【2月の企画展】スープとパンのうつわ
<2月23日(木)〜3月4日(土)>
2月の企画展は器展。
スープとパンをテーマに行います。
朝昼晩、おいしいスープとパンがあれば幸せです。
〝味噌汁とご飯〟という組み合わせにも似ていますが、
味噌汁とご飯ではなんだかわびしい気持ちになるのに、
スープとパンならご馳走の気分になるから不思議です。
具沢山のスープはメインディッシュに匹敵する存在。
スープとパンに似合う、お気に入りの器があれば
さらに元気に日々を乗り越えられそうです。
初めてご紹介の関口憲孝さんは、久々にいい器に出会えたな〜と
この数年、感動した作家さんのお一人です。
白磁から黒釉、青彩など、幅広い器をつくられていますが、
どれも使うほどにしみじみ素晴らしいです。
さらに鉄作家の上田裕之さんの、フライパンやナイフも登場。
こちらは受注となる予定ですが、フライパンは軽くて、
焼き上がりカリッとおいしく仕上がるすぐれものです。
昨年4月の花器展で初めてご紹介して好評をいただいた福岡彩子さんは
今回はプレートやスープボウルを中心にご紹介。
美味しいもの番長の陶芸家の福岡彩子さんご推薦の奈良のパン工房、
「coeur(クール)」さんからおいしいパンも届きますよ。
おなじみ工房イサドさんは久々の企画展ご参加。
イサドのカッティングボードやパン皿に盛るだけでたちまち美味しさが倍増します。
八木橋昇さんはスープ皿のほか大小、土鍋や耐熱器が到着予定!
寒い時期を経て野菜が旨味を増す季節、ぜひことことスープを煮込んで
あたたかく日々をお過ごしください。

