【入荷情報】大隈美佳さんの動物シリーズ
copse定番の大隈さんの動物シリーズが入荷しました。
とり皿、茶碗、プレートなど。手描きでひとつひとつ微妙に異なる一点ものです。
大隈美佳さんのOnline shopへ >>
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とり皿、茶碗、プレートなど。手描きでひとつひとつ微妙に異なる一点ものです。
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今年は10月に2つの企画展があります。後半は野村亜矢さんの個展。
実に3年ぶりの、心待ちにしていた個展です。
撮影用にと送ってくださった作品は、気合が伝わってくる力作ぞろい。
テクスチュアに富んだ風合いはより情緒を深め、
オブジェのような作品はフォルム感を極め、
アートに匹敵する存在感を放っています。今回は素晴らしい作品の魅力を最大限、お伝えしたいと
写真家の尾嶝 太(おさこ ふとし)さんに撮影していただきました。
写真を眺めているだけでもため息、、、美しいです。
かわいい土鍋もお楽しみに!
初日は野村さんも在店くださいますのでぜひ、いらしてくださいね。
工房探訪記はこちら(撮影・尾嶝 太)→⚫︎
<野村亜矢 陶展>
10月19日(木)〜28日(土)*会期中無休
野村さん在店日ーーー10月19日
*10月19日の初日、18時〜オープニングパーティをいたします。
野村さんを囲んで、ささやかな飲み物と料理をご用意しますのでお気軽にご参加くださいませ。
3年ぶりの個展に先立ち陶芸家の野村亜矢さんの工房にうかがいました。
愛知県安城市にある工房はお母さまが営む野の花と器の店「野むら」と同じ建物。
広大な庭はうっそうと木々が茂り、住宅街の中にぽつんとここだけが
森のように浮かび上がって、違う時間が流れているようです。
庭を散策しているだけで楽しくて、なかなか建物にたどり着けないくらい。
建物や庭のデザインはお母さまが手がけられたそう。
パワフルでセンス抜群のお母さまにお会いできるのも、工房を訪れる楽しみのひとつです。
もちろんお母さまのお店でも、野村さんの作品をご紹介されています。さんざん散歩しておしゃべりに花が咲いた後、ようやく工房へ。
野村さんは、手びねりで作品をつくられているのが特徴。
手びねりというのは、電動ろくろを使わず、捏ねた土や
縄状の粘土を使ってかたちづくる方法です。
愛知県は瀬戸や常滑など製陶の産地。
大学で陶芸を学んだ野村さんは、卒業後メーカーに就職し
そこで毎日、電動ろくろを使って器を作る仕事に関わります。
「ある日、ろくろで挽いた器が並んでいる様子を見たとき、自分が引いた器がどれか
他人の器と区別がつかないことに愕然としたんです」
電動ろくろを使うと結局、誰が作ったかわからないようなものになってしまう。
誰にもつくれないものを追求したいと独立後、野村さんは
手びねりにこだわって作陶を始めたのです。
野村さんに手びねりでつくるところを見せていただきました。
まずはボウル。丸めた粘土を台に置いて、手ろくろを回しながらあっという間に美しい形ができいきました。
さて次は円錐型の花入れ。
途中まではボウルと同じ。土台を作った後は紐づくりした粘土をぐるぐる巻きながら積み上げていきます。
まるで縄文土器のような素朴な作り方なのに、フォルム感は洗練を極めています。
土の塊が野村さんの手の中に入った瞬間から、むくむく形を帯びていく様子は
マジックを見ているような不思議な光景でした。
まるで土が魂を得て、有機的なものに変身したかと思うほど。
一瞬の無駄も迷いもなく、指と粘土が一体となって動くさまに圧倒されました。
ひとつひとつ異なる作品には、やっぱり魂が宿っているのかもしれないと思ったひととき。
あらためて唯一無二の作品の魅力を感じたのでした。
10月19日からはじまる、3年ぶりの個展はどんな素晴らしい作品が
そろうのでしょうか、期待を超えた展示になりそうですよ。
個展のご紹介→⚫︎
撮影/尾嶝太
急に涼しくなって鍋が恋しい季節になりました。来月10月19日(木)〜28日(土)の陶芸家・野村亜矢さんの個展にあわせて、
tottoさんに料理講座をしていただくことになりました。
土鍋や耐熱皿が人気の野村さん。tottoさんも3年前の個展の際にオーダーして
くださり以来、オンオフで活用してくださっているご様子。
そこで土鍋でつくる料理講座をお願いしました!土鍋は鍋料理はもちろん、ご飯を炊いたり、蒸したり、焼いたり
さまざまな料理をつくれる優れた調理機器。
きっと料理講座では目からうろこの絶品料理を教えていただけることと思います!
