【紀伊國展】はじまりました!
紀伊國展にふさわしい猛暑のなか、無事に初日を迎えました!
たくさんのアイテムがなんとか収まって、最後に龍神村の家具工房G.WORKSから
届いた家具を開梱したら、小さな店のなかに木の香りが充満!
ぜいたくに無垢の杉材を使った家具は置くだけでも癒し効果抜群ですが、
「吸い込まれるくらい気持ちい〜」としばらく座り込む方もいましたよ。
今回の展示は洋服から器、小物と幅広いものづくりを通して
和歌山の魅力を感じていただければ、というもの。
みなさん楽しく悩んでくださって、とてもうれしいです!
jijiやニワカヤマ工場の洋服も、ずらりと並べて。
ニワカヤマさんはボーダーシャツが人気ですが、さまざまな藍染めの布を
組み合わせてつくる洋服もこだわりを極めて素敵。
鳥やキノコ、石など、ROCAの皮革ブローチ
陶芸家の中本さんからは、人気のアフガン鉢やポットも届いていますよ。
今回ご参加いただく方のものづくりの背景をブログにまとめました。
ご一読さらにそれぞれのものづくりへの思いを感じていただけると幸いです。
(お名前をクリックしていただけましたらご紹介ブログにアクセスします)
中本純也(陶)
studio ayumq(手紡ぎ手織り布)
G.WORKS(木工)
ROCA(革)
こうのさちこ(写真)
ニワカヤマ工場(藍染め、服)
jiji(服)
高田耕造商店(シュロ)
角田清兵衛商店(弁当箱)
明日の土曜はおいしいもの市!
明日朝、到着するアイテムが多いので、販売は12時すぎになるかもしれませんが、
こちらもぜひお楽しみにおこしくださいね!
「はるかなる紀伊國〜和歌山のものづくり」
7月13日(木)〜22日(土)*会期中無休
7月15日(土)12時〜
「和歌山のおいしいもの市」
田舎ごはんとカフェ 朴(天然酵母パン)
ナギサビール(地ビール)
シンドラー・デリカテッセン(生ハム、ソーセージ)
どれみふぁーむ温川(トマト)
カワハラ畑と田んぼ(古来種野菜)
こうのさんは田辺市出身。東京でコマーシャル写真家のもとで修行をした後、
切り取る写真は、どこかはかなさをまとい、空気感に満ちています。
フライヤーに使わせていただいた山並みの写真は、
会期中はこうのさんの写真も展示、販売させていただく予定。
棕櫚皮の繊維は腐りにくく伸縮性に富み、耐磨耗性に優れる天然素材。
ところが最近は中国産のシュロも年々高騰し、品質が劣るように。
何十年と放置され、荒れ果ててしまった棕櫚山を再生するところから。
「ただ伝統産業を守りたいというだけではなく、現代に求められるものにしたい」
棕櫚のたわしは硬いイメージがありますが、紀州産はそのやわらかさが特徴。
巡回展を行う「田舎ごはんとカフェ 朴」からもすぐの場所。
ひっそりと山間に佇む古民家の奥に、自作のバッグや小物をはじめ
今回は、ブローチ類を中心にご参加いただく予定。
敷地には大きな藍甕(かめ)が二つもあり、江戸時代から伝わる
代表作が、ボーダーのカットソーです。
このほか、綿や麻などの良質な国産生地を使用た布帛(ふはく)の洋服も展開。
そこで、時代にあった新たな商品をと開発したのが、紀州檜(ひのき)のくりぬき弁当箱なのです。
この存在を知ったのはいつもcopseでおつきあいくださっている料理家のtottoさんから。
ライフスタイルの変化によって伝統産業の多くは厳しい時代を迎えています。
紀州塗りを施したシックなバリエーションも。
念願かなってようやく訪れたとき、可憐な小山さおりさんの存在に
色数を抑えたラインナップやハンガーひとつにまでこだわるディスブレイに
デザインはいたってシンプル。
オリジナルデザインの帆布のトートバックを使っていますが、色やフォルムが抜群で
主宰の松本泉さんは、、会社員を経て生まれ育った龍神村にIターンして
たとえばこのKOSHIISUは、腰を支える背もたれに厚みを持たせ
また地元の魅力を伝えるべく、ショールームのようなギャラリーでは
菅野さんは大阪生まれ。大学卒業後、就職するイメージが持てず

糸車で紡いだ空気をふくんだ糸から紡いだ織りは
山腹に立つ住まい兼工房を訪れると、入り口に迎えるのは大きな薪窯と
薪窯はもちろん、住まい兼工房もみずからの手でつくりあげた
はじめてうかがった夏の日、周囲の山々を見渡す庭先で、
ぽってりとしたポットやおおらかな大皿、真っ白な器がどんな食材も美味しく見せて、
シンプルながら使うたびじわじわ魅力を発揮する、不思議な存在感。

ハンディサイズのほうきはテーブルやデスク、パソコンの掃除に活躍。
先日の、彗星菓子手製所の和菓子カフェも盛況をいただき、
騎西屋の関口まゆみさんも、素敵な浴衣姿で
紺白をきりりと
艶やかな柄を大胆に〜
浴衣って本当に楽しいです!
とにかくいろいろ着てみると、最初は漠然としていたイメージが
布に包まれている感覚も心地よく、
毎回、浴衣展のときにお願いして、かれこれ何度目でしょうか?
おっとりやわらかな雰囲気をまといながら、講座がはじまると
最後はみんなで記念撮影。
浴衣から日傘までフルコーディネート、何て素敵なんでしょう!
今年も豊富なラインナップで見応え十分です。
昨日は騎西屋さんが帯留めやかんざしをたくさんお持ちくださいました。
展示の前に三勝さんに打ち合わせにうかがった際、
よくみればにじみが出てたり、わずかに染めに不具合があったり。
素人には指摘されて、ああなるほどと気づく程度です。
親子でペアが楽しめるものや、
男性の浴衣もあります。
自分に似合う一枚に出会うお手伝いもさせていただきたく
さらりとした肌触りのラフコットンのノースリーブは
しっとりとした風合いが心地よいラフィーガーゼも
↑RA425-M(58センチ)¥25000
↑PA440(57センチ)¥20000
↑PA324(57、58センチ)¥19000
↑PA437(フリーサイズ)¥15000
↓グレーのリボンがエレガントなPA284(58センチ)¥22000
↓PA442L(58センチ)¥27000
初日は岩野久美子さん、開人さんご夫妻も在店くださったり、
去年の5月に展示をしていただいたあと、桐生のお店が
今月の桐生のお店も大盛況らしく、「店に並べるものがない!」という悲鳴に似た連絡をいただき
ワンピースやコート、ジャケット、シャツ、パンツなど
色合いも白や黒が加わって、さらに広がりを増した気がします。
シックな色も多いいですが、こちらももちろん草木染め。
ろうけつ染の作品もあり、もうあれもこれも気になるアイテム目白押し。
試着したい欲望と戦いながら、なんとかセッティングを終えました。
置く場所があるんでしょうか??心配ですが、楽しみに待ちたいと思います。