会期中、コプスから徒歩5分のスノウドロップで
今回展示の作家さんの器でスープランチをお楽しみいただけます。
こちらもお楽しみに!
<スープとパンのうつわ>
2月23日(木)〜3月4日(土)
*会期中無休
関口憲孝、福岡彩子、八木橋昇(陶)
工房イサド(木工)
上田裕之(フライパン、包丁)
2月25日(土)12時〜
奈良・生駒「coeur(クール)」の天然酵母パン販売
2月28日(火)10時〜
「ポリ袋とフライパンでパンづくり」講師:梶晶子(happy DELI)
参加費4500円(試食とスープ付き、お持ち帰りのパン種つき)
詳細はこちら→⭐︎
【tamaki niime展】はじまりました!
今年で3度目となるtamaki niime展。
開店前から楽しみにお待ちくださる方もいて
にぎやかにスタートしました。
今年も色とりどりのショールやパンツ、バッグなど
ウールからコットンまで、フルラインナップで揃っています。
今年の寒さは歳のせいか身にしみて、ウールのパンツが欲しい!
と密かに企てていましたが、「ウールのパンツで素敵なものが見つからなくて」、
「重ね着してもコットンやリネンで耐えられない!」と同じような思いで
探しに来てくださる方がたくさんで、うれしいです。
シックな色をベースにしたコーディネートしやすい
アイテムも多いのでぜひチェックしてみてくださいね。
写真は常連のお客様Fさん。70代にして新作のnica pantsを
気に入ってくださいました。
個性的なパンツ、、、と思ってましたが、Fさんがたちまちご自分らしく
着こなされる姿に驚きました。
おしゃれも体力と同じ。
若いときから鍛え続ければ錆びないんだ〜!と思った瞬間でした。
ということで、連日ヒートアップしていますが
色とりどりのアイテムとともにお待ちしていますので
どうか楽しみにいらしてくださいね。
<美しい布が生まれる場所〜tamaki niime展>
1月26日(木)〜2月4日(土)*会期中無休
【イベント】カラーリーディング
お正月、今年もよい年になりますように!と
お祈りされた方も多いと思います。
tamaki niime展開催中の1月31日(火)、
色彩豊かなカラーカードを使って、
エネルギーの流れや今年の運気を教えていただく講座を行います。
講師は川合深禮(かわい みれい)先生。
九星気学とシャーマニックリーディングの視点から運気の流れを見ていただけます。
カードからエネルギーのカラーをスケッチして
魂の根源のエネルギーと常に調和しながら生きるためのメッセージをいただきます。
〝魂〟とか〝運気〟といったスピリチュアルな世界には不信感を抱いてしまいがちですが、
神道にも詳しく、古来の伝統文化を研究されている川合先生のリーディングには、
一人一人が持つエネルギーへの尊厳や、脈々と引き継がれてきた命への慈しみがあり
お話しているだけで不安な気持ちが鎮まって、生きる勇気をいただけます。
講座はマンツーマン。わずかな時間ですが、自分の運気を知ることでこの一年を
より実り多いものにしてくれると思います。
<カラーリーディング講座>
1月31日(火)11時半〜17時(所要時間約30分) 参加費4000円+tax
*募集は締め切らせていただきました。お申し込み多数いただきありがとうございました。
講師:川合深禮
早稲田大学第一文学部英文学専修卒業後、社会人経験を積むうちに、
日本における古来の霊性というもののに興味を持ち、改めて國學院大学に学士入学し、
神道及びシャーマニズムを研究する。執筆のほか、各地でリーディングやセッションの講座を行う。
著書に『神代の言の葉カード』『オーラを磨く宇宙の法』。
【お知らせ】2017年企画展スケジュール
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
長いお休みをいただきましたが
ようやくコプスも12日から今年の営業が始まります。
写真は氏神さまの石神井氷川神社。本日、宮司さんにご祈祷をしていただき
今年も元気に楽しく営業できるようお祈りしていただきました。
年始にあたり今年の企画展のスケジュールを組んでみましたのでご紹介(巻末ご参照)。
年初に年末まで予定が(あらかたですが)決まっているなんて初めて!
7年目にしてようやく、、、という気がしますが、3年ぶりの野村亜矢さんの陶展や
以前も好評をいただいた仁城義勝さんの漆展や、小川麻美さんとicuraさんの「朝ごはん展」、
さらにはじめてご紹介させていただく洋服のnutteさん、包丁と洋服のomotoさんをはじめ
念願だった作家さんにご参加いただく企画展もたくさん!
なにより夏はコプス初となる出張展示(和歌山)もあり、盛りだくさんな一年になりそう。
写真下が展示させていただく予定の「田舎ごはんとカフェ朴」さん。
近くに清流が流れる素敵な場所なのでぜひ夏旅の予定にしてくださいね!
もちろん、常設もこれまで以上の充実を図りつつ、
今年はより一層、ものが生まれる場所やものづくりの背景を伝えながら
楽しい出会いの場にしたいと思いを新たにしています。
例年楽しみにしてくださっている方の多い福袋。
今年も初売りの12日に向け準備しておりますが、例年より数が少なくなりそう、、、。
ご期待に添えないかもで申し訳ありません。
<2017年企画展スケジュール>
1.26〜2.4「美しい布が生まれる場所〜tamaki niime」
2.23〜3.4「スープとパンのうつわ」
関口憲孝、福岡彩子、八木橋昇(陶)
工房イサド(木工) 上田裕之(フライパン、ナイフ)
3.23〜4.1「古道具と服」
nutte(服)+ SCALES APARTMENT(古道具)
4.13〜4.22「朝ごはん展」
小川麻美(陶)+ icura(木工)
5.25〜6.3「自然の恵み〜ripple洋品店」
6.15〜6.24「夏じたく〜浴衣とカゴ」
浴衣(三勝)、山ぶどうかご(筒井幸彦)
7.13〜7.22「紀伊国展〜心のふるさと和歌山のものづくり」
石田佳織、中本純也(陶) ニワカヤマ(服)ほか
8.2〜8.12 copse出張展「紀伊国展(巡回展)+copse展」
場所/田舎ごはんとカフェ朴(和歌山県田辺市)
9.14〜9.23「暮らしの輪郭」
omoto(包丁、服) Iron warm _ plus(鉄、木工)+eda(バッグ)
10.5〜10.14「SARAXJIJI+dansko」
10.19〜28「野村亜矢 陶展」
11.9〜11.18「仁城義勝 漆器展」
12.7〜12.16「冬のおくりもの展」
77neddlewaoks(ニット帽)、ardem su o(バッグ)、土屋 琴(ガラスアクセサリー)ほか
*企画展のスケジュールや内容が変更になることもありますのでご了承くださいませ。
【マンスリー講座】ヒンメリづくり
ドライフラワーグリュのマンスリー講座、
1月はお休みをいただきますが、2月のお知らせです。
ストロー(ワラ)でつくる多面体のヒンメリ。
高さ40×幅20㎝のボリューム感のある作品は
オブジェのように飾っても素敵です。
夜は壁に写る影を楽しむのも一興。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

