたぐい稀な
素材の素晴らしさを、ぜひ手にとってご覧いただきたいです。
今回の入荷は下記になります。
<タックスカート>
すいか縞/棒縞/はでしま/赤/ぼかし縞紺/ぼかし縞ブルー/新小町ぶどう
<キュロット*すべてロング丈>
滝縞/銀青/すみくろ/ピン縞黒/からし
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【SARAXJIJI+dansko展】danskoのシューズ
SARAXJIJI+dansko展もいよいよ終盤となりました。
今日はdanskoの靴のご紹介。
コンフォートシューズブランドとして知られるdansko。
厚みのあるソールの部分に安定性と衝撃吸収機能を持たせることで
足への負担を軽減してくれるという構造に特徴があります。

定番のプロフェッショナルは、木目ソールのデザインが登場して新たな印象に。
このプロフェッショナルをより進化させた「PRO XP」は、
ソールの軽量化を図ると同時に、厚みのある中敷きを取り外せるようにすることで
靴の内部の厚みが調整可能。
靴下を重ねばきしたら履けない〜なんていう問題を解消してくれます。

定番のイングリッドを含め、堅牢な皮革を使用し、撥水加工を施しているため
雨の日も気にせず履けるのもうれしい限り。お手入れも簡単です。

そのほかブーツ類やサンダルも少しずつ揃って
どれも足にやさしく、装いのアクセントになります。

もうひとつ同じくアメリカ発のOTZシューズもご紹介しています。
こちらは自然に即したスピリットと現代的な感性を融合した独自ブランド。

医学的な側面から履く人の健康的な姿勢を促進し、
地球の温暖化への配慮としてアッパーとアウトソールをダイレクトに縫い合わせ、
接着剤を使用しない縫製など革新的な試みが随所に。
抗菌性を備えたコルクのソールは、履いていくうちに
自分の足形にフィットしていくよう、履き心地とデザインを両立しています。

定番のESPADRILLEを履いたら、履いていることを忘れそうな軽やかさにびっくり。
布張りは室内ばきに使ってます、皮革のタイプはスーツケースにもコンパクトに
収まるから旅のお供にしていますなど、愛用の方からも好評です。
サイズもいろいろ揃っていますので、ぜひマイシューズを見つけに来てくださいね。
【イベント+WS】古来種野菜を食べよう!
<11月20日(日)〜23日(水・祝)>
古来種野菜って知ってますか?
在来種や固有種とも呼ばれる、昔から受け継がれてきた種からできる野菜。
代々形を変えることなく引き継がれてきた、個性豊かな味わいや形に富む本来の野菜です。

一方、私たちが普段食べているのは「F1種」といわれるもの。
F1種=一代交配種とは人工交配された新品種。
形や味が均一になるよう品種改良されたもので、個体間のばらつきが少なく、
成長が早いなど、都合よく改良されたもの。
しかも、農家の人は栽培するたびに種を購入する必要があります。
今回は選りすぐりの器をご紹介する「集いの食卓」展に合わせて
全国の古来種野菜の生産者と消費者を結ぶ活動をされている
「warmerwarmer」の高橋さんに、古来種野菜をご紹介していただきます。
野菜本来の味わいに満ちた古来種野菜は、
手間をかけずともとびきりのご馳走になります。
ワークショップでは古来種野菜の美味しさを楽しむ調理法を教わりながら
試食を行うほか、本当のオーガニックとは何か、
野菜本来の味わいや〝種〟についてお話をうかがいます。
店頭でも11月20日〜22日の4日間、古来種野菜の販売を
予定していますのでお楽しみに!

▪︎ワークショップ▪︎
「古来種野菜を食べよう!」
11月20日(日)10時〜
参加費¥2500(野菜のお土産つき)
講師・高橋一也さん(warmerwarmer)
*お申し込みはcopse まで。
▪︎イベント▪︎
「古来種野菜の販売会」
11月20日(日)〜23日(水・祝)
店頭にて古来種野菜を販売します。
【企画展】集いの食卓〜阿部慎太朗、稲吉善光、安福由美子(陶)+沖澤康平(ガラス)
<11月17日(木)〜26日(土)>
秋の深まりとともに、気のおけない仲間と集う機会が増える時期。
11月は、大勢で囲むときの食卓で活躍する
3名の陶芸家とガラス作家による器展を行います。

今春にご紹介を始めて以来、好評をいただいている稲吉善光さん、
金属を思わせる鈍い光を放つ器にストイックなセンスが漂う安福由美子さん、
アンティークを思わせる装飾が美しい阿部慎太朗さん、
そして透明感あふれるガラスを手がける沖澤康平さん。
どんな料理を盛り付けよう!と気分を上げてくれる器ばかり。
独自の存在感を備えた器は、テーブルでも異彩を放ち
集いの場をいっそう楽しく彩ります。