しかもかわいい鍋なら、そのままテーブルの上で熱々の料理をみんなで囲めて一石二鳥。
食卓が一層楽しく盛り上がりますね。
いつも人気のtottoさんの料理講座、鍋を囲んで集うのが楽しみです!
<tottoさんの土鍋でつくるとっておき秋ゴハン>
10月24日(火)10時〜 参加費5500円+tax(試食つき)キャンセル待ちのみ受付中
*お申し込みはお名前とお電話番号(携帯)を添えてcopse店頭か info@copse.bizにお願いします。
紀伊国展@和歌山、いよいよはじまりました。先月はcopseで開催しましたが→⚫︎、場所がかわると印象も一変。
コプス以外のスペースで展示をするのは初めての試みで、しかも遠方。
不安がありましたが、広々とした古民家空間はディスプレイもたのしく
見慣れたアイテムが違う魅力を放ちます。なにより「田舎ごはんとカフェ朴」さんのランチのおいしいこと!
こちらの玄米プレートランチのほか、カレーやパンランチも。お昼の時間に近づくと、続々お客さまがどこからともなくやってきて
みなさん、ゆっくりくつろいでいかれます。お待ちいただくこともしばしばですが、田んぼや畑を見渡す周囲の景色も美しく
待っている間もまったくノンストレス。店頭では自家製天然酵母パンや、
7月の展示の時にご紹介させていただいた地元、近露の
「カワハラ畑と田んぼ」のお野菜も店頭で販売しています。
素晴らこの店で数日を過ごせるなんて夢のようです。
村のはずれにある朴さんまで、迷われる方が多いので、道のりブログつくりました。
しばらくこちらで店番しますのでぜひ遊びにいらしてくださいね。
朴の店主、うーたんこと中峯幸美さんとお待ちしています!
*コプスの実店舗は8月3日〜5日は通常営業いたしますので
こちらも合わせてお願いいたします。
<はるかなる紀伊国〜心のふるさと和歌山のものづくり〜>
日程:8月2日(水)〜12日(土)*8/6〜8は店休日
場所:田舎ごはんとカフェ朴
(和歌山県田辺市近露203/0739-65-0694)
http://www.copse.biz/2017/06/30/
夏休みモードの8月ですが、今年はイベントを開催。
copse初の試み、お楽しみ市を行います。きっかけはある作家さんの「わずかでもキズがつくと作品にならない。B品市のような
イベントをしてくれれば〜」というお話しから。
ちょっとしたキズやピンホールなど、作り手の方にとっては気になるダメージも
見方によってはレアもの〜。もちろん使用上の問題もありません。
なのに捨てられるとしたら忍びない、、、と胸が痛みました。
聞けば、他の方も燃えないゴミに出している、クラフト市で販売するなど
それぞれの対処法があるようですが、悩ましい問題だと思いました。
そこで、もし喜んで買ってくださる方がいるなら
それは作られたものにとっても幸せな出会いかもしれない、ということで
今回「お楽しみ市」として開催することになりました。
お出しいただくアイテムはわけあり品のほか、
いつものラインナップにはないお手頃アイテムなどいろいろ。
しかも参加くださるのは今をときめく人気作家の方々ばかり!
どんな3日間になるか楽しみです!