<ヒンメリ作り>
2月3日(金) 10時〜
参加費 3700円+tax
【ワークショップ】味噌づくり講座
<2月13日(月)>
お正月もすぎて、これから本格的な寒さが到来ですね。
極寒の家しごとが味噌仕込み。コプスでは今年も恒例の味噌づくりを行います。

講師はいつもお願いしている、はるさんこと、中田はるさん。
石神井でマクロビの料理講座と、月一回のカフェをされています→⚪︎
材料は、国産の無農薬有機大豆をベースに、
日本で唯一天然麹菌を扱う福井県のマルカワ味噌の国産有機大麦麹。
麦麹を使った味噌は、米麹より発酵がゆっくりなので
体によりやさしく、甘みのある味わいに仕上がります。
写真は一昨年に仕込んだもの。
容器の中もカビたりせず、きれいに発酵を保っています。
時間を経て、色がより濃くなって味わいも深くなりました。
家で自分で仕込むこともできますが、皆で楽しく手際よく!
毎年人気の講座、ご参加お待ちしています。
「はるさんの味噌づくり講座」
2月13日(月)11時〜、13時〜 各6名
参加費 2500円+tax(味噌2kg分)
持ち物/エプロン、三角巾、手拭き、味噌を仕込むための保存容器
【1月の企画展】美しい布が生まれる場所〜tamaki niime展
<1月26日(木)〜2月4日(土)>
今年最初の企画展は恒例のtamaki niime展。
昨年末に久々にtamaki niimeのアトリエにうかがいました。
移転後初めての訪問。あらたな拠点は、のどかな田園地帯に建つ倉庫のような
そっけない建物です。ドアを開けると一転、色とりどりの洋服やショールが映える
真っ白い空間が。そのギャップが一層、印象を強くします。
コの字型のカウンターを囲むように、壁に沿ってショールや洋服が色ごとにぎっしり!
圧巻のラインナップかつ、ディスプレイのセンスも抜群です。
このショップスペースから、ガラス越しに古い織り機が並ぶ工場が眺められます。
伺ったのは日曜でしたが、ベルト式の古い織り機を中心にずらりと並び
ガシャンガシャンと音を立てながら働いていました。
片隅でショールを仕上げている方もいて。
まさにここで糸が布となり、ショールやパンツとなり、洗濯され
心地よい風を含んで、ひとつひとつ仕上げられるのです。

力織機を使ってできるだけ低速に織り上げることで生まれるふわりとあたたかな風合い、
量産体制ながら限りなく一点ものに近い画期的なものづくり、
斬新かつユニークな色合わせ、ショールからパンツ、セーター、バッグなど
幅広いラインナップなど、画期的なものづくりを進化させつつ、
畑から採れたばかりの野菜を並べるような産直のものづくり。

これまでその色やコーディネートの面白さを主にご紹介してきてきましたが
よりものが生まれる場所や、ものに込められた思いをご紹介したいと、
今回のDMは織り機の並ぶ工場の写真をメインにしました。
今回の展示に限らず、よりものがうまれる背景や場所、その思いを
大切に伝えたいというコプスの方向性を表すデザインに仕上がったと思います。


コプスのお客様のお顔を思い浮かべながら、ひとつひとつ選んできた
アイテムをぜひお楽しみにお待ちください。
<美しい布が生まれる場所〜tamaki niime展>
1月26日(木)〜2月4日(土)*会期中無休
*tamaki niimeのウールとコットンのショール、パンツやスカート、
セーター、バッグが揃う予定です。
【入荷情報】八木橋昇さんの器
寒い季節に活躍するのが八木橋昇さんの土鍋です。