20日〜23日は「warmerwarmer」の古来種野菜の販売も予定。
本来の味わいに満ちた野菜は形も味も個性豊か。
手間をかけずともご馳走になります。

<集いの食卓>
11月17日(木)〜26日(土)*会期中無休
参加作家/阿部慎太朗、稲吉善光、安福由美子(陶)
沖澤康平(ガラス)
<ワークショップ>
▪︎11月20日(日)10時〜
「古来種野菜を食べてみよう!」参加費¥2500(お土産野菜つき)
稀少となった古来種野菜を全国から集め紹介する「warmaerwarmaer」。
代表の高橋さんに古来種野菜についてうかがいながら、おいしい食べ方、
また本物のオーガニックとは?をうかがいます。
詳細はこちら→⚪︎
【SARAXJIJI+dansko展】SARAXJIJIの服
今年で5回目となるSARAXJIJI展。
店頭ではいつも定番のカットソーを中心に一部アイテムをご紹介していますが、
フルラインナップで見ていただける貴重な機会です。

とくに秋冬はラフィーガーゼにオーガニックコットンを合わせたWコットンや、
ウール素材、コート類など、素材のバリエーションも豊富で充実ラインナップ。

今回はコート類が充実。定番のカシュクールワンピは、ウールやリネンと
素材違いでありますが、同じデザインでも素材でシルエットや印象が変わるのが面白いです。

ジャケットのように羽織るコートは、今年はリネン素材が登場して、
よりマニッシュな印象で着こなせそう。
デザインは同じでも、素材によってシルエットやイメージが変わるのが面白いですね。

なにより着心地の良さがSARAXJIJIの魅力。
定番のラフコットン素材は、今季からオリジナル素材が登場しています。
ラフコットンの魅力をそのままに、以前より細い糸で
しなやかさを加えて、より着心地感やシルエットの美しさをアップ。
常に理想の素材を求め続けるSARAXJIJIらしさを感じます。
カットソーもSMLとサイズ展開されているのが特徴。

しかも七分袖、長袖と微妙に違うラインを楽しめるよう展開しています。
コート類やカーディガンも3サイズ展開。なのでどうしても
アイテムが増えてしまいます。小さなアトリエでこんなに細かく
サイズを用意されてるブランドがあるでしょうか?
制作はもちろんストックなど効率が悪いこと極まりないと思うのですが、
そんなことより、美しく気持ち良く着こなして欲しいという
作り手の思いを感じずにいられません。

スカートのデザインも特徴が。定番のフォールドスカートは、
ウエストにたくさんボタンがついたユニークなデザイン。
筒状になった布をボタンで調節して、タックスカートにしたり
エプロンドレスのようにしたりと自在に着こなせます。
ウエストゴムのような締め付けもなく、紐で結ぶと腰回りがきりりと引き締まり
背筋が伸びる気持ち良さがあります。
ちなみにパンツもウエストは紐になっています。
会期終了後も引き続き店頭にてご紹介していますので
会期中来られなかったという方もぜひいらしてくださいね。
SARAXJIJIのOnline shopへ >>
【SARAXJIJI+dansko展】初日終了!
膨大なラインナップを把握するだけでも精一杯の初日でしたが無事に終了。
ご遠方から楽しみに来てくださった方、毎年通ってくださる常連さん。
SARAXJIJIとdanskoの両方行ったり来たり、悩むのが楽しい一日でした。

とにかくSARAXJIJIのアイテムの多さに圧倒されつつ、
あれもこれも、オススメしたいものがありすぎて悩みます。
今回の要チェックアイテムのひとつが、リネンギャザーシャツワンピースです。
コートのように羽織ったり、ワンピとしても楽しめるのが魅力。

そして、もうひとつがソフトウールのアイテム。
この素材の気持ちよいこと!
軽くてあたたか、チクチクすることなくやわらかな手触りはカシミヤかと思うほど。

ショールやロングベスト、ストールカーディガン、パンツまで充実のラインナップ!
どれもまとうだけで暖かく、幸せな冬を迎えられそうな気持ちになります!
とびきりの素材を極める、さすがSARAXJIJI!とうれしくなる出会いでした。

即売のアイテムもたくさんありますのでぜひ楽しみにお出かけください。
22日は柳川のIMUSTANのベーグルの販売があります!

<SARAXJIJI+danko展>
10月20日(木)〜29日(土)
*企画展中は無休
【tottoさんの料理講座】「みんなが集まる日のごはん」
<11月22日(火)10時〜>
11月17日(木)〜26日(土)開催の企画展「集いの食卓」に
合わせて、tottoさんの料理講座を開催します!