*8月10日〜24日は夏季休暇をいただきます。
<夏のお楽しみ市>
8月25日(金)〜27日(日)
参加作家/阿部慎太朗、稲吉善光、安福由美子(陶)
土屋琴、八木麻子(ガラス)
ANDADURA(皮革)
*梱包材やエコバックをお持ちいただけましたら幸いです。
和歌山のものづくりをご紹介する紀伊國展。
無事に9日間の会期を終了しました。
会期中は関西からうわさを聞きつけ、関西からお出かけくださる方もちらほら。
さまざまな出会いに恵まれた熱い日々となりました。一番人気だったのはニワカヤマ工場さんの藍染の服たち。
パンツやスカート、ワンピなど、ひとつひとつ藍染された
深く美しい色合いはもちろんですが、ユニークなデザインが多くの方をとりこに。G.WORKSの地元産の無垢材でつくる家具も、座り心地の良さにみなさん感動。
杉の柔らかな素材や木目の美しさなど、実際に見て触れていただいて
感じていただく意味の大きさを感じた次第です。こうのさんの和歌山の写真をみながら、ナギサビールを飲んでたら
和歌山に行きたくなってきた〜という方も多くて、うれしくなりました。
copseは今週から通常展示に戻りますが、紀伊國展は本拠地、和歌山に巡回します。
出張展示ならぬ里帰り展!
夏休みのご予定がまだの方はぜひお出かけくださいね。
<巡回展>
8月2日(水)~8月12日(土)*8/6(日)〜8/8(火)はお休み
場所/「田舎ごはんとカフェ 朴」和歌山県田辺市中辺路町近露203 0739-65-0694
*EAT&TALK
8月11日(金)
10時〜「和歌山のおいしいものマルシェ」
熊野のおいしいもの、おいしいものを作る人が朴の店頭に集まります。
14時〜「和歌山のモノものがたり」
本展にご参加のつくり手に、それぞれのこだわり、ものづくり背景をうかがいます。
<参加作家 敬称略 *それぞれの⭕️印から作家紹介のページにリンクできます。>
中本純也(陶)→⭕️
studio ayumq(手紡ぎ手織り布)→⭕️
G.WORKS(木工)→⭕️
ROCA(革)→⭕️
こうのさちこ(写真)→⭕️
紀伊國展にふさわしい猛暑のなか、無事に初日を迎えました!たくさんのアイテムがなんとか収まって、最後に龍神村の家具工房G.WORKSから
届いた家具を開梱したら、小さな店のなかに木の香りが充満!ぜいたくに無垢の杉材を使った家具は置くだけでも癒し効果抜群ですが、
「吸い込まれるくらい気持ちい〜」としばらく座り込む方もいましたよ。
今回の展示は洋服から器、小物と幅広いものづくりを通して
和歌山の魅力を感じていただければ、というもの。
みなさん楽しく悩んでくださって、とてもうれしいです!
jijiやニワカヤマ工場の洋服も、ずらりと並べて。
ニワカヤマさんはボーダーシャツが人気ですが、さまざまな藍染めの布を
組み合わせてつくる洋服もこだわりを極めて素敵。鳥やキノコ、石など、ROCAの皮革ブローチ
陶芸家の中本さんからは、人気のアフガン鉢やポットも届いていますよ。
今回ご参加いただく方のものづくりの背景をブログにまとめました。
ご一読さらにそれぞれのものづくりへの思いを感じていただけると幸いです。
(お名前をクリックしていただけましたらご紹介ブログにアクセスします)
中本純也(陶)
studio ayumq(手紡ぎ手織り布)
G.WORKS(木工)
ROCA(革)
こうのさちこ(写真)
ニワカヤマ工場(藍染め、服)
jiji(服)
高田耕造商店(シュロ)
角田清兵衛商店(弁当箱)
明日の土曜はおいしいもの市!
明日朝、到着するアイテムが多いので、販売は12時すぎになるかもしれませんが、
こちらもぜひお楽しみにおこしくださいね!