どんな料理にも映えるシンプルなフォルムとマットな黒の色合い。
容量たっぷりにして、持つ手に軽く使い勝手抜群です。
ただいま8.5寸の土鍋が入荷しております。

そのほか、黒呉須と粉引の玉縁5.5寸皿も。
いずれもリピーターの方が多いアイテム。
集いの食卓の必需品として活躍すること間違いなしです。
【お知らせ】年末年始のお休み
今年も残すところ数日となりました。
copseは年末年始のお休みをいただきます。
年末の営業は12月25日(日)が最終、年始は1月12日(木)より営業いたします。
長いお休みをいただき申し訳ありません。
最終日の夜は恒例の忘年会。
ともに店を支える仲間が集って、気がついたら日付が変わるまで
これからのコプスの展望を語り合っておりました。

本年は念願のwebリニューアルができ大きな節目の年となりました。
webshopも少しずつですがスタートでき、ご遠方からも足を運んでくださったり、
お問い合わせをいただく機会が増えたり。
盛大に6周年をお祝いしていただけたりと、これまで以上に実り多い一年となりました。
この場を借りて、日々支えてくださっている方、
たどり着いてくださったすべての方に御礼申し上げます。

来年も楽しい計画がたくさん!
写真は和歌山、田辺市中辺路町の田舎ごはんとカフェ朴さん。
最寄駅から車で1時間の山のなかですが、
素晴らしいロケーションに囲まれた築100年の古民家カフェです。
来夏、こちらでコプスのポップアップショップを
させていただいただけることになりました!
近くには水遊びが楽しめる清流もありますので、夏旅の予定にぜひ!
そのほかにも、続々スペシャルな企画をたくさん予定していますので、
どうか来年もおつきあいいただけましたら幸いです。
【入荷情報】大隈美佳さんの器
オープン以来、定番アイテムとして
ご紹介させていただいている大隈美佳さんの器が入荷しました。

今回は茶碗、プレート、取り皿など、動物シリーズが中心です。

プレート皿の絵付けが今回はまた新鮮。
眺めているだけで癒されます。

webshopにも少しずつアップしております。
すでにお待ちのお客様が続々チェックしてくださっていますが
楽しみながらお選びいただけましたら幸いです。
大隈美佳さんのOnline shopへ >>
【冬のおくりもの】ardem su oのバッグ
カゴといえば夏が定番ですが
ardem su oさんのバッグは冬も素敵。
紅籐を編むところから、リネンや革、ニットまで幅広い素材のすべてを
手がけているというから驚きです。
ニットのカゴバッグは、セーターを着ているような感覚。
アンティークリネンのような深みのある素材感が素晴らしいショルダー(写真最上)は、
ハンドルに持ち替えるとトートになり2WAYで楽しめるスグレモノ。
夏のバッグ展のときに人気No.1だった三角のカゴバッグが
大きめにリ・デザインして再登場しました。
両サイドにリボンがついたバッグも
巾着のように口を絞ったり、口を内側に入れてコロンとさせたり
いろんなフォルムを楽しめるのがいいですね。
リネンの大きな丸型トートもたくさん荷物が入りそうで、何よりかわいい!
今回は革小物もたくさんご用意くださいましたが、こちらのガマ口財布も
発想が自在で楽しい気分で愛用できそう。
こんなユニークなアイテムがあるだけで毎日がちょっとずつ楽しく
過ごせそうな気がしますね。
【冬のおくりもの展】八木麻子さんのガラス
ガラスというと夏のイメージですが、八木麻子さんの
作品は秋の終わりや冬のはじめの澄んだ空気がお似合い。
どうしてもこの季節にご紹介したいと思っていました。
アクセサリー用のボックスにも描かれている花びらは、
八木さんのアイコンとも言えるモチーフです。