料理家のtottoさんは朝ごはんからおもてなしまで
美味しく元気になるごはんを家族のために日々つくられながら
雑誌やケータリングのお仕事など幅広く活躍されています。
テーブルを囲む人を笑顔に変えるのは、素敵な料理はもちろん、
色づかいが楽しいテーブルコーディネート!
今回は器やテーブルのコーディネートについても教えていただく予定です。
デモンストレーションでパーティメニューのレシピを教えていただいた後は、
みんなでワイワイ試食パーティで盛り上がりましょう。
毎回人気の講座なので、お早めにお申し込みくださいませ〜。
<tottoさんの料理講座「みんなが集まる日のごはん」>
日時/11月22日(火)10時〜
参加費/¥4700(材料費込み)
定員/8名
*満席になりました。キャンセル待ちのみ受付中です。
【ドライフラワー講座】クリスマスのリースとスワッグ
<11月18日(金)10時〜>
冷え込むようになり秋の深まりを感じます。
マンスリーで開催のドライフラワーgruさんのワークショップは
クリスマスのリースとスワッグです。

リースは、なんと10種類以上の木の実を使用。
色とりどりの木の実に、ケイトウや綿、スモークツリーのフワフワ感と調和して
ぬくぬくとした冬の装いを思わせ素敵です。
スワッグは穀物にザクロやバラの実の赤を効かせた豪華版。
グリーンと赤のコントラストも絶妙で、クリスマスの華やかな気分を
盛り上げてくれそうです。

ワークショップの制作以外に、ご購入も可能です。
(サイズや内容などオーダーにも対応してくださいます)。
コプスでの日程は下記となりますが、ご自宅でもレッスンをされているので
予定が合わない方はグリュさんのサイトをチェックしてくださいね。→⚪︎
<クリスマスのリースとスワッグ>
11月18日(金)10時〜
参加費/リース¥4200、スワッグ¥4900(いずれも税別価格)
*リースかスワッグ、いずれかお選びください。
【入荷情報】ANDADURAの財布
実は、このところ毎月のように入荷してるのがANDADURAの財布。
お客さまからのご要望の多いアイテムのひとつです。
人気は長財布と大容量財布(上がキャメルの長財布、下がブラウンの大容量)。

長財布は文字通り長方形でファスナーがL字についています。
通帳が入るよう幅広にして、長さを短くしたのが大容量。
長財布は私が愛用していることもあり、おすすめの逸品ですが
もっと細かく分けして収納したい、通帳も入れたいという方には
この大容量財布がおすすめです。

大容量財布はU字のファスナーをぐるりと開けると、中身が一目瞭然!
どこに何が入っているかすぐわかるので、迷わずにすみます。
プライベートとお仕事用、じぶん用と家計用と財布を分けて管理したい方は
長財布と大容量の二個持ちもおすすめです。

こちらは私がかれこれ5〜6年愛用している長財布。
まったく別物のようですが、手脂でテカテカに光っているのが私物です。
ネイビーは色の変化がそれほどありませんが、
革らしい色の変化を楽しみたい方には、
キャメル(薄茶)やブラウン(濃茶)がおすすめ。
ステッチは共色もしくは白があり、在庫がなければ
一ヶ月程度で制作して送ってくださいます。
名入れサービスもあるので、早めに用意してプレゼントするのも素敵。

なにより手のひらに沿うようなデザインと、やわらかな風合いがよく
毎日使うだけで幸せな気持ちになれますよ。
ANDADURAのOnline shopへ >>
【入荷情報】ZEPA(室内履き)
セルビアのルームシューズ「ZEPA(ゼパ)」が入荷しました。
ZEPAは地元のお母さんたちが編む、伝統的な室内履きです。

旧ユーゴスラビアだったセルビアは、1900年代から2006年に独立するまで、
幾多に渡る内紛や空爆に見舞わられ、人々は生命の危機に常に脅かされてきました。

このZEPAは紛争や災害で傷ついた人々を支援するサポートするプロジェクトから
生まれたもの。
このサポートを行うのが日本の特定非営利活動法人「JEN(ジェン)」です。
紛争で家や財産を失い、不安を抱えている人々を対象に
グループセラピーのワークショップを行ってきました。

楽しくZEPAを編むことが心身のケアとなるだけでなく、売上金の一部は海を渡り
女性たちが自立して生きるための支援活動の一環となるのです。
こんな可愛いルームシューズで、ささやかな支援ができるなんて素敵ですよね。

実は20年来の友人がこのスタッフとして活動し、ただいまセルビアを訪問中。
ルームシューズを編んでるお母さんたちには今回、会えないそうですが
日本の支援が社会に貢献されているか、機能しているか
独立から10年の現状を視察する旅だそう。