「はるかなる紀伊國〜和歌山のものづくり」
7月13日(木)〜22日(土)*会期中無休
7月15日(土)12時〜
「和歌山のおいしいもの市」
田舎ごはんとカフェ 朴(天然酵母パン)
ナギサビール(地ビール)
シンドラー・デリカテッセン(生ハム、ソーセージ)
どれみふぁーむ温川(トマト)
カワハラ畑と田んぼ(古来種野菜)
中本純也さんは大阪生まれ。大学時代に陶芸を学び、海外などで
修行をした後、2000年に田辺市龍神村に築窯します。山腹に立つ住まい兼工房を訪れると、入り口に迎えるのは大きな薪窯と
ずらりと並ぶ薪のストック。
「薪の割り方も大事なんです。割り方ひとつで燃え方が変わるから」とのこと。
飄々とした雰囲気とは裏腹に、中本さんは熱きこだわりの人なのです。薪窯はもちろん、住まい兼工房もみずからの手でつくりあげた
その暮らし方にまず圧倒されます。はじめてうかがった夏の日、周囲の山々を見渡す庭先で、
菜園の植物がのびのびと葉を広げて軒下のテーブルに心が和みました。
並ぶ器はもちろん中本さんの作品。ぽってりとしたポットやおおらかな大皿、真っ白な器がどんな食材も美味しく見せて、
テーブルをぱっと華やかに彩ります。
以前は南蛮焼締めを手がけていた中本さんは、白磁をつくるようになっても
「土味を感じられる器にしたい」というのがコンセプト。
しかも、日常の道具として使ってもらえるものにしたいからと、定番を設けず、
扱う店のテイストやテーマにあわせて常に使う人を思い浮かべながら、ものづくりを行うのだそう。シンプルながら使うたびじわじわ魅力を発揮する、不思議な存在感。
独特の厚みのあるぽってりとした、懐かしくも斬新な白磁。
シンプルを極めながら、一度手にすると忘れられない圧倒的な個性。
中本さん独自の器の魅力をなかなか言葉で表現するのは難しいのですが、
一度使ってみれば、唯一無二の魅力を感じていただけるはず。
懐深く、どんな料理や場所にも溶け込み、暮らしを支えてくれる力強い器です。
和歌山のものづくりを紹介する展示を、7月にコプスで
8月に和歌山に出張して行います。
和歌山ってどこ??と言われそうですが、紀伊半島の西側。
海岸まで険しい山が迫る荒削りなこのエリアは、
昔から〝陸の孤島〟と呼ばれる愛すべき我がふるさとです。この僻遠の地に、わざわざたどり着き、
ものづくりをする人が少しずつ増えていることを知りました。
最初の出会いは陶芸家の中本純也さんでした。
やがて、織りや木工などさまざまなものづくりの方と
巡り会うにつれ、「どうしてこんな場所で!?」という疑問は次第に
圧倒的な自然によりそう暮らしとともにものづくりがあるという
手仕事本来のあり方に気づかされるきっかけとなりました。
おおらかな大地から生まれる、味わいに満ちた暮らしの道具を通じて、
和歌山の魅力に触れていただけましたら幸いです。
*8月に和歌山県田辺市にて巡回展を行います。
<参加作家 敬称略 *それぞれの⭕️印から作家紹介のページにリンクしています。>
中本純也(陶)→⭕️
studio ayumq(手紡ぎ手織り布)→⭕️
G.WORKS(木工)→⭕️
ROCA(革)→⭕️
こうのさちこ(写真)→⭕️
ニワカヤマ工場(藍染め、服)→⭕️
jiji(服)→⭕️
高田耕造商店(シュロ)→⭕️
角田清兵衛商店(弁当箱)→⭕️
はるかなる紀伊國〜和歌山のものづくり
7月13日(木)~7月22日(土)*会期中無休
*イベント
7月15日(土)
和歌山のおいしいもの市/田舎ごはんとカフェ 朴(天然酵母パン)、ナギサビール(地ビール各種)、シンドラー・デリカテッセン(生ハム、ソーセージ)、どれみふぁーむ温川(トマト、トマト加工品)、カワハラ畑と田んぼ(古来種野菜)など
<和歌山で巡回展をおこないます!>
8月2日(水)~8月12日(土)*8/6(日)〜8/8(火)はお休み
場所/「田舎ごはんとカフェ 朴」和歌山県田辺市中辺路町近露203 0739-65-0694
*EAT&TALK
8月11日(金)
10時〜「和歌山のおいしいものマルシェ」
熊野のおいしいもの、おいしいものを作る人が朴の店頭に集まります。
14時〜「和歌山のモノものがたり」
本展にご参加のつくり手に、それぞれのこだわり、ものづくり背景をうかがいます。