八木さんが制作されているのは“フュージング”という技法。
板ガラスやガラスフリットを専用の糊を使用して貼付け、
電気炉内で加熱することによりガラス同士を熔着させ、
さらに削ったり形を整えて完成させる方法です。
吹きガラスと異なり、色あわせや形の表現の自由度が高いのが特徴。
さらに、色彩の美しさを表面をストレートに表現するため
光に反射しないよう表面をマットに削ることで
凛とした雰囲気のなかに、やわらかな色が溶け合う作品に仕上げているのです。
可愛らしい印象ですが、身につけてみるとやわらかな
ガラスの光沢が品良く、装いに洗練を与えてくれます。
今回はアクセサリー中心となっていますが
ピアスは1個から選んでいただけ左右の組み合わせも自由。
さっそくつけてきてくださったお客さまの素敵なピアスを見て
うらやましく、ふつふつとピアス熱が湧いてきました。笑
イヤリングやブローチ、髪留めなどアイテムも豊富。
箱も素敵で、おくりものにも喜ばれること請け合いです!
【冬のおくりもの展】77 NEEDLE WORKSのニット帽
「冬のおくりもの」展、好評をいただいております!
素敵なものたくさんでいろいろご紹介したいと思いつつ
今ごろになってしまいました。
まずは77 NEEDLE WORKSのニット帽。
デザイナーとしても活躍されている
池田久美子さんが2012年にはじめたニットブランド。
編み込みの強さやバランスなど、編み方に独自の工夫を凝らされ
微妙な編み具合を誰かに託すことが難しいと、
なんとすべてお一人で編まれています。
縁の部分はほどよく締まり、フィット感が抜群。
ふんわりとしたかぶり心地も抜群です。
いつも素敵な帽子でご来店くださる、おしゃれ番長のお客さまも
「いろんなニット帽を被ってきたけど、この編み具合と
ウールの風合いに感動〜」と絶賛してくださいました。
人気No.1は大きなボンボンが付いた「CLASSIC(クラシック)」。
エクストラファインメリノウールを使用しています。
原毛のなかで最高級のメリノウールを使用したもので、
カシミアに匹敵する繊維の細さを誇る素材。
これがまったくチクチクすることなく、シルクのような滑らかさ!
同じデザインでウール70%+アルパカ30%で編んだ「AUDLEY(オードリー)」と
編み模様を少しシンプルにした「RYLAN(リラン)」(写真左)も人気です。
とんがり帽子がアクセントの「QUEEN(クイーン)」は、
ウールの女王と呼ばれる発色に優れた英国製のウールを使用。
同じデザインでウール60%+アルパカ40%の「CROWN」もあります。
とんがらせても可愛いですが、ベレー帽風にもかぶれて楽しいです。
同じウール60%+アルパカ40%素材で仕上げた「MAYYLEE(メイリー)」(写真左)はスタンダードデザイン。
極太の毛糸で編んだ「LUNA(ルナ)」はざっくりとした風合いが魅力。
これもかぶると、かなり素敵。
エクストラファインメリノウールとベビーアルパカを使用した
イタリア製の極太糸で編んだ「BIANCA(ビアンカ)」(写真右)は
小さなボンボンとうっとりする肌触りがポイントです。
さりげなく個性を漂わせながら素材へのこだわりを秘めたニット帽。
「必要以上に存在を主張せず、でも着こなしをおしゃれに見せる
そんな帽子がつくりたかった」というこだわりが詰まった帽子は
写真や文字ではなかなか伝えきれないほど魅力にあふれています。
ぜひ手に触れて、たくさんかぶって確かめてくださいね。
【つくろいキノコWS】ご報告
今日は「冬のおくりもの」展にも
ご参加くださっている糸作家のソウマノリコさんの
「つくろいキノコ」のワークショップを開催。
キノコ型をした木製の道具で破れたり穴があいた服や靴下を
つくろうというもの。
ソウマさんが木工作家の方にお願いして作られている
オリジナルのキノコ型を選ぶところからスタートします。
ひとつひとつ微妙に形が違うので
自分の手にしっくりなじむひとつを選びます。
このきのこ台に穴が空いた部分を当て、
つくろっていくのですが、穴の空き方、破れ方によって
つくろい方が異なります。
大きく穴があいてしまった場合は、空いた部分にまずは経糸を張り、次に緯糸を交差させていきます。
まさに織物のように縫うことで穴が塞がるばかりか頑丈に仕上がるのです。
チクチクと色を重ねるように縫い進めると、
破れたり穴が空いて、くたびれていたアイテムが、個性を放ちはじめ
生き生きと輝き始めるようでした。
「針仕事ってごはんをつくるのと同じくらい
生活の一部なのよね」とソウマさん。
長年アパレルのお仕事をされ、洋服のデザインはもちろん、
素材の開発など幅広く洋服作りに関われてこられたソウマさんは
大量生産大量消費のものづくりから少し距離を置いて、
現在は糸作家として活動されながら、
ワークショップも活動の一環として大切にされています。
「自分でつくろった服は、これからも大事にするはず。
きっとこれからお買い物するときも、長く大事にできる服を
選ぼうと意識が変わると思います」と。
慌ただしい年の瀬に、つくろいながら
なんだか大切なことをたくさん教えていただいた気がしました。
18日(日)に「くつしたクマ」の講座を開催する際に、
こちらの「つくろいきのこ」もしていただけることになりました。
若干ですが、ご希望の方がいましたらご参加ください。
講座のご案内ブログはこちら→◎
【東京ワイナリーの夕べ】ご報告
毎年12月に開催している東京ワイナリーの夕べ。
東京ワイナリーオープンの年から今年で3度目となる
今年も開催できて幸いです。