ひとつひとつのルームシューズに編んだ人の名前が記されて
色合いはもちろん毛糸の太さやサイズもまちまちなのも手づくりの魅力に満ちて、
眺めているだけでほっこりやさしい気持ちになります。
くるぶしの上まであるから、あたたかさも格別。
もうすぐやってくる寒い季節に向けて、足元から冬仕度をはじめてみませんか。
ZEPA ¥3800+tax
【お知らせ】webshopスタート!
7月のwebリニューアルから早3ヶ月。
ようやくwebshopがスタートしました→⭐︎
右上の買い物かごマークをクリックしていただければ
自動的にwebshopの画面に移ります。

3ヶ月もかかったとは我ながら呆れますが、
予想以上に大変で、スタートしたとはいえまだほんの一部。
これまでお問い合わせをいただくたびに
写真を撮ったり在庫を確認してお知らせして対応していましたが
欲しいものがあるか、すぐチェックできるwebshopは確かに便利ですね!
実店舗があるのに、webshopなんて…と思っていましたが、
買い物をしていただくか否かに問わず、ラインナップや
どんなお店かを知っていただくためにもはじめてよかったと思います。
なかなか行きたいけど行けない、いつかは行ってみたいと
思ってくださっている方にも、雰囲気が伝わる写真にしたくて
日々試行錯誤しております。
新入荷のアイテムもまだwebshopにアップできておらず、
ゆくゆく「PRODUCT」の作家紹介からリンクも張りたいと思ってますが
まだそこまで手が回っておりません。汗
ということで、これまで同様メールやお電話でのお問い合わせにも
対応しておりますので、気になるアイテムありましたらお問い合わせくださいませ。
少しずつのアップになると思いますが
webshopも楽しみにしていただけましたら幸いです。
【企画展】SARAXJIJI+DANSKO展
<10月20日(木)〜29日(土)>
あっという間に10月に突入して、秋の気配が漂い始めました。
10月は恒例のSARAXJIJI展です。

春の熊本地震では、マンション10階のアトリエも被害を受けたと聞き
心配をしましたが、その後早々に復旧され、なんと
先月はフランス・パリにも出展を果たされました。
女性の美しさ、素材の心地よさを追求した服の魅力は
文化や人種を超えて伝わるもの。
パリの人々にもSARAXJIJIの洋服がとても好評だったそう。
展示は終了しましたが、展示をご紹介されたフランスの国際総合チャンネル
「TV5MONDE」のSARAXJIJIデザイナーの野田ひろみさん
インタビュー記事がとてもわかりやすくまとめられているので、
ご興味ありましたらご一読ください→⭐︎
今年もコンフォートシューズブランドDANSKOと、
OTZ SHOESとともにご紹介します。

<贅沢な日常〜SARAXJIJI+DANSKO>
10月20日(木)〜29日(土)*会期中無休
*10月26日(水)野田さん在店日
<イベント>10月22日(土)
福岡・柳川のベーカリー「IMUSTAN」のベーグル販売
SARAXJIJIと一緒にパリの展示にも参加された
デザイナー野田さんおすすめのベーグルです。
<ワークショップ>
10月30日(日)「日々のケアとフットケア」講師:フットケア和ぐ(稲葉明子)
10時〜 ワークショップ「日々のケア」参加費¥4500
指先をもむ、爪を正しく切るなど簡単にできる手業を教えていただきます。
ケアの方法を知って、これからの寒くなる季節も元気に乗り越えましょう。
13時〜 ①角質ケア(¥2500+レデューサー代¥900) ②膝下マッサージ(¥3000)
いずれかご希望のケアを行います。1時間刻みでご予約くださいませ。
SARAXJIJIのOnline shopへ >>
【入荷情報】沖澤康平さんのグラス
欠品していた沖澤さんのグラスが入荷しました。
透明感あふれる吹きガラスのグラスは、私もヘビーユーズのアイテム。
とくにワイングラスはステムが短く、底に重心をもたせているので安定感が抜群です。

普段、ステムのあるグラスなどすぐ倒されそうで、子どもの手に
触れないようにしますが、沖澤さんのは特別。
ジュースを飲んだり、ちょっと大人になった気分で使っているようです。

私はビールやワインをいただいて。沖澤さんのグラスがあるだけで
普段の食卓に、華やかな空気が流れます(角形約h110×80㎜、細型約h85×75㎜)

コップ(約h85×75㎜)は骨董のそば猪口の静けさに挑戦したという
シンプルを極めたデザイン。手に軽やかで、光に透けると、
表面の揺らぎが涼やかに浮かび上がります。

沖澤さんの工房を訪れたのはちょうど一年前の秋でした。
飛騨高山の里山の、のどかな空気を懐かしく思い出しつつ
週末の今夜もまた、沖澤さんのグラスで乾杯!
ワイングラス各3200円
コップ2000円
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