【入荷情報】杉の折敷
和歌山・熊野古道の近くの山奥に暮らす桶職人、松本濱次さんがつくる
コプスオリジナルの折敷が再入荷しました。
南国の和歌山も、山間部は厳しい寒さです。
年末に工房に伺った時は、ちょうど粉雪の舞う極寒の日。
室内は桶や樽がぎっしり!
コプス用の折敷はシンプルですが、シンプルなだけに素材がいのち。
寒暖差のある気候で育った樹齢100年前後の杉はきめ細かな木目が特徴。
いつも上質の材で作ってくださっています。

お正月も雑煮椀に清々しい杉の折敷がぴったり調和。
お客さまをもてなす時も折敷があるだけで場が改まります。
普段からハレの日まで活躍の折敷、ぜひ使ってみていただきたい逸品です。
カッティングボードの入荷アイテムは大きなサイズで3000〜3500円。
おそとごはんにも似合います。
和歌山は杉の産地。なかでも秘境と言われる龍神村は標高が高く、冬場も氷点下まで冷え込むほど。


杉はラフで安価な素材のイメージがありますが、松本さんは柾目を使って
シンプルなデザインですが、後ろ側が低くなった緩やかなカーブが特徴で、
驚くほど柔らかな風合いが優しく身体を包み込んでくれるので、座布団も不要。
最近は都内からもお問い合わせが増えているものの、和歌山の秘境まで
言わずと知れた義勝さんの息子さん。
義勝さんは去年、引退を表明されましたが、

漆を3回程度、木を守るくらいに、さらりと塗って木目が透けるように仕上げる手法も同じ。



いつもは樹齢50〜100年の紀州杉を使って仕上げてくださっていますが、
いつもよりも気持ち厚い仕上がりになったのは
一人暮らしの父親にプレゼントしたら、珍しく愛用してくれてびっくりしましたが、
今回の展示では陶やガラス、木工の作家が提案するキャンドルのある暮らしに似合う器をご紹介。
同じく、ガラスの麗さんもコプス初登場。パートドベールで表現するマットで存在感のある作品はキャンドルを灯すと一層美しく。
木工の小塚晋哉さんには、キャンドルスタンドに挑戦いただきました!
安福由美子さんの金属を思わせるさびた風合いは安定の美しさ。
秋谷茂郎さんは粉引やルリ釉など、ポットやプレート、耐熱皿など幅広くご用意くださる予定です。
そしてスペシャル!今回は、大分の「煌めき堂」が、本展のために制作してくれたオリジナルキャンドルも販売します!
とっておきのキャンドルや器と豊かな時間をお過ごしください。
オーダーといっても古材を組み合わせたり、アーティスティックな装飾をプラスしたりと
日々のお仕事のかたわら、ライフワークにされているのがオブジェの製作。
普通なら捨てられるものが、お二人の手にかかると、アートピースになる!というのが
地元の杉材で家具や木工を手がけるG Works。
糸を紡ぐところから織り上げるところまで手仕事で行うStudio ayumqの菅野あゆみさん。
ビーチにほど近い白浜で素材にこだわり静謐な洋服を作るjiji
天然の藍染を現代の感性で洋服に仕上げるニワカヤマ
昔ながらの生活に根付いたシュロ製品を手がける高田耕造商店
お父さんののもとで、長くものづくりに触れてきた逸景さん。
木の寿命よりも長く大切に使ってもらえる普段使いの器を、という思いのもと
高めの高台がついたお椀もあります。
プレートにリム皿が加わって、これもいい感じ。
ガラスや陶、木工、さらに多肉植物など9名のつくり手に
陶芸家の石井啓一さん
ガラスの西村青さん
Reshiuの木工の花器、など