東京ワイナリーの越後屋さんもお越し下さり
ワイナリーやワインのお話をしてくださることで
一層、味わいが深まりました。

どのワインもフルーティかつフレッシュ。
5種類のワインに合わせてご用意くださったスノウドロップさんの
料理と絶妙のコンビネーションでした。
(写真は4種類ですが、これに東京産のぶどう「高尾」の
それはそれはおいしいスアパークリングロゼがありました)。

お越しいただいたかたに喜んでいただけて
今年も開催できてよかったなあと、つくづく。

本日、warmerwarmerさんから野菜が届いています。
これから毎月、企画展に合わせていただくことにしました。

今回はうえだみどり大根(長野)、バターナッツ南瓜(長崎)、
飛騨赤かぶ(岐阜)、村山早生ゴボウ(長野)など。
好評絶賛中の「冬のおくりもの」展とともに
楽しみにいらしてください。
【冬のおくりもの展】はじまりました!
<12月8日(木)〜17日(土)>
冷たい北風が吹くなか
「冬のおくりもの」展はじまりました。
可愛いもの、素敵なもの、おしゃれのアクセントになるものなど
個性的なアイテムがたくさん揃いました!

どれもこれも選りすぐりのとっておき!ですが、
なかでも、はじめてのご紹介となる77NEEDLE WORKSさんの
ニット帽はぜひご覧いただきたいアイテムのひとつ。

丸みをおびたコロンとしたかたちが特徴ですが、編み込みの強さ加減が難しく、すべて池田久美子さん一人で
編まれているのだそう。毛糸の太さによって異なるデザインも魅力です。
同じく初登場のガラス作家の八木麻子さん。

キルンワークでアクセサリーや器をつくられていますが、
可愛らしさと洗練を備えた色使いやフォルム感が
大好きで数年前から追っかけてました。笑
思い続けば、いつか叶うものですね。
こうしてコプスにお迎えできて感無量。
今回はイヤリングやピアス、髪留め、ブローチなど
アクセサリー限定のご紹介となります。
ardem su oさんは夏の「かごとバッグ展」以来の再登場。
紅籐から布、皮革、、、とあらゆる素材を組み合わせてバッグや小物を
作られています。かごが似合う夏はもちろんなのですが、
ツイードやニットを合わせた冬のアイテムもユニークで
夏とは異なる魅力を楽しんでいただきたくでお願いしました。

そのほか同じ練馬区でご活躍のノラヤさん、糸作家のソウマノリコさんも。
お馴染みドライフラワーグリュさんのリースやしめ縄も初日から
完売続出でとても好評でした。
今日はあまり写真が撮れず明日以降、またレポートします!
【イベント】東京ワイナリーの夕べ
都内初の醸造所としてオープン以来、注目をあつめる「東京ワイナリー」。
今や大泉の名所的存在ですが、copseの年末恒例!ワインを楽しむディナー会を
今年も開催します。

東京ワイナリーのワインは、澱を除かず自然のまま仕上げた味わいが魅力。
たくさんいただいても次の日に残らないのが不思議です。
お料理をつくるのは「スノウドロップ」。
地元の野菜をたっぷりつかった料理との相性も抜群で
ワインに合わせてひと品ずつお出しします。
ワインと料理のマリアージュを楽しんでいただく大人の会ですが
お子さま連れのご参加も歓迎です。
ご参加いただける方は事前のご予約をお願いいたします。
<東京ワイナリーの夕べ>
12月10日(土)19時〜
5500円+tax(ワイン込み)
*要予約。お申し込みはcopseまで。
【御礼】copse6周年!
昨夜はcopse6周年パーティ、
たくさんの方と一緒にお祝いできて幸せな夜でした。
先日も料理講座をしていただいた料理家のtottoさんは
おっきなあけびの花束とともにご家族で、
11月25日にご本を出版されたばかりのwarmerwarmerさんも、
お忙しいなか駆けつけてくださいました。
石神井の守り主、氷川神社の宮司さんご一家も。
ハーベストの石井さんも包丁とエプロン持参でパンを持って、
スノウドロップの伊奈さんもごちそうたくさん。
稲吉さんの石皿に赤飯のおにぎりを素敵に盛り付けてくださいました。
時間を忘れて食べたり飲んだり、おしゃべりしながら
この地で暮らす幸せを噛みしめました。
年々copseは誰のものでもない、みんなのものという気がしています。
もちろん私をはじめスタッフと手塩にかけて日々育てていることには
ちがいないのですが、思いがけない魅力を誰かが見つけてくれたり、
私が知らないところで大事に思われていたり。
まるで子供がだんだんと成長して、ひとつの個性を持つような感覚。
そういえば、copseオープンの翌月生まれたKくん(最初の写真で
サンドイッチを頬張っています笑)は来春、小学1年生。
子供の成長はあっという間ですが、日々の成長を喜び、眺めているだけで
遠い親戚のような気持ちになってきます。そんな方がたくさんいるというのはなにより幸せ。
これからもcopseの成長をみなさまに見届けていただきながら
一日、一年を大切に7年目もがんばります!
*本日はお休みをいただきます。次の営業は12月1日(木)です。
【集いの食卓】沖澤康平さんのガラス
集いの食卓展を華やかに盛り上げてくれたのが沖澤さんのガラスでした。

沖澤さんはグラス類のラインナップが豊富。
透明感にあふれた作品は、冬の澄んだ空気にきらめきを放ち
テーブルにプラスするだけで華やかな雰囲気になります。
tottoさんの料理講座→⚫︎でも、グラスがパーティの気分を盛り上げて。

デザートにコーディネートしても素敵です。

ワイングラスのデザインもさまざまですが、ステムの部分に装飾を凝らすだけでなく、
上げ下げしたときにぶれないよう底に重心を持たせるなど
使い勝手よくデザインされています。

サラダやパスタ料理に活躍しそうなプレートやボウルも
独特のフォルム間でテーブルのアクセントになりそうです。


吹きガラスのぬくもりと、ガラスの洗練を兼ね備えた沖澤さんの作品。
会期終了後も引き続きご紹介しておりますので、ぜひ手にとってご覧いただけると幸いです。
沖澤康平さんのOnline shopへ >>
【集いの食卓】阿部慎太朗さんの器
今回、初めてのご紹介となる阿部さん。若い女性に人気の作家さんのようで
連日阿部さんの器を求めてご来店くださる方がたくさんでした。
しかもみなさんキレイ系で身綺麗。キレイな人は美しいものが似合います〜。
「100年後のアンティークになる器」を目指し、丁寧なお仕事をされている阿部さん。
リムに装飾を施したプレートが人気で、どれにしようか悩む方続出でした。
オブジェ感のある花器やキャンドルホルダー、ボウルなど
インテリアの主役になれるアイテムもいろいろ。
このサイズのものを型でつくるのは難しく、複雑な造形は手間がかかると思いますが
手間を惜しまず、誰もしていないことにあえて挑戦するのが阿部さんの信条。
一見可愛らしい器ですが、熱い思いが込められているのです。
繊細な装飾のアイテムが人気ですが、大ぶりなレリーフ柄も素敵。
tottoさんの料理講座で料理を盛り合わせたときも、色とりどりの料理に負けない
存在感で料理を引き立ててくれました。オリーブグリーンを思わせる色合いもいいですね。
角型の深皿はこれからの季節、スープのおいしさをひきたててくれる存在。
フォルム感が抜群で、さまざまな料理に美しく映えそうです。
オーバルの器もテーブルのアクセントになってパーティに活躍。
シンプルな器好きには、少し可愛すぎるかなと気後れしがちですが
アンティークのものとも相性よく、少しプラスするだけでテーブルに彩りが加わります